Job – XOR for Mac & Windows:リアルタイムPDF比較ビューワ

UCC DRIP POD

UCCのDRIP PODを導入しました。いわゆるコーヒーメーカーです。先日、サウナ目的で極楽湯多摩センター店に出向いたところ、仮店舗でキャンペーンをやっていて。

担当の若い女性2人は派遣社員かな。わざわざ尋ねはしなかったけど、以前どこかでそんな求人を見かけたことがあったから。出来高に貢献できたなら嬉しいです。今の日本は非正規労働者に冷たすぎます。まるで「非正規=正規雇用から落ちこぼれた人たち」といったカースト制度のようだし。

UCC DROP POD

さて、キャンペーンの内容はこんな感じ。

  • コーヒーメーカー本体+専用カプセル15個アソートが無料
  • コーヒー豆の専用カプセル12個入りを5箱 x 4回のサブスクリプション
  • コーヒー豆の専用カプセルは最長45日おきで届く(期日延長可)

私もコーヒー好きだけど特に拘りはないので安いインスタントコーヒーでも満足できるものの、前々からコーヒーメーカーで淹れるコーヒーには憧れがあったのですよね。

DRIP PODのカプセルは1杯あたり82円ぐらいだからインスタントコーヒーよりも割高だけど、経費として計上するのでOKです。

DRIP-POD (ドリップポッド) UCC 一杯抽出 コーヒーマシン カプセル式 DP3 ブラウン + UCC ドリップポッド テイスティングキット15P ポッド・カプセル 【コーヒーメーカー】 【ギフト】【中元】【歳暮】【父の日】【父の日】【アイスコーヒー対応】【静音】【レギュラーコーヒー対応】【緑茶】【Amazon.co.jp限定】

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¥13,200(税込)

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非正規の増加は腐った雇用習慣の結果

先日、togetterでまとめられている下記のXポストが目に止まりました。

togetterのまとめ:マレーシア在住の社長「日本をダメにしたのは派遣労働だと叫ぶ人がいます。彼らは竹中平蔵悪玉論も訴えます。しかしこの見方は極めて短絡的です」「本当の問題は日本の腐った雇用習慣です」

マレーシア在住の社長「日本をダメにしたのは派遣労働だと叫ぶ人がいます。彼らは竹中平蔵悪玉論も訴えます。しかしこの見方は極めて短絡的です」「本当の問題は日本の腐った雇用習慣です」

タイトルを読んで、またぞろ「派遣労働は自己責任の結果」「努力すればその境遇を抜け出せるはずだから放置していい」「自分たちが納めた税金を就職氷河期世代の支援なんかに使うな」といったクズ意見の記事かと思いきや全然違っていて、冷静な分析が続きます。いわゆる「竹中平蔵悪玉説」に異論を唱えているだけです。

以下、要約。

  1. 人材派遣は70~80年代にかけて整理解雇を巡る裁判が無数に起き、ほぼ全てで企業側が敗訴して正社員の解雇が難しくなった結果、バッファとして生まれた
  2. 日本には2021年時点で42,448社の派遣会社があり、断トツ世界一
  3. 派遣業界の平均利益率は僅か1.2%。派遣会社も儲かってはいない
  4. 解雇規制、特に過去の判例が企業を派遣に走らせたのだから、そこを抜本的に改革すべきで、金銭解雇の法制化などは必須
  5. 日本は世界で最も同一労働同一賃金からかけ離れており、ここが治らない限り日本経済の復活は不可能
  6. 派遣が増えたのは解雇規制の結果だが、解雇規制を緩和すると失業率も海外の様に大幅に上がる
  7. 法令だけ見れば日本の解雇規制は世界でも厳しくない方だが、判例では世界屈指の厳しさ

人材派遣の始まりは古くとも小泉政権下でなされた派遣分野拡大の影響は大きく、竹中平蔵氏が無関係だったとは思えないけど、ここではスルーして、最も重要なのは「5.」でしょう。

かつて派遣労働は価格競争力がある職種だけに認められていたように、派遣社員の存在や働き方が悪いのではなく、問題は現状の「派遣(非正規)労働者≒低賃金」という図式が派遣の当事者のみならず、中小企業の正社員の賃金も抑制している点です。

やはり解雇規制が問題か?

