Windows版XORの開発状況

Windows版XORの開発が着々と進んでいます。スクリーンショットはこの通り。

Windows版XOR

機能はMac版と同じです。おそらく価格も。

そして肝心のリリース時期ですが、今月末を目指しているものの、9月にずれ込むかもしれないという状況です。今しばらくお待ちください。

Araxis Merge

Araxis Merge 2019のアイコン

Araxis Merge 2019というソフトウェアの存在を知りました。主な機能は以下の通りとのこと。

  • ファイルの比較とマージ
  • フォルダー比較と同期化
  • バイナリ ファイル比較
  • イメージ ファイル比較
  • レポート出力

どうやらPDFの比較もできるそうな。しかもWindows版だけではなくMac版もあるのですね。

そうなるとXORとも用途が重なる上に、XORよりも多機能です。しかもStandard Editionが27,000円と安価。これは強敵かも。

ということで早速評価版を申し込んで試してみました。もしPDFの比較機能がXORとそっくりだったらXORを勧めづらくなりかねないので。

でも、結果は取り越し苦労でした。XORとは目指すところが完全に違うようです。

Araxis Merge 2019に対する私の印象は「diffの技術を基に各種便利機能を実現したツール」です。とりわけテキストの比較に多大な効果を発揮してくれそうです。

macOS Catalina

先日、新しいmacOSが発表されました。6月発表、9月リリースは毎年恒例ですね。

macOS Catalina

気になるのはAPIの変更の有無。現行のXORが修正なしに使えるかどうか。

当面はWidndows版の開発が優先だし、もし8月中ぐらいにそれをリリースできれば、スムーズにmacOS Catalina対応が要るかどうかの調査に取りかかれそうです。

PDFヴィジュアル比較へのこだわり

XORは二つのPDFをヴィジュアル的に比較します。解析比較ではどうしても比較漏れが起きたり、処理が重くなってアプリが異常終了しがちなので。

もちろんPDFのヴィジュアル的な比較は普遍的なニーズなので既存製品がいくつもあります。でも、それらは皆、二つのPDFを与えると、全ページ分の比較結果のビットマップファイルがバッチ処理で生成される感じです。ビットマップファイルは、例えばこんな感じの。

Proof Checker PROによるビットマップ比較結果
ビットマップ比較の結果。Proof Checker PROのサイトから拝借

でも、私がやりたかったのはこれではなかったのですよ。そう、私が理想とするヴィジュアル比較は「対になるページをいつでも比較できて、いつでも並べた状態に戻せる」というものでした。バッチ処理でファイルを吐き出すのではなくインタラクティブ(対話型)のツールです。画像ファイルこの方が断然効率的かつ便利だと思うので。

というのも、バッチ処理でビットマップファイルを生成してくれても、元のPDFと見比べる工程が発生します。しかも新旧両方のPDFと見比べるのは結構大変です。つまるところ不効率です。

よって試行錯誤の末、現在のXORの仕様に落ち着きました。

インタラクティブツールの使い勝手の良さは実際に試せば分かっていただけると思います。30日間の無料使用期間があるので手頃なMacをお持ちでしたら是非お試しください。

PDF解析比較の致命的な弱点

Adobe Acrobat DC PROのPDF比較機能は解析比較方式です。二つのPDFのデータ構造を解析して付き合わせて比較します。

この方式の弱点は二つ。

  1. 時々比較もれが起きる
  2. 動作が重たい

1 の説明は『AcrobatのPDF比較で痛い目にあった話』を参照してください。

2 は時としてもっと厄介です。例えば100ページを超える二つのPDFを比較しようとすると、前処理に長い時間がかかった挙句、比較中にアプリが異常終了して時間が無駄になることも多いので。散々待たされた上に途中までの比較結果さえ提示してくれないという。

もちろん50ページずつに切り分けて別々に比較することはできるけど、面倒ですよね。場合によってはもっと細かく分けなければならないかもしれないし。

ちなみにXORなら100ページかそこらならへっちゃらだし、PDFを読み込んだら前処理もなくすぐに比較を始められます。