macOS Sonomaのスピーチ機能が改悪された

訳あってMac miniのmacOS Ventura環境を上書きする形でmacOS Sonomaに移行することになりました。外付けドライブにVentura環境を作りたいけど、一筋縄では行かなそうです。

そんなわけでSononaにさっさと慣れた方がいいと考え直しました。感触は良好です。日本語入力の精度も上がっている気がします。

macOS Sonomaのアイコン

ただし、ひとつ改悪点を見つけました。「スピーチ」機能です。iPhoneやiPadもそうだけど、Macでは選択テキストを読み上げる機能が備わっています。これがSonomaで変更されたようで。

具体的には読み上げ箇所が黄色にハイライトされるようになりました。まあ、それはいいのだけど、以下のような不具合があります。

  • ページを移動すると読み上げが終わる
  • 日本語のテキスト中に英単語が混ざっていると、そこだけ英語読みする

例えばSafariでYahoo!ニュースで複数ページに分かれている記事を選択して読み上げさせる場合、Venturaまでは1ページ目を読み上げさせつつ2ページ目に移動しても読み上げが続いていたけど、Sonomaではページを移動すると読み上げが止まってしまいます。

また、日本語中に混ざった英単語をいちいち英語ネイティブ読み上げエンジンで読まれるとゲンナリしますよね。

ただし、システム設定を開いて「アクセシビリティ」>「 読み上げコンテンツ」と進み、「選択項目を読み上げる」をオフにするとVenturaまでのなじみの挙動に戻るようです。

macOS Sonomaのシステム設定 > アクセシビリティ > 読み上げコンテンツ の画面

PayPayの不可解な現象

失効しかけたANAマイレージを使うべく、先日こちらの商品をYahoo!ショッピングで購入しました。Mac miniの座布団的なドッキングステーションです。

Mac mini ハブ/ドッキングステーション (8in1 TypeC)シルバー&スペースグレー/ 2.5インチ SATA接続 SSD/HHD + M.2 スロット搭載 (外付け SSD ケース)
この写真ではわかりづらいけど、両Mac mniの下に薄っぺらいドッキングステーションが敷かれています

販売価格は11,300円(税込)だったのでANAマイレージ→Tポイント→PayPayポイントに交換して11,300ポイントを工面し、丸々支払いに当てました。

そうして二日後ぐらいに商品が届き、何かの拍子にYahoo!のページを見るとPayPayポイントの残高が変わっていません。

ひょっとしてポイント支払いの指定をミスってクレジットカード払いになったのかと思いきや、普段Yahoo!で使っているJCBの支払い額が確定しても反映されていません。

これって全額ポイントバックのキャンペーンか何かが適用されたのでしょうかね。だったら知らせてほしいよなぁ。もちろん支払いたくないわけじゃないけど13,000円が後から課金されようものならショックだし。

などと思っていつつ別の商品を買うべくYahoo!ショッピングのサイトを見ていたら支払い方法のクレジットカード指定がいつものJCBからPayPayのMasterCardに変更されているのを発見。こちらに請求されたのかも。利用明細が送られてくるかは解らないけど、紐づけられた銀行口座から13,000円の引き落とされていれば確定ですね。

振り返ってみるにPayPayの利用登録をした後にカードが送られてきてたから、その時点で無条件にクレジットカードが変更されていたのでしょう。何だかなぁ。

XOR for Mac Version 2.2をリリースしました

XOR for Mac Version 2.2をリリースしました。既存ユーザは無料でアップグレードでき、新規ユーザは1ヶ月間無料でお使いいただけます。

とはいえ今回はマイナーバージョンアップ。具体的にはmacOS High Sierra環境で起動した際に「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」がうまく動作しな買った問題を解消しました。

不変ページの自動検出

まず、修正前と後のPDFで変更がなかったページはこのように表示されます。

XOR for Mac Version 2.1の不変ページの自動検出
差異がない場合、ページ全体が暗くなり、中央に白字で「Unchanged」のラベルが表示されます。サムネイルにも「Unchange」が付いています

ちなみに差異がある場合はこのとおり。

XOR for Mac Version 2.1のふたご表示(差異がある場合)
差異がある場合の「ふたご表示」

これにより制作者は差異の有無を一瞬で把握でき、「DTPの過程で不要な変更が紛れ込んでいないか?」の確認作業が要らなくなります。

サーモ表示

もう一つの新機能は「サーモ表示」です。差分箇所だけを赤で表示します。「透かし表示」の状態でスペースキーを押すとサーモ表示に切り替わります。

XOR for Mac Version 2.1のサーモ表示
透かし表示よりも差分を把握しやすくなりました

なお、これらの機能は有意義なのでWindows版にも追って搭載する予定です。

ちなみにこの二つの追加機能はユーザ様からのリクエストがきっかけで搭載しました。搭載して欲しい機能案があればリクエストをお寄せください。感想も大歓迎です。

XOR for Mac Version2.0のアイコン

XOR

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(サブスクリプション)

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OCNモバイルは微妙

OCNモバイルのバナー

サブの電話番号が欲しくなったのでOCNモバイルに申し込みました。別途初期費用がかかるものの、月額550円(500MBコース)は圧倒的に安いので。でも、これが微妙で…。

まず、Webサイトから申し込み手続きをしたものの最後の段階でエラーが表示され「最初からもう一度手続きしてください」と案内されました。そこで翌日に再度手続きをしたところ無事手続きが完了。四日後に佐川急便にてSIMカードのパックが二つ到着。あのエラーはなんだったんだよ…。

今回、二つはいらないのでサポートにアクセスするもAIチャットは役に立ってくれなかったため電話。散々待たされた挙句、ようやくオペレータに繋がり「初期契約解除制度」で使わない方のSIMを解約してくれとのこと。

そして「初期契約解除制度」に辿り着くとこの通り。

【初期契約解除お申し込み時にご用意いただく書面について】

「OCN会員登録証」または「お申込内容のご案内」の写し(コピー)と、下記4事項をご記載頂いた、お客さまから弊社への初期契約解除申請書を封筒に同封の上、上記住所にご郵送ください。正しくご記載頂いていない場合、初期契約解除のお申し込みを、お受けできない場合がございます。 申請書をご郵送いただく際の郵送費用につきましてはお客さまのご負担となります。

<初期契約解除申請書への記載事項>ダウンロード版申請書のご用意もございます。(URL:http://s.ocn.jp/shin)

①ご契約者名

②ご連絡先電話番号

③ご希望される手続き(解約または元プランへの切り戻し)

④初期契約解除のお申し込み理由(任意)

つまり、OCN側のおかしな案内が原因なのに、解約のための郵送の費用などは自分で負担しなければならないそうな。

それで思い出したのがJTB。かつての東日本大震災の翌週、運行がキャンセルされた成田空港へのリムジンバスの料金を払い戻してもらおうとしたら、「チケットを遅れ」と。自分達の側が契約済みのサービスを履行できなくなったにも関わらず、利用者に費用負担を求めるというお粗末さ。お役所体質丸出しです。

NTTといいJTBといい、やっぱ公社系はサービス設計がデタラメなので、なるべくなら使わないほうがいいという認識を強くしました。どこかの時点でMNP転出するかも。