上記の「4.」 には「解雇規制、特に過去の判例が企業を派遣に走らせた」とあり解雇規制の緩和は急務に思えるかもしれないけど、他方で「6.」に「解雇規制を緩和すると失業率も海外の様に大幅に上がる」と書かれている通り、それを先に改革するのは悪手です。

経営者にしてみれば業務のパフォーマンスが不十分な社員を抱え続けたくないのは当然だし、そのような同僚を持つ労働者にも不満はあるだろうけど、正社員を解雇しやすくすればいいかというと、そう単純ではありません。

解雇規制緩和の副作用

解雇規制の緩和、つまり金銭解雇を可能にしたら労働者を繁忙期などに短期雇用してすぐに解雇する経営者が必ず出てきます。正社員の有期雇用化です。

また、特定の社員に対して「割増退職金を受け取って辞めるか、それとも賃下げを飲むか?」と迫る経営者も現れるでしょう。つまり、労働者の立場が弱くなります。

まあ、それらのチート技は法的な罰則次第で防止できるかもしれないけど、そもそも経営者が誰かを解雇しても、代わりの正社員を雇ったり、浮いた人件費で残った他の社員達に還元したり、設備投資に充てる確約はありません。

結局、解雇規制を緩和すると失業者を増やしつつ、多くの企業のスリム化にばかり寄与する可能性があります。それは個々の企業、経営者にとっては合理的でも合成の誤謬で日本全体の経済にはマイナスに働くと。

よって解雇規制を緩和するよりもセーフティネットの充実の方が先です。それは竹中平蔵氏が「派遣分野の解禁自体は正しかったがセーフティネットを張らずにやったのが拙かった」と振り返ったことにも通じます。

戦力外社員はなぜ辞めないのか?

そもそもパフォーマンスが不十分な社員が辞めないのは「今の会社にしがみついた方が有利だから」でしょう。自身の立場が危ういことや居心地が悪い自覚があっても、「今辞めて再就職に難航すれば人生がたちまち不利になるから、できるだけ会社にしがみつこう」という思惑が働いて。住宅ローンや子供の養育費負担があるなら尚更です。

「在職中に転職先を探してから辞めればいい」という声もあるだろうけど、新たな職場が自分に合わなければ、また就活せざるを得なくなるわけで、やはり会社を辞めることを躊躇せざるを得ません。

ならば解は「転職に踏み切りやすい社会にする」です。それがセーフティネットとして機能すると。

今の会社では成果をあげられない人でも、別の会社、あるいは異業種でなら重宝される人材かもしれないし、人生100年時代とも言われる今、いつかは次なるキャリアに踏み出すなら早い方が賢明です。

転職に踏み切りやすい社会とは?

転職に踏み切りやすい社会とするために必要な処置は「派遣(その他の非正規フルタイムワーカーを含む)の賃金水準の底上げ」です。

上記の「5. 日本は世界で最も同一労働同一賃金からかけ離れており、ここが治らない限り日本経済の復活は不可能」という見解の通り、内需を拡大して日本経済を再活性化し、社会保障の永続性を担保するためにもワーキングプアと呼ばれる人達はできるだけ減らす必要があります。

同一労働同一賃金ではなく賃金底上げ

ただし、同一労働同一賃金の追求では解決しません。同じ労働内容でも「正社員と非正規社員では責任範囲が違う」などと言えば骨抜きにできてしまうので。

よって、立法でフルタイムワーカー向け最低賃金を設定するなどして賃金水準を上げる必要があります。正社員を派遣社員に置き換えても人件費の削減にならなくすると。

そうして今の会社を辞めて再就職までしばらく派遣で働いても所得が極端に下がることがなければ、生き方を変えたい正社員は迷わず離職に踏み切れます。

派遣社員がホクホクとはならない

では、賃金水準が上がれば派遣を始めとする非正規フルタイムワーカーが無条件に報われるかというと、そうでもないでしょう。企業側にしてみれば人件費削減の効果が薄れるので派遣労働者の雇用機会は減っていきます。

でも、それこそが狙いです。企業は割安ではなくなっても期間限定で雇える点を重視して派遣社員を使うか、それとも別の雇用形態の労働力を求めるかの選択を迫られるのだから。

