集団マスク防疫

昨今、街ではマスク姿が当たり前になりました。私が通うジムも再開後はマスク着用が必須になっています。筋トレや有酸素運動の際も。

マスク着用姿

他方で「マスクは咳やくしゃみの飛沫を防げないので無意味」という人がいるけど賛成しかねます。それって「バイク事故で死ぬときは死ぬんだからヘルメットは不要」というようなものだから。

マスクで防ぐのは主に会話時の飛沫でしょう。相手との距離が近く対面の場合が多いので。

そもそも咳がひどいときは外出を控えるべきだし、花粉症ならくしゃみを止められないけど、それでも誰かに面と向かって浴びせることはないですよね。

もちろん飛沫が飛べば、どこかに付着するし、そこをうっかり触った手で目や口に触れれば感染するかもしれないけど、それはもう個々人の用心の部類です。ましてやマスク着用を止めれば防止できる話ではありません。

私もできればマスクは付けたくない方なのだけど、今は致し方ないと思います。新型コロナウイルスの拡大時にマスクは最も現実的かつ有効な策だろうと。皆が飛沫の飛び散りを減らせれば感染者の増加も低く抑えられます。「集団免疫」ならぬ「集団マスク防疫」です。緊急事態宣言の外出自粛はもう勘弁願いたいし。

でも、街を歩いていると高齢の男性ほどマスク着用率が下がる印象です。この世代は歩きタバコの率も高いし、自身の欲求の方が社会の規範よりも優先なのでしょう。ああはなりたくないものです。あの連中と同じ部類に入れられるぐらいなら、私はマスク着用を選びます。

集団免疫計画は悪魔のプラン

新型コロナウイルスのクラスターが北九州市で発生し、東京でもやや再拡大傾向が見られるけど、ひと頃の医療崩壊の危機的状況からすれば、今は一息付けている感じでしょうか。今後、緊急事態宣言のリバウンドが大きく出ないことを願うばかりです。

日本の感染者数は今のところ欧米より少なく済んでいるものの、裏を返せば抗体を獲得した人もまだ少ないということ。秋の第二波も懸念されるし、諸外国との往来もなかなか再開できないでしょうね。

他方で集団免疫は従来言われていた人口の60%に達せずとも40%かそれ以下、20%程度でも成立しそうだという話も聞かれるようになりました。木村もりよさんなんかがそれを提唱しておられます。そうして経済を回すべきだと。意図は解るけどさすがに無茶かと。

例えば39歳までの致死率は非常に低いのでどこかに集めて感染パーティでもやれたらいいけど、若い世代、特に18歳以下は親と同居している可能性が高いですからね。参加者には感染を強いて、PCR検査で陽性が出たら感染力を失うまでホテルの個室に隔離させますか?誰がそれを望みます?まるで徴兵制、いや独房行き懲罰、もしくは人体実験のようにも思えます。若い人でも何らかの健康不安を持っている人は多いし、中には重症化するケースも少なからず出て来るのだから。

また、集団免疫の20%論が正しいと仮定しても日本の人口の20%は約2,500万人。その規模で計画的に抗体獲得を目指すなら毎週10万人ずつ感染させても250週かかります。秋に間に合わせるならその10倍のペースが必要だけど、さすがにPCR検査や抗原検査が追いつかないでしょう。ちなみに感染者数は世界最多のアメリカでも6月1日時点で180万人弱。全世界でも610万人超なのですが…。

 COVID-19 Dashboard by the Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU) Hun.1.2020

つまるところ、ワクチン以外での抗体獲得による集団免疫は机上の空論の域を出ません。それどころか多くの犠牲を前提とした「悪魔のプラン」とでも言いましょうか。抗体の有効性やそれがいつまで続くかも解っていないし。

よってここは用心しつつもなるべく通常の生活、経済状態に戻しつつ、感染ペースを低く抑えながらワクチンや治療薬の実用化を待つしかないと思います。時間はかかるけど、強毒性に変異したウイルスの拡散を地道に防ぐだけでもウイルスの脅威は減っていきます

もちろん誰かが言っていた「PCR検査を拡充して、陰性者だけで社会を回す」なんてのも論外です。PCR検査の陰性は抗体獲得を意味しないので。

印刷ジャーナル2020年5月15日号「働き方改革」特集

先週末、印刷ジャーナル2020年5月15日号が発行され、手元には月曜日に届きました。

1面の記事によると、やはり中小印刷会社の経営に新型コロナウイルスの拡大が大きく影を落としているとのこと。解ってはいたけど文字にされると些かインパクトがあります。

卒業式・入学式、企業の総会の中止に伴うパンフレットやカタログおよびチケット等の販促物、百貨店・スーパーなど小売におけるチラシ自粛の動きなど、印刷物の受注は大幅減が見込まれ…

また、ビーブレイクシステムが4月22日〜24日に行なった調査の結果では、テレワークが自社において推奨されたと答えた割合が40%、されなかったが55%だそうです。ただし、調査は印刷業界に限ったものではなく、IT業では77%が「推奨された」と答えています。印刷会社、制作会社の数字は解らないけど「されなかった」の方が多かったかもしれません。

