XOR for Mac Version 2.2をリリースしました

XOR for Mac Version 2.2をリリースしました。既存ユーザは無料でアップグレードでき、新規ユーザは1ヶ月間無料でお使いいただけます。

とはいえ今回はマイナーバージョンアップ。具体的にはmacOS High Sierra環境で起動した際に「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」がうまく動作しな買った問題を解消しました。

不変ページの自動検出

まず、修正前と後のPDFで変更がなかったページはこのように表示されます。

XOR for Mac Version 2.1の不変ページの自動検出
差異がない場合、ページ全体が暗くなり、中央に白字で「Unchanged」のラベルが表示されます。サムネイルにも「Unchange」が付いています

ちなみに差異がある場合はこのとおり。

XOR for Mac Version 2.1のふたご表示(差異がある場合)
差異がある場合の「ふたご表示」

これにより制作者は差異の有無を一瞬で把握でき、「DTPの過程で不要な変更が紛れ込んでいないか?」の確認作業が要らなくなります。

サーモ表示

もう一つの新機能は「サーモ表示」です。差分箇所だけを赤で表示します。「透かし表示」の状態でスペースキーを押すとサーモ表示に切り替わります。

XOR for Mac Version 2.1のサーモ表示
透かし表示よりも差分を把握しやすくなりました

なお、これらの機能は有意義なのでWindows版にも追って搭載する予定です。

ちなみにこの二つの追加機能はユーザ様からのリクエストがきっかけで搭載しました。搭載して欲しい機能案があればリクエストをお寄せください。感想も大歓迎です。

XOR for Windows Version 1.6をリリースしました

XOR for WIndows Version 1.6をリリースしました。既存ユーザは無料でアップグレードでき、新規ユーザは1ヶ月間無料でお使いいただけます。

今回追加された新機能は「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」です。

不変ページの自動検出

まず、修正前と後のPDFで変更がなかったページはこのように表示されます。

XOR for Windows Version 1.6の不変ページの自動検出
差異がない場合、ページ全体が暗くなり、中央に白字で「Unchanged」のラベルが表示されます。サムネイルにも「Unchange」が付いています

ちなみに差異がある場合はこのとおり。

XOR for WIndowsのふたご表示
差異がある場合の「ふたご表示」

これにより制作者は差異の有無を一瞬で把握でき、「DTPの過程で不要な変更が紛れ込んでいないか?」の確認作業が要らなくなります。

サーモ表示

もう一つの新機能は「サーモ表示」です。差分箇所だけを赤で表示します。「透かし表示」の状態でスペースキーを押すとサーモ表示に切り替わります。

XOR for Windowsのサーモ表示
透かし表示よりも差分を把握しやすくなりました

なお、これらの機能はMac版に搭載済みです。

ちなみにこの二つの追加機能はユーザ様からのリクエストがきっかけで搭載しました。搭載して欲しい機能案があればリクエストをお寄せください。感想も大歓迎です。

Apple Developer Programの年会費は据え置き

Appleのストアでアプリを展開するためにはApple Developer Programの年会費を払う必要があります。Microsoftの方は更新費無料なのだけど。

もちろん支払います。これを怠るとXORのサブスクリプション提供ができなくなってしまうので。

でも、今年は円安のせいで値上がりしてるかと思ってたけど12,800円と据え置きでした。必要経費とは言え、これはちょっと嬉しいかな。

Apple Developer Programの更新画面
Apple Developer Programの更新画面

XORは値上げしません

一昨日、Appleからお知らせメールが届きました。AppStoreにおける価格改定の案内です。

AppleのAppStoreの価格改定

どうやら各国通貨に対するドル高が進んだため、10月5日から120円→160円といった具合にアプリ価格の調整が行われるようです。

ただし

App内課金(自動更新サブスクリプションを除く)の価格が上がります。

とあるのでサブスクリプション提供のXORは自動調整されません

とはいえ、あれこれ物価が上がっているのでXORも値上げすべきタイミングかも。アプリには原材料はないけど、PCその他を稼働させるための電気代は高騰しているし。

でも、月額2,000円という価格は象徴的なので当面は維持しようと思います。逆に先々円安が落ち着いても2,000円です。

Microsoft Store以外の販路は?

