AFFINITY Publisher

AFFINITY Publisherが実用に耐えられそうか試しています。私のAdobe Creative Cludの年間契約が来月切れるので、差し支えなければ解約しようと。

AFFINITY Publisher
AFFINITY Publisherのアイコン

まずはInDesignからのデータ移行。AFFINITY Publisherは.inddファイルを読み込めないので、.inml形式で書き出しておく必要があります。

ちなみに.indbファイルも読めないみたいですね。大規模なドキュメントを作る際、章ごとにファイルを分けることはできないのかな。ちょっと不便だ。

さて、とある,inmlファイルをPublisherに読み込ませたところ、配置画像内のフォントが化けることに気づきました。

文字化け画像
ダイアログの案。左側が日本語表記、右側が英語表記です。どちらも文字化けします

この画像は.aiファイル(Illustrator形式)。そこでEPSに保存して配置し直すと正しく表示されるようになりました。

他にも、マスターページ上のノンブル用テキストボックスなどが再現されないなど細かな不都合はあるけど、まあその程度。AFFINITY Publisher、ドキュメント制作に必要な一通り備えていそうなので自分用にはこれでいいかなと。

もちろん受注して制作する際には業界標準のツールを使わざるを得ないけど。

Adobe Creative Cloudやめようかな

AFFINITY Black Fridayセール

AFFINITYのサイトでBLACK FRIDAYセールが開催中です。

AFFINITYではこんなクリエイティブ系アプリ(Mac or Windows or iPad)を展開しています。

それぞれ定価が7,000円(iPad版は2,700円)だけど、セール中は30%OFFで4,640円(iPad版は1,220円)とお得です。

実は私もこの際、Affinityの3製品を導入してAdobe CCから乗り換えてしまおうかと思っています。何しろAdobe CCは年間プランで74,976円(6,248円 x 12)かかるので。

いや、その定額内でPremiere ProやLightroomといった有名アプリやフォント類も使い放題なのだけど、自身が使うアプリは限られてて。

それに近年は制作を請け負って納める機会も少なくなったので、もう頃合いかなと。Adobe CCはサブスクなのだから一旦解約して、先々必要になったら短期に再契約すればいいし。

でも、Web用に画像を作成・加工したり、各種ドキュメントを作ることは多々あるので代替のアプリは必要。そこでAffinityは有力な候補になり得るかなと。仮に機能がAdobe CCほど充実していなくても必要十分レベルならOKです。

もちろん使い方は新たに習得しなければならないけど、実はAdobe製品もバージョンアップのたびにUI設定がリセットされたり動作が重くなるので苦労も多いのですよね。

テレワーク制作向けお勧めPC

日本全国で緊急事態制限が解除され、通勤を再開した会社もあれば、テレワーク体制を維持する会社もあるのでしょう。

ただし、新型コロナウイルスが再拡大すればまた外出自粛が求められるし、秋冬には第二波の到来が確実視されているので、テレワークの可否や生産性の良し悪しが同業他社との競争力に関わってくるかもしれません。

そこで印刷物の製作者向けPCを紹介します。

なお、この機種は実はベアボーンモデルで、メモリーとSSDを別途用意して装着する必要があります。言い換えれば、それぞれ好きな容量のものを自分で追加できるわけです。

Mini PC PN60-BB5087MH

Windows機なら私のお勧めはASUS Mini PC PN6D(税別54,364円)です。

サイズはこの通りとてもコンパクト。

ASUS PN60-BB5087MH

そして背面にはHDMIポートが二つあるのでデュアルディスプレイ構成が簡単に構築できます。

ASUS PN60-BB5087MHの背面

テレワーク制作のネックの一つが校正紙の扱い。会社にいるときのようにプリントアウトして赤入れした原稿を他者に渡すことが簡単ではないので、校正紙はPDFに置き換える必要があります。