さて、この号の特集は「働き方改革」で、XORも紹介していただきました。XORの記事はこちらになります。特集のロゴ下に約半ページもスペースを割いてくださり感謝です。クリックで拡大できるけどスキャンデータは読みづらいので、このblog記事の最後にテキスト全文を載せておきます。

印刷ジャーナル2020年5月15日号の『XOR』の紹介記事
印刷ジャーナル2020年5月15日号の『XOR』の紹介記事

そして広告も掲載していただきました。色やアニメーション効果が使えないのが残念ですが…。

印刷ジャーナル2020年5月15日号の『XOR』の広告
印刷ジャーナル2020年5月15日号の『XOR』の広告

この号の特集ページでは他にも、富士フィルムのWebポータルシステム「XMF Remote」やSCREEN GPジャパンのコミュニケーションツール「EQUIOS Online」といったオンライン校正システムが紹介されており、とても面白い内容となっています。なるほど大手ともなるとクライアントも巻き込んで先進的なソリューションを展開しているのですね。私も現役制作者であればぜひ使ってみたかったところです。ちなみに私が一昨年まで所属していた都内の制作会社では、そんなに進んだものは見かけませんでした。私が手掛けた制作物は、もっと手作り感が強かったのですよね。

そう、XORは大人数で使うオンラインシステムではなく、もっとパーソナルなPCアプリ。「システムを導入するほどでもないけど、品質保証やコストカットには注力したい」という小規模な印刷会社、制作会社、個人の制作者などに、校正支援の手段として使っていただくことを想定しています。

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テレワークにはMacという選択肢も

予想通り、緊急事態宣言が延長されました。しかも5月31日に終了できるかは不明です。新規感染者が減っても個々の入院患者の治療が長引き、医療現場の逼迫が続くなら東京だけ延長される可能性も捨てきれません。

よってゴールデンウィークと共に緊急事態宣言の終了を期待していたような企業でも、いよいよテレワークを始めざるを得ないかも。ワクチンか特効薬が実用化されるまでは新型コロナウイルスの脅威は消えないのだから、いつまでも渋っているわけにはいきません。

そんな中、新しいMacBook Proが発表されました。もちろん世の中はWindowsが主流、シェアにして8割以上です。でも場合によってはMacという選択肢もありだと思います。Windows機をMacとして使う事はできないけど、MacはWindows機としても使えるので、もしMacに馴染めなくても潰しが効きます。

MacBook Pro 2020
MacBook Pro 2020モデル

MacとWindows PCの違いを車で例えるなら、Macはオプションフル装備、Windows PCは車体のみといった感じです。余計なことに煩わされたくない人はMac、自身でカスタマイズしたり過去のソフトウェア資産を引き継ぎたい人はWindowsが向いているでしょう。アーティストやクリエイターにMacを選ぶ人が多いのは制作活動に集中したいからですね。

そしてiPhoneのシェアが高い日本では同じApple製品であるMacを受け入れる土壌があるとも言えます。iPhoneを中心に考えるならWindowsよりもmac OSとの親和性が高いのは当然です。例えばiPhoneのSafariでWebページを閲覧していて、より大きな画面で読みたくなった場合、iPhoneをMacに繋ぐとMac側のSafariでそのページを表示できます。

iPhoneのSafariアイコンを表示したMacのDock
Dock(アプリのラウンチャー)の左端にiPhoneやiPadで表示されているページにアィセスするためのアイコンが表示されます。

よってiPhoneやiPadに馴染んでいる人ならWindowsよりもMacの方がしっくり来るかもしれません。

まあ、会社支給ならMacは選べないかもしれないけど、近年一般化しつつあるBYOD(Bring Your Own Device。自前の機器を会社の業務にも使う)なら自身に選択権があるわけです。そしてこの先の時代はテレワークをはじめとした働き方、それに合わせた仕事のやり方に大きな変革を余儀なくされます。

だったら、とりわけ業務内容にクリエイティブな要素を含むのであれば、「今まで当たり前だと思っていたWindows環境が正解なのか?」「Macに置き換えて生産性が上がる可能性はないだろうか?」といった見直しはやっておいた方がいいでしょう。

STAY HOME週間

東京都では今日から「いのちを守るSTAY HOME週間」だそうで。最長12連休となるゴールデンウイーク期間(なのに映画館が閉じている皮肉…)、通勤しなくなった人々が外出を控えたなら、その2週間後には新規感染者数がぐっと減るはずです。

ステイホーム週間のバナー

とはいえ12日間も家に篭り続けるのは無理な話。皆どこかしらに出向くことはありましょう。そして連休明けにまた大勢の通勤が始まれば、その2週間後に感染拡大がぶり返す可能性は大。ならば5月半ばに一旦は感染者数が減っても後半にはまた増えると予想するのが順当かと。

よって緊急事態宣言が5月6日で無事終了するとは考えにくく、外出自粛、テレワークの推奨が少なくとも5月いっぱい、もしくはもっと長引くと見ておいた方が良さそうです。もしここで収束に向かったとしても、ワクチンや集団免疫はまだないのだから、いずれ第二波、第三波が来ることも予想されているし。

というわけで、中には「5月6日までやり過ごせば…」とテレワークへの移行を先送りしてきた企業もあるかもしれないけど、ここいらで覚悟を決めた方がいいと思います。

ちなみにXORはテレワークに適したPDF比較アプリです。

App icon of the XOR

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