派遣社員の代わりに正社員を雇うのか、パートやアルバイトで回せるよう業務を簡略化するのか、それともDXやAIの導入を進めるなどして業務効率を高めるのか。そこは自由です。

結果、優秀な元派遣社員は好条件の雇用にありつける一方、そうでない人は条件が劣る雇用に甘んじることになるでしょう。でも、それって本来の姿ですよね。

派遣労働市場の黄昏

まあ、派遣労働市場は縮小して派遣会社の多くは淘汰されることになるけど本質的に手配師ビジネス。派遣した社員の上前をハネて成り立っている会社がこんなにたくさんあることが不健全です。

それに、労働市場の流動性が高まれば、派遣会社の元社員を含む多くの求職者にとって雇用機会が増えます。派遣会社勤務の経験が労働市場でアピールになるかは分からないけど。

さあ、解雇規制を緩和しようじゃないか

そうやってセーフティネットを張った後であれば解雇規制を緩和しても大丈夫。と言うか、きっとポジティブな効果が得られるでしょう。

ただし、間違っても解雇規制の緩和を先にやってはダメ。それだと阿鼻叫喚、正社員が続々とセーフティネットなしの非正規市場に吸い込まれていきます。

選択的夫婦別姓の代替案

選択的夫婦別姓制度の法案は今の国会での採決が見送られ、継続審議となりました。

でも、あくまでも「選択的」であり、同じ姓を望む人が別姓を強いられるわけではないのだから、さっさと通してしまいたいところです。

選択的夫婦別姓に反対する人の中には「夫の姓と妻の姓、どちらでも選べるのだから男女不平等ではない」と言い張る者もいるけど、婚姻届を提出した夫婦のうち約95%は女性が改姓しているのだから、社会通念や圧力が強く働いています。

それでも夫婦同姓がいいと言うなら、こうしましょう。「婚姻時、夫の姓と妻の姓、どちらを名乗るかはチンチロリンで決める」と。

サイコロ(1・4の半)

役場にはサイコロ2個が常備され、婚姻の夫婦もしくは代理人が振った目が丁なら夫の姓、半なら妻の姓に決定。一回きりの恨みっこなしです。

これなら結果が限りなく半々に近づくので夫婦同姓でも男女不平等ではなくなります。

AIが示す日本の少子化の原因

2024年の出生率が1.15と発表されました。数でいくと68万人。政府予想よりも15年早まったのだそうな。

人口は必ずしも国の豊かさには比例しないものの、急な減少は社会の安定を脅かすので、少子化ペースを少しでも緩めたいところです。

そこでまたChatGPTに少子化の原因を訊いてみました。

AIのイメージ

日本の少子化の主な原因は、複数の社会的・経済的・文化的要因が複雑に絡み合っています。以下に代表的な原因をカテゴリごとに整理します。


🔹 1. 結婚率の低下・晩婚化

  • 日本では「結婚=出産」という価値観が強く、未婚者が子どもを持つケースが少ない

  • 晩婚化が進行し、結果的に出産可能な年齢が短くなる。

  • 生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚していない人の割合)は増加傾向。


🔹 2. 経済的不安・不安定な雇用

  • 若者の非正規雇用や低賃金が増加し、将来への不安から結婚や出産をためらう。

  • 教育費や住宅費、保育費など、子育てコストの高さが重い負担。


🔹 3. 子育て支援の不足

  • 保育園不足、待機児童問題、病児保育の課題など。

  • 働きながら子育てをするインフラが完全に整っていない

  • 地域差が大きく、「子育てしやすい場所」が限られている。


🔹 4. 長時間労働とワークライフバランスの悪さ

  • 特に男性の育児参加が難しく、女性に育児負担が偏る

  • 共働きでも家事・育児の分担が進まず、負担感が重い。

  • 長時間労働文化が、家庭生活との両立を妨げる。


🔹 5. 都市部への人口集中(東京一極集中)

  • 先ほど述べた通り、都市部では生活コスト・住環境・育児支援がネックになりやすい。

  • 地方では若者の流出により、出産世代そのものが減少。


🔹 6. 社会的価値観の変化

  • 「結婚しない自由」や「子どもを持たない人生」が以前より選択肢として受け入れられるように。

  • 子どもにかける理想や期待が高くなり、「完璧な育児」を目指す傾向がプレッシャーに。


🔹 7. 女性の高学歴化・キャリア志向の強まり

  • 教育・キャリア形成に時間がかかるため、出産・育児との両立が困難に

  • 出産後の復職やキャリア維持が難しい現状が、出産意欲の低下に繋がる。


✅ 補足:統計で見る少子化の現状(2024年時点)

