Product – ページ 9 – XOR for Mac & Windows:リアルタイムPDF比較ビューワ

ラッキーなのかアンラッキーなのか

在宅ワークかつ外出を控えていると自宅の環境をあれこれ変えたくなるものです。

そこで仕事用のデスクを刷新することにしました。今までのものが15年使って少しくたびれてきてたのと、MacとWin PCの構成をL字型に配置したいと思ったもので。

購入したのはこちら

L字型ワイドデスク

9,890円 x 20%OFFキャンペーンで7,912円でした。Yahoo!ショッピングはAmazonと違ってJCB2回払いも選べるのですね。

そうして商品が発送されたとのメールが注文先から届いた昨日、とある業者(以前、Amazonで加湿器を購入した)からメールをもらいました。表題は「無料デスクキャンペーン」で内容はこんな感じ。

商品を紹介させていただきます。サイズ:幅120×奥行60×高さ75cm、天板厚さ:1.5cm、耐荷重:50kg + 収納ラック。

desk 120cm x 60cm x 75cm + 収納ラック

キャンペーンの参加方式について、ご案内させていただきます。

1.まず、当方より送った購買リンクよりキャンペーン商品(価格は8980円)をご購入ください。(購入する時ギフト券やクーポンを使わないでください)。

2.購入してから、注文番号を送ってください。返金方式を紹介させていただきます。

アマゾンのギフトカード:注文番号を送ってきた後すぐに4490円のギフトカードをアマゾンアカウントメールアドレスにリチャージします。残りの4490円はアマゾンで5つ星を投稿され次第送ります。返金のメールアドレスも教えていただければ幸甚に存じます。

3.商品が届きましたら、数日使用後、問題なかったら、アマゾンで5つ星のレビューを投稿いただければ幸いです。

要は五つ星稼ぎのキャンペーンですね。Amazonアカウントにチャージされる形で実質無料なわけか。一旦は支払うことになるけど、どうせAmazonでは今後も色々買うからその点はOKです。

でも、どうせなら3日前にメールしてくれればよかったのに。それだと冒頭の机を買わず、今の机とこの机を組み合わせてL字デスクを実質無料で構成できたのに。まあ、向こうはこちらの都合を知らないからな。

ちょうど机を買ったばかりで要らなのだけど、くれるってんなら貰っといた方がいい気がします。買った机と合わせてT字型にして自分で使うもよし。メルカリかヤフオクで売るもよし。

ひやっしー&そらりん計画

昨日のTBS『サンデージャポン』に村木風海さんという若い男性研究者が登場して面白いことを話していたので備忘録的に書いておきます。

彼の発明品の一つ目は「ひやっしー」。キャリーケース大の装置で空気中の二酸化炭素を吸い込んで回収する装置なのだそうな。しかも既にいくつかの機関で使われているとのこと。

ひやっしー ひやっしー。https://kuma-foundation.org/exhibition2021/technology/kazumi-muraki/ より

地球温暖化、あるいは気象の先鋭化に対して二酸化炭素の排出がどれぐらい影響しているのか私には解らないのだけど、多くの科学者が賛同しているわけだし、無関係と言い切れないなら、この手の装置を活用するのは良い手に思えます。企業秘密の技術が使われているらしいけど、もっと小型化と量産が進み、世界中に普及すると良いですよね。ソーラーパネルや風力発電機などとセットで設置されて電源も要らなくると最高です。

さらに、村木氏が手がける「そらりん計画」というのも紹介されていました。ひやっしーで回収した二酸化炭素からガソリンの代替燃料を合成可能とのこと。どうやらミドリムシを媒介させるようです。これも良いですね。電気自動車の普及や既存の車の置き換えには長い年月がかかりそうだけど、代替燃料ならガソリン車のまま使えます。

とはいえ、実用化はまだまだ先だろうけど、十分な性能と供給体制が整う日が早く来ることを切に願います。加えて利権に邪魔されることがなければ良いなと。

なお、村木氏は火星への移住を真剣に考えているのだそうな。なんでも火星には二酸化炭素がたっぷりあるので、いわゆる石油製品の類は作り放題だし、復路の燃料にも使えるのだと。先日酸素も二酸化炭素から作れるし、将来は水も作り出せるようになるかもしれません。

なるほど、漫画『宇宙兄弟』にはレゴリス(月面の土壌)から酸素を作り出す様が描かれていて、その装置は作中でとても重要な役割を果たすけど、それに似た話か。

村木氏が世界を変えるほどの影響力を持つのはもっと先のことになるだろうけど、楽しみです。

 

 

リアルタイムPCR検査?

