XORはなぜ必要?

先日、Macアプリ『XOR』をリリースしました。

XOR's App icon

Mac App Storeバッジ

なぜ私がこれを作ろうと思ったかというと、必要に迫られたから。

通常、商用ドキュメントの制作では作って一発OKということはなく、校正(検証)と修正を何度か繰り返して完成させます。取扱説明書の場合は製品のマイナーチェンジに合わせて改版が入ることもしばしば。よって新旧のPDFを見比べる機会が多々あります。印刷後にミスが見つかれば刷り直しの費用が発生したり納期が遅れて責任問題にもなりかねないので、できるだけ頼れるツールを用いたいところです。

新旧PDF比較の目的で最も有名なツールはAcrobat DCでしょう。業界人ならほとんどが持っているので追加コスト無しに使えるものの、残念ながら比較の精度があまり高くありません。完璧な比較結果を出してくれることも多いけど、そうでないときもあるといった具合です。

もう1つのスタンダード品がProof Checker PRO。こちらはAcrobatよりも精度が高い比較を実現していて業界人からの信頼が厚いものの、1ライセンスが100万円を超えるので、大きな組織なら導入できても中小零細業者やフリーランスの個人にはとても手が出ません。

そう、私も大手の制作会社に勤めていた頃はProof Checker PROが使えたけど、離職した今はどうにも…。

そんな中、ある日ふと思いました。「以前、自身が作ったPhotoshopプラグインをアプリにすればそこそこ売れるのでは?何より、自身が楽になるぞ」と。

それから紆余曲折があったけど、見込みよりも数ヶ月遅れでようやくMac版だけ先にリリースできました。