そのため制作業務においてはデュアルディスプレイが理想です。片方に原稿類を表示して、もう片方でDTPや校正作業を行えば効率が良くなります。

Adobe CCアプリを日本語化するには

只今page2020への出展準備中です。具体的にはブースに貼るポスターと配布チラシ類の紙面を試行錯誤しています。

そんな中、Adobe Creative Cloudのアップデートを見つけたので適用したら、アプリが英語版として起動しました。InDesign、Illustrator、Photoshop共々です。

まあ、長年使ってきたのでUIの表記が英語でも大抵の機能は使えてしまうのだけど、InDesignの場合、トンボの形状が変わってしまうのですよね。

US仕様のトンボ
US仕様のトンボ
日本仕様のトンボ
日本仕様のトンボ

US仕様のトンボでも内側の面積は同じはずだけど、印刷をお願いする際に印刷会社のスタッフが戸惑うかもしれないので、日本語版で改めて印刷用PDFを出力し直した方が無難です。

そこで調べて解った言語モードの直し方は以下の通り。

  1. Adobe Creative Cloudアプリを起動
  2. ウインドウ上部の歯車アイコンをクリック
  3. 「アプリ」セクション内の「初期設定のインストール言語」で「日本語」を選択
Adobe Creative Cloudアプリの設定画面
初期設定のインストール言語として「日本語」を選び直す必要があります

ただし、これだけではアプリを再起動しても日本語化されず、そのアプリをアンインストールしてから再インストールする必要があります。

ということはAdobe CCアプリはOSの言語設定によって表示言語が切り替わるのではなく、各言語版をインストールする必要があるのですね。前時代的な仕様だけど、メニュー項目以外にも上記のトンボのように各言語ごとのカスタマイズが必要だからそうなっているのだと推測します。

テレビを物色して気づいたこと

近々自宅のテレビを新調しようと思っています。ちなみに条件は以下。

  • 32インチ
  • 壁掛け対応
  • オンタイマー付き

そうして見つけた中からもっとも良さげだったのはハイセンス 32E50。

ハイセンス 32E50

この機種のいいところは1.5倍速再生ができることと、再生中に[10秒戻る]や[30秒進む]が使えること。iOSのPodcastやNetflixなんかのアプリでもお馴染みの機能ですね。

ただし、この機種に絞り込むまでは結構大変でした。目覚ましにも使いたいのでオンタイマーは必須だけど、AmazonやKakaku.comの掲載情報では有無を判断できないので、各メーカーのサイトから取扱説明書をダウンロードして一つ一つ確認する必要があったのですよね。

でも、その過程でいくつか気づきました。

  • どのメーカーも50ページ超の取扱説明書を用意している
  • それらは外部の制作会社によって制作されてていると思われる
  • 各メーカーは同じ32インチでも複数モデルを展開している
  • 各メーカーは40インチや43インチ機も展開している
  • 各メーカーは4Kにも注力している

何が言いたいかというと「テレビだけでも実に多くの機種が販売されていて、ドキュメント制作会社にとって重要なお得意様になっているはず」ということ。

ただし、サイズが変わろうともテレビはテレビ。機種が違っても記載内容の大半は共通しています。従って新機種用の取説は既存機種のものを流用して制作します。

ならば、「意図した修正がされているか」や「余計な修正がなされていないか」の確認が重要になります。よってその工程を効率的に行えれば、品質を確保するとともに制作時間の短縮、ひいては制作コストを圧縮できます。

テレビは今でも花形商品で、五輪&パラリンピックを控えているので各社とも気合が入っているだろうけど、他方で製品の売価は下がっているので、制作会社が受け取る制作費もホクホクとはいかないはずです。

というわけで、制作のコストカットを実現したい制作会社の方々には、ぜひPDF比較アプリXORの導入をご検討いただきたいと思います。

また、メーカー側でも制作会社から仕上がってきたPDFをチェックする機会があるはずなので、やはりXORは有益なはずです。

現状はMac版しかないものの、来月中にはWindows版もリリースできる見込みです。