Yahoo!ニュースを眺めていたら「リアルタイムPCR試薬無料サンプル配布中(タカラバイオ株式会社)」なる広告が表示されました。

リアルタイムPCR試薬無料サンプル配布中

どこかで聞いたような文言です。そう、XORの「リアルタイムPDF比較ビューワ」に似ていますよね。なるほど、PCR検査の場合は待ち時間が短いほどありがたいもんな。

でも、PDFの新旧比較もリアルタイムの方がいいと思うのですよね。XOR以外のPDF比較アプリは軒並みバッチ処理で比較結果レポートを生成する方式なので、結果が出るまでに時間がかかります。もし設定を間違って比較してしまえばやり直しです。待ってる間に別件の作業に取り掛かったら、いざ結果が出ても手放せなかったりするし。

でも、XORなら比較したいページのペアを表示してスペースキーを押すと即座に比較結果が表示されます。リアルタイムPDF比較です。しかも、比較結果リポートを読み解くような面倒さはなく、差分は誰でもわかります(色覚に障害がなければ)。比較のための設定もありません。

プロセスエコノミー

ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか』の6月30日放送ではIT批評家の尾原和啓さんがゲストでした。

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!
辛坊さん自身は太平洋ヨット航海の帰路につきました

語られたのは「プロセスエコノミー」について。何でも「モノづくりにおいて、もはや機能では差別化できない。ならば成果物よりもプロセスの方が価値を有する」とのこと。あるいは「プロセス込みの成果物に価値を高められる」のだと。なるほど、その通りだと思います。

差し当たりXORの場合、開発過程を公開して共有するのは無理だけど、そのバックグラウンドなら語れます。

1. 課題の発見

2016年秋、私は都内のドキュメント制作会社に再就職しました。その会社では主に編集者として取扱説明書の制作に携わったのだけど、現場では実にアナログな校正がなされていました。校正紙をいちいちプリントアウトして目視でDTP原稿と見比べる感じです。

そのため校正能力が問われる上、やたらと時間がかかるし、ときには無用な変更の見落としも発生します。DTP原稿の修正指示とは違う箇所が変化していても、なかなか気づけないものです。

よって「これはアプリを導入して効率化を果たさないことには」と思いました。

2. 既存の解決策

もちろんそんな非効率なやり方を誰も問題視しなかったわけではなく、その部署でも1ライセンスが100万円を超える有名なPDF比較アプリを導入していました。

ただし、アプリにはコピープロテクトがあり専用のUSBドングルを装着したPCでしか起動できず、利用者が限られていました。使用を禁止されてはいなかったものの、締め切りが重なると重要案件を手がけるベテラン編集者が優先されるため、私のような新入りやDTPオペレータ、その他のスタッフは使用を遠慮すべきと言わんばかりの空気感が醸成されていて。

よって各人は代わりにAcrobatのPDF比較を使っていたけど、ご存知の通り精度が高いとは言えなくて。

3. 転機

それでも日々業務をこなしていたものの、2018年春、会社の業績不振を受けて「賃下げか退職か」を迫られました。その会社が長年続けてきた採算度外しの受注に限界がきた形です。結局、その部署では私を含めた何人もの制作スタッフが立て続けに退職しました。

そうして退職が決まり、身の振り方を考えた末に思いついたのが「だったら理想のPDF比較アプリを作って世に送り出してみようじゃないか」でした。業界大手のその制作会社でも制作業務を改善する余地があったのだから、より小さい制作会社、そして個人の制作者ならなおさらだろうと。

4. プロセスエコノミー

その後、予想以上に時間はかかったものの一応の完成をみてリリースするに至ったのがXORです。

コンセプトは「必要十分なPDF比較をすべての制作者に」ですが、まだ完全体だとは考えていません。新機能のアイディアもたくさんあるし、リクエストがあれば検討したいので、ぜひお寄せください。

そうして、ユーザや潜在的ユーザの意向も交えながら発展させて行かれるといいと思います。本当は新機能開発費のクラウドファンディングができればいいのだけど、Mac App AtoreやMicrosoft Storeだと出資者への還元が難しくて。

拡大してください

前日、XORのユーザ様から「XORでは平方メートルと立方メートルが見分けづらい」というお問い合わせをいただきました。XORは二つのPDFをヴィジュアル的に比較するため文字コードによる違いを判別できません。

そこでこのようなデータを用意して検証することに。左が㎡(平方メートル)と㎥(立方メートル)、右がその反対の並びです。

文字検証サンプル

この二つのPDFをXORで比較すると確かに見分けづらいですね。私の環境で等倍で判読できるのは13pt以上でした。