Wi-Fiルータを買い替えてもよかったけど

NASの機種選定で迷っているとき、「Wi-Fiルータに外部ストレージを繋げばNASとして使える」という話を聞きました。考えてみれば確かにそうですよね。

そこで自宅のWi-Fiルータの背面を確認したところUSBポートがありません。昨秋買い替えたばかりのその機種はNAS化できないようです。

ならばNASではなくWi-Fiルータの方を買い換える手もあります。手持ちのWi-Fiルータはヤフオクで売ればいいし。

NAS化対応のルータは例えばこの機種。

ASUS WiFi 無線 ルーター WiFi6 2402+574Mbps v6プラス対応デュアルバンド RT-AX3000 V2 Broadcom クワッドコア CPU 1.7GHzメッシュ機能付 3階建/4LDK
ASUS WiFi 無線 ルーター WiFi6 2402+574Mbps v6プラス対応デュアルバンド RT-AX3000 V2 Broadcom クワッドコア CPU 1.7GHzメッシュ機能付 3階建/4LDK

Amazonのページには何も書いていないけどマニュアルを読むと確かにNAS化できると書いてあります。

ただし、念のためサポートHDDのリストを見てみたら気になる点が。

ASUSルータのサポートHDDリスト
ASUSルータのサポートHDDリスト(抜粋)

RT-AX3000、というか全機種がexFATフォーマットをサポートしていません。MacだけならHFS+でいいけど、Winでも使うならexFATじゃないと。

というかNASは基本的にディスクフォーマットを意識しないと思うので、この場合は簡易NASなのかな。

詳しいことはよくわからないので今回はパスしました。

NASを購入

NASを購入しました。目的はMac mini、MacBook Air、Windows PC間のファイル共有です。

機種選定ではあれこれ迷ったけど、最終的に選んだのはこちら。

BUFFALO NAS スマホ/タブレット/PC対応 ネットワークHDD 2TB LS210D0201G 【エントリーモデル】
BUFFALO NAS スマホ/タブレット/PC対応 ネットワークHDD 2TB LS210D0201G 【エントリーモデル】

売れ筋一位の廉価なエントリーモデル、容量は2TBです。

欲を言えばHDDを2台搭載してRAIDが組める機種が理想だけど、個人でNASを使うのは初めてなので、まあ当面はこれで良かろうと。

使っていて限界が見えてきたらより良い製品に買い換えます。

Microsoft Store以外の販路は?

先日、とある企業様から問い合わせをいただき「XOR for WindowsをMicrosoft Store以外で購入できないか?」と尋ねられました。何でも社内規定でMicrosoft Storeへのアクセスが禁止されているとのことです。

Microsoft Storeのアイコン

でも、残念ながら今のところその方法はありません。というのもMicrosoft Store以外でアプリを展開するとあれこれ余計なコストがかかってしまうので。

まず、パッケージを作るとメディアを用意して箱詰めやラッピング、発送、在庫管理などのコストが発生する上、請求書、領収書を交わす必要も出てきます。

他のオンラインストアを使うにせよ、ライセンス管理のためにはサーバーを立てて常時稼働させた上に、サブスクリプションなのでクライアントごとの1ヶ月単位の運用マネジメントが必要になります。というか、Microsoft Storeへのアクセスが禁止の企業では他のオンラインストアも禁止ではないでしょうか。

ライセンス管理用のサーバーの代わりにUSBドングルを採用してドングルを刺したPCでしか動かなくする手もあるけど、それだとサブスクリプションではなく、売り切り方式にして価格を高く設定しなければならず、利便性も下がります。「安価なサブスクで解約・再契約は自由」「職場でも自宅でも旅先でも使える」がXORのセールスポイントなので。

なお、それらのコストはMicrosoft Store経由で展開する限り一切考慮不要です。支払いやライセンス管理はStoreが担ってくれており、当方のような零細事業者にとってはとてもありがたく、これ以外の販路で展開することは不可能です。

心苦しいのですが、お問合せいただいた企業様のご期待には応えられませんでした。

XOR for Windows Version 1.5

XOR for Windows Version 1.5の紹介動画を公開しました。

XOR for Windows Version 1.5のリリースは今年の1月5日だから、とっくに公開しておくべきだったのだけど、何となく手をつけられないまま半年余りが経過してしまって。

それでも、最近XOR for Winのサブスク収益が伸びてきたことで、その必要性を感じて動画を用意し、公開した次第です。

収益がもう少し伸びてくれれば、Mac版と同様のVersion 2.0、さらには3.0にも本格的に取り掛かれるかと思います。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。

XORはセブンコーヒー18杯分

さまざまな商品の値段が上がっている中、セブンコーヒーの値上げが発表されました。7月4日以降、レギュラーサイズが100円から110円に上がるそうで。

セブンコーヒー(R)

他方、XORのサブスクリプション費は月額2,000円のまま据え置きです。これまで「XORのサブスク費用はコンビニコーヒー20杯分」と言ってきたけど、この先は18杯分ってことになるわけだ。

そう聞くと何だか値打ちが下がったような気がしないでもないけど、「プロ用のPDF比較アプリが月々コンビニコーヒー18杯分の費用で使える」と言い換えればお得感が増すのではないでしょうか。