先日、とある企業様から問い合わせをいただき「XOR for WindowsをMicrosoft Store以外で購入できないか?」と尋ねられました。何でも社内規定でMicrosoft Storeへのアクセスが禁止されているとのことです。

Microsoft Storeのアイコン

でも、残念ながら今のところその方法はありません。というのもMicrosoft Store以外でアプリを展開するとあれこれ余計なコストがかかってしまうので。

まず、パッケージを作るとメディアを用意して箱詰めやラッピング、発送、在庫管理などのコストが発生する上、請求書、領収書を交わす必要も出てきます。

他のオンラインストアを使うにせよ、ライセンス管理のためにはサーバーを立てて常時稼働させた上に、サブスクリプションなのでクライアントごとの1ヶ月単位の運用マネジメントが必要になります。というか、Microsoft Storeへのアクセスが禁止の企業では他のオンラインストアも禁止ではないでしょうか。

ライセンス管理用のサーバーの代わりにUSBドングルを採用してドングルを刺したPCでしか動かなくする手もあるけど、それだとサブスクリプションではなく、売り切り方式にして価格を高く設定しなければならず、利便性も下がります。「安価なサブスクで解約・再契約は自由」「職場でも自宅でも旅先でも使える」がXORのセールスポイントなので。

なお、それらのコストはMicrosoft Store経由で展開する限り一切考慮不要です。支払いやライセンス管理はStoreが担ってくれており、当方のような零細事業者にとってはとてもありがたく、これ以外の販路で展開することは不可能です。

心苦しいのですが、お問合せいただいた企業様のご期待には応えられませんでした。

XOR for Windows Version 1.5

XOR for Windows Version 1.5の紹介動画を公開しました。

XOR for Windows Version 1.5のリリースは今年の1月5日だから、とっくに公開しておくべきだったのだけど、何となく手をつけられないまま半年余りが経過してしまって。

それでも、最近XOR for Winのサブスク収益が伸びてきたことで、その必要性を感じて動画を用意し、公開した次第です。

収益がもう少し伸びてくれれば、Mac版と同様のVersion 2.0、さらには3.0にも本格的に取り掛かれるかと思います。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。

XORはセブンコーヒー18杯分

さまざまな商品の値段が上がっている中、セブンコーヒーの値上げが発表されました。7月4日以降、レギュラーサイズが100円から110円に上がるそうで。

セブンコーヒー(R)

他方、XORのサブスクリプション費は月額2,000円のまま据え置きです。これまで「XORのサブスク費用はコンビニコーヒー20杯分」と言ってきたけど、この先は18杯分ってことになるわけだ。

そう聞くと何だか値打ちが下がったような気がしないでもないけど、「プロ用のPDF比較アプリが月々コンビニコーヒー18杯分の費用で使える」と言い換えればお得感が増すのではないでしょうか。

スーパーボウル LVIを録画したい(6)

第56回スーパーボウルをApple TVのNFL GAME PASSアプリとElgate Eye TV HDを使って録画し終わりました。もちろん個人的なコレクション用です。一切流出させません。

ちなみにスーパーボウルは以下の5種類の編集バージョンがあるので、すべてキャプチャ。

  • ALL REPLAY(4時間14分。CMあり)
  • FULL GAME REPLAY(2時間49分。CMなし)
  • GAME IN  40’(40分。ダイジェスト)
  • GAME HIGHLIGHTS(7分47秒。ハイライト)
  • COACHES FILM(1時間10分。監督作品)

さらに過去の試合も公開されていたのでキャプチャ。

  • 第23回スーパーボウル(シンシナティ・ベンガルズ対サンフランシスコ49ers)
  • 第16回スーパーボウル(シンシナティ・ベンガルズ対サンフランシスコ49ers)

そう、シンシナティ・ベンガルズは過去3回スーパーボウルに進出して、3回ともカリフォルニアのチームに負けてるわけです。まあ、それだって誇れる実績だけど。

さて、iOS版のNFL GAME PASSには試合の他にも過去3回分のハーフタイムショーが公開されていたので、これもキャプチャすることに。でも、Apple TVのアプリではなぜか割愛されているようです。

第56回スーパーボウル・ハーフタイムショー

こんなときに活躍するのがAirPlay。iPhoneでコンテンツを再生する際、画面のテレビマークアイコンをクリックするとApple TVにストリーミング共有できるので、これをキャプチャすればOK。