  • 合計特殊出生率:1.20(過去最低)

  • 結婚の平均初婚年齢:男性 31歳、女性 29歳前後

  • 生涯未婚率(2020年国勢調査):男性 28%、女性 17%


🔍 要約

日本の少子化は、「結婚しにくい」「出産・育児しにくい」「子どもを持つメリットが感じにくい」という構造的問題の結果です。単一の原因ではなく、社会全体の仕組みと価値観の変化に起因しています。


ご希望があれば、海外と比較した少子化要因や、日本の具体的な対策(成功例・課題)についてもご紹介できます。

なるほど。

この内「🔹 1. 結婚率の低下・晩婚化」は経済状況が好転しないと向上しないかと。

でも「🔹 2. 経済的不安・不安定な雇用」は確かに大きそう。自分が生きるので精一杯なら結婚や出産に積極的になれない人も多いでしょう。

「🔹 3. 子育て支援の不足」は国や自治体があれこれ頑張ってはみたものの今の状況だから、やらないよりはいいけど焼け石に水。他の要因を改善しないことには。

「🔹 4. 長時間労働とワークライフバランスの悪さ」はどうだろうな。いいことばかりではないにせよ労働時間に対する働き方改革もかなり浸透してきたし。

「🔹 5. 都市部への人口集中(東京一極集中)」は、これこそ最大要因でしょうね。理由は後述。

「🔹 6. 社会的価値観の変化」はどうだろうな。もし経済的な不安が薄れて心に余裕ができれば価値観なんて変わりそうです。

「🔹 7. 女性の高学歴化・キャリア志向の強まり」は、そりゃあるかもしれないけど、子供を持つこととの二律背反ではないだろうに。

こうして見ると、諸悪の根源は「🔹 5. 都市部への人口集中(東京一極集中)」に思えてなりません。それに比べれば他の理由はどれもランクが下がるだろうと。

何しろ東京の出生率は全国最低。中央世帯の豊かさでも住居費や通勤を鑑みるとやはり最低です。東京の出生率が低いのは若い女性が流入するからという分析もあるけど、主に住居の問題で東京が子育てに向いていない点に変わりはないのだし。例えば、東京都心に勤めている都民は多いけど、子供を持つために広い住居に引っ越せば通勤がハードになったり、保育園へのお迎えで働き方に制約が出かねないと。

また、中には故郷の就職難と男尊女卑といった因習を嫌って東京に出た女性もいるやに聞くけど、東京に出たら出たで別の形で疲弊するわけです。

といった具合に、子育てに向かない東京に職が集結していて子育てに向いた地方には職の口が少ないというミスマッチ。

だとすると、少子化のペースを緩めるには東京に集結している企業の一部を地方の中核都市に移転させるのが効果的、というか残された唯一の手段だと思います。東京一極化の是正ですね。その他の要因への対策はどれも実施が難しいか、やったところで効果は乏しいだろうと。

ChatGPTの苦手な分野

出遅れ感はあるけど私も最近ChatGPTを試しています。

先日受講した『初心者から始めるChatGPT徹底解説WEBセミナー』では、講師の七里氏が「ホワイトカラーの仕事はもうすぐAIに取って代わられてなくなる」などと言っておられました。

まあそれは大袈裟なポジショントークで、実際にはケースバイケース。上手く使えば便利でも、なかなか有効に使えない場面も多いでしょう。

差し当たり私の関心事は「ChatGPTに、修正の前と後のPDFの違いを洗い出せるのか?」です。AIがXORの代替になり得るなら私のビジネスはあがったりだなと。

そこで、いつもの魚類図鑑風サンプルPDF(下図。画像のクリックでダウンロード可)をChatGPTに読み込ませて「両方のPDFの違いを教えて」と入力してみました。

比較用サンプルPDF(修正前) 比較用サンプルPDF(修正前)
比較用サンプルPDF(修正後) 比較用サンプルPDF(修正後)

結果はこちら。

両方のPDF「FrogfishWorld-1_CMYK.pdf」と「FrogfishWorld-2_CMYK.pdf」の違いを比較したところ、以下のような主な差異が見つかりました:


1. 著者情報の詳細

  • 1版(FrogfishWorld-1):

    • 著者表記: 「ヨガタ ミチアキ」

    • コメント: 「原稿依頼中」とだけ記載。

  • 2版(FrogfishWorld-2):

    • 著者表記: 「よがた みちあき」

    • 詳細なプロフィールが追加。

      • 出身地、生年

      • 経歴(Cカード取得年、フォトコン入賞歴)

      • 好きな被写体・海

      • 使用機材(Nikon D7000等)


2. 目次の違い

  • 1版:

    • 「ガマアンコウ」が「データ」セクションに含まれていない。

    • データの項目はページ23から。

  • 2版:

    • 「ガマアンコウ」がバリエーションに含まれページ23に登場。

    • 「データ」項目はページ24から始まる。

    • 新たに「INDEX(索引)」がページ31に追加されている。


3. 誤字修正

  • 「金環」 → 「金環」に変更(ページ18)

    • 2版ではDTP側による調整で変更された旨が欄外に注記あり。


4. 細かな文章の調整

  • 一部のページで撮影地表記が変更:

    • 例:ページ4「撮影地:レンべ」→「撮影地:アンボン」など。

  • 句読点や文体の微調整も一部見られるが、全体構成や写真は基本的に同じ。


5. ファイル末尾のデータ表記

  • 1版:

    • 最後に「FREE」と記載。

  • 2版:

    • 「¥0」と記載されており、日本語環境に合わせた表記。


必要であれば、レイアウト・画像・フォントなどのデザイン面の違いも精査できます。ご希望ですか?

結論を先に言うと、これダメですね。最初にChatGPT自身が「主な差異が見つかりました」と言っている通り、抜粋されています。当然ながらすべての箇所を洗い出してくれないと変更箇所の確認にはなりません。

例えば、表紙には「TLOPICAL」→「TROPICAL」というスペルミスの修正があるけど、検出してくれていません。同じく著者名「Michiaki Yogata」→「YOGATA Michiaki」の表記変更も。

また「1. 著者情報の詳細」として検出してくれている違いはP.2のものだけど「P.2」とは書かれていません。内容も微妙に間違っていたり、不足があります。

それ以降のページでも、あれこれ見落としや不完全さがみられます。

最後に「必要であれば、レイアウト・画像・フォントなどのデザイン面の違いも精査できます。ご希望ですか?」とあるので「レイアウト・画像・フォントなどのデザイン面の違いも精査して」とオーダーしても、別の要約を出してきます。

せめて検出もれを防げないかと「両方のPDFの違いをすべて教えて」と入れても、ピックアップされる項目に変更はあれど、すべては洗い出してくれません。

よって現段階のChatGPTは画像とテキストがレイアウトされた文書PDFの差分検出には到底使えないようです。そう言えば、セミナー講師の七里氏も「AIは編集や校正が苦手」などと言っておられました。

そう、新旧PDFの差分確認は編集・校正業務の作業の一部。まだまだAIで代替できる段階ではなく、XORの需要もすぐさま無くなることはないでしょう。とりあえず安心です。

でも、これが約款のようなテキストオンリーのPDFであればかなりの精度でチェックしてくれそう。とはいえ、それって昔ながらのdiffでもできたよな。

衆議院選挙2024の結果を受けて

衆議院選挙2024の議席比較図

衆議院選挙の結果は与党惨敗となりました。分析は他者に任せるとして私が気になるのはこれからの話。

本来ならこれほどの大敗なのだから石破首相は責任を取って辞任し、わずか1ヶ月の超短命内閣になるところだけど、石破首相は大相撲に例えるなら「昇進直後に負け越した一人横綱」みたいな立場。引退も休場も許されません。

よって最初の試練は首班指名。野党が結託すれば野田佳彦首相による少数政権も考えられるのだけど、国民民主党の玉木代表は「決選投票でも無効票は承知で玉木雄一郎と書く」と言っています。首相の座を差し出して自国公連立の玉木政権という線もなさそうなので、まあ石破首相が指名されるのでしょう。

ただし、それは野党としても願ったり叶ったり。できれば来年夏の参議院選挙まで続けてほしいのではないかと。どうせ裏金一つとっても解決には至らないだろうし、楽に勝てそうだから。

そうして参院でも自公を過半数割れに持ち込めれば、野党一致で虎の子の「世襲禁止法案」を通せます。政治資金の世襲を課税対象にするか禁止。そして親族と同じ選挙区からの出馬を禁止すると。世襲は当然ながら自民党長期政権あってこその習慣なので自民党の弱体化を狙えます。そうなると、例えば盤石な地盤を持つ小泉進次郎議員が神奈川11区ではないところから出ざるを得ないとか。さぞ国会の勢力図が変わることでしょう。

小泉Jr.は雇用規制を強化したいらしい

自民党総裁選を争っている小泉進次郎議員が打ち出した解雇規制の緩和(後に解雇規制の見直しと訂正)に対して私はどうにもモヤモヤした思いを抱いていました。

でも、BSフジの9月20日(金)の番組で国民民主党の玉木雄一郎代表が私のモヤモヤの正体をうまく言い当ててくれました。「企業が社員を解雇しやすくする代わりに企業側にリスキリングや再就職支援を義務付けるのは、むしろ解雇規制の強化なのでは?」と。

そうですよね。リスキリングは会社の将来を支えてほしい社員のスキルアップを図るもので、辞めてもらう社員に会社がリスキリングのプログラムを行うのは変な話だろうと。

よってリスキリングを法的に義務付けても、せいぜい修了時に難しいテストを課して「及第レベルに達しなかったので辞めていただきます」という解雇の成立条件として使われるのがオチです。それって労使どちらにとってもいい話じゃないですよね。

まあ、再就職支援の方は解らなくもないか。勤務時間内に再就職活動ができるなら退職勧告を受けた社員にとってメリットはありましょう。でも、利用できる再就職支援サービスは会社側が選択したものに限られるはずで、ともすると選択肢が狭まります。

というわけで、総理大臣を見据えた政治家が打ち出す政策としては、企業におかしな付帯条件を付けて解雇規制を見直す前に、「ひとたび正社員の身分を失えば人生が途端に不利になる社会」という今の日本の風土を変えた方がいいです。

例えば以下。

リカレント・リスキリングに取り組んで、
その成果を生かして再就職することを条件に

失業保険の給付を手厚くする

これなら有望産業や人手不足の業種への再就職を促せます。

そうして離職が必ずしも不利にならず、転職が今よりもポジティブに受け止められる社会を目指すと。

その上でなら、金銭解雇などの解雇規制の緩和策も受け入れらやすくなるでしょう。

2024年、物流危機が到来間近

2024年4月より運送業者への残業規制が強化され、物流危機が訪れるのではないかと言われています。

大型トラック
写真はイメージです。記事の内容とは関係ありません

ネット記事をざっと横断して読んでいると「特に東北や四国といった地方部の物流が逼迫するだろう」とのこと。

でも、私は他にも東京の生鮮食品輸送も深刻になると見ています。なぜなら、時間外労働規制に最も引っかかりやすいのは走行距離=労働時間が長い長距離トラックドライバーだし、東京は食糧のほぼ100%を外部供給に依存していて、それには九州や北海道の生鮮食品も含まれます。この遠方からの輸送が滞りかねず、個々の商品の値上げは避けられなかろうと。

九州から東京への生鮮食品を運んでいる現役長距離ドライバーによると、今は翌日着だけど4月からは翌々日着にせざるを得ないそうな。復路もプラス1日なら輸送頻度が半減するわけです。トラック一台あたりの積載率などに工夫の余地はあるにせよ、これまでのような量を運ぶのは難しくなります。

よって関連業界では「航空・鉄道輸送への切り替え」「フェリー輸送との併用」「中距離リレー方式」「大型トラックや冷蔵トラックの導入」などを検討しているらしいけど、どれをとっても輸送コストは上がってしまいます。

もっとも長距離輸送の影響を大きいのは遠方からの生鮮食料品だけ。賞味期限がない品物は輸送に日数がかかっても問題ないし、生鮮食糧にしてもある程度なら近隣圏から調達できるかもしれません。中有近距離輸送なら残業規制には引っかからずに運べるでしょう。でも、おそらく東京の巨大人口を食わせる生産量は近隣圏にはなく、旬の観点もあるからこそ遠方から買い付け、取り寄せているわけだから、やはり長距離輸送が途絶えるのは拙いですよね。

ならば、ここは基本に立ち返るべきでしょう。荷主が輸送費を買い叩かずに商品価格に転嫁すると。そうしても野菜や魚介の小売価格が何倍にもなるわけじゃなし。おそらく1〜2割の値上げを消費者が受け入れさえすれば、荷主は正当な輸送費を支払って長距離輸送力の減少を最小に抑えられるでしょう。

というわけで東京に出回る食品のうち、遠方から届く生鮮食品は4月以降値上がりすると思います。北海道や九州からの新鮮な魚介類を売りにした飲食店なども一部のメニューは値上がりするでしょうね。

東京の物価については「不動産以外は高くない」とも言われてきたけど「不動産と遠方からの生鮮食品は高い」に変わっていくわけです。でもそれは本来あるべき姿への正常化のプロセスだと思います。

ゲーミングチェアの組み立てに苦戦

在宅ワークのためのゲーミングチェアを購入しました。

Dowinx 4Dアームレスト オフィスチェア/ゲーミングチェア/デスクチェア/リクライニングチェア オットマン付き

Dowinx 4Dアームレスト オフィスチェア/ゲーミングチェア/デスクチェア/リクライニングチェア オットマン付き 新開発中世ヨーロッパ風PUレザー 腰の振動機能付き 8段調節アームレスト(ブラウン)

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¥20,995(税込)

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さっそく組み立てに取り掛かったものの、これがなかなかの難しさで。

最大の難関はマニュアルを読解すること。海外製品によくある英語版、ドイツ語版、日本語版が一冊にまとまったタイプの取説なのですが、手順が割愛されていたり、パーツの向きが不明確だったり。私もかつてはその職に携わっていた日本制の丁寧な取説とは大違いです。

ゲーミングチェアの取扱説明書
ゲーミングチェアの取扱説明書

横目でテレビを見ながら、組み立て完了まで2時間ぐらいかかってしまったかな。

そうして梱包の段ボール類を片付けようとした際、いくつかの部品が入っていた白い箱の底に組み立て動画へのQRコードが描かれたカードを発見。こういうのは外箱を開封したらすぐに目につくところに入れといてくれないと…。

そうそう、組み立ての最中には中腰になる機会が多く、バランスボールが活躍してくれました。

在宅ワークが大ピンチ

大谷翔平選手のドジャースへの移籍が決まりました。契約金が10年間7億ドル、スポーツ界全体でも史上最高額だそうな。いやあ誇らしい。ナ・リーグはDHを導入した甲斐がありましたね。

大谷、来年はDH専念だからオルソン(今期54本)やシュワバー(同47本)、アロンソ(同45本)などとハイレベルな本塁打王競争が期待できそう。

さしあたりホームゲームは今年までと同じ時間帯で中継されるはずで、いちファンとしてもいい移籍だったと思います。


3年半ほど使った自宅の椅子が今朝壊れました。座面が前後左右に容赦無く傾きます。

リクライニングチェア
3年半使って壊れたリクライニングチェア

なんとか調整できないかと検証してみるも、座席の底面と脚部の支柱を接続する箇所が金属疲労で歪んでるので、もうどうにもならんですね。

そして拙いことに今の私は在宅ワーカー。それこそ平日も土日もなく長い時は半日近くも机に向かってることもあるぐらいで、椅子がないと何もできなくなります。そこで急遽新しい椅子をAmazonで注文したけど到着は2日後とのこと。まいったなぁ。

自宅内で代用品を探したけど、脚立ぐらいしかありません。 3段ある脚立の2段目は椅子の高さとして申し分ないけど深くは座れないので一度に数分が限度。こりゃダメだ。

さて、どうしたものか。寝室のベッドサイドには小さなキャスターテーブルああるのでベッドに座りながらラップトップなら使えるけど、画像作成などのクリエイティブな作業は画面が狭いと捗らないのですよね。

仕方ない。ホームセンターで安価なパイプ椅子でも買ってくるべき?

いや、せっかくだから向こう二日間はオフにしようかな。