ということで以下がコレクションに加わりました。まあ、Youtubeでも観られたりするけど、いつか消されるかもしれないし。

  • 第56回ハーフタイムショー(ドクター・ドレ、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマー、50セント、アンダーソン・パーク)
  • 第55回ハーフタイムショー(ザ・ウイークエンド)
  • 第54回ハーフタイムショー(シャキーラ、ジェニファー・ロペス、バッド・バニー、J・バルヴィン)
  • 第51回ハーフタイムショー(レディ・ガガ)

終わり。

クラウドファンディング

クラウドファンディングで資金集めをしたいと考えています。

クラウドファンディング

目的はXORの追加開発費確保。ワンストップ校正の機能を搭載したXOR for Windows Version 2.0、そしてVersion 3.0や4.0とも言うべき追加開発を行ってデジタル校正支援アプリとしての利便性を高めたいのだけど、手持ちの資金では心許なくて。

でも、これが難しいのですよね。

課題1:開発名目

開発目的名目で資金集めするには、何を作るかを明確にして公表する必要があるはずだけど、アプリの全容はリリース時まで明かしたくないのですよね。途中で仕様変更したくなるかもしれないし。

物理的な実体があるハードウエア製品の場合、試作品を完成させて「これを量産したいので、応援の出資をお願いします」と言えるけど、仕様が固まりきっていないソフトウエアの場合はそうもいきません。

課題2:還元

仮にどうにかして課題1を突破できたとしても、出資者に対してどう返礼していいものか悩みます。

XORのサブスク費が月2,000円だから「出資2万円で15ヶ月間のサブスク無料」とかができればいいけど、Mac App StoreやMicrosoft Storeは対応していません。

展望

さて、どうしたものか。サブスクリプション数がぐっと伸びてくれると自己資金に余裕ができて状況も変わりそうなのだけど。やっぱり借り入れするしかないかな。

Windows、大丈夫か?

Windows 11

XOR for Windowsに対して多い問い合わせが、

Microsoft 365アカウントでXORのサブスクリプション契約ができない

です。そう、Windowsストアの有料アプリ購入・サブスク契約にはMicrosoftアカウントが必要なのだけど、それとは別に「Microsoft 365」なるアカウントもあるようで。

Microsoft 365はOfficeアプリや追加のクラウドストレージ、そしてセキュリティ関連のサービスを提供するものらしいけど、解りにくいですよね。有料(一般法人向けなら¥540/月〜)なのでMicrosoft 365はMicrosoftアカウントを包括していると誤解されがちだけど別物です。

ちなみにこのMicrosoft 365は4月半ばまで「Office 365」という名前だったけど、改称されたことで余計に紛らわしくなってしまいました。

でも、この手の話は何も今に始まったことではなく、WindowsにはMacユーザには理解に苦しむ冗長さが昔から散見されます。

例えばダイアログの「適用」ボタン。あれ要らんでしょうに。

他にもディスプレイ設定の「拡大縮小とレイアウト」。解像度だけでよかろうと。「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」なんて、概念を理解したり適正値を見つけるのが面倒です。

Windowsのディスプレイ設定

そして極め付きは謎のダイアログ。操作を何も受け付けないと思ったら裏でダイアログが出ていてたというあれ。ダイアログは必ず最前面に表示してくれないと、何が起こっているのか解らずPCが誤動作したと思ってしまいます。

Windowsの致命的なダイアログ

ユーザを迷わせる要素は排除するのがUI設計、UX設計の鉄則だというのに。

それでもライバルがMacだった頃はよかったかもしれないけど、今やWindowsのカウンターパートはChromebook。しかもこれからのユーザはiOSやAndroidに慣れ親しんだ人たちです。Windowsみたいに冗長で習得を要するOSは次第に敬遠されていくのではないかと。設定やメンテも大変だから。

Windows 10のサポートが終了する2025年頃には新規販売されるPCのシェアでWindowsとChromebookが拮抗するようになっていてもおかしくないと思います。

ちなみにMacはいつの時代も10%前後のシェアにとどまるでしょう。それでも大きなボリュームかつ存在感です。一般ビジネスでは使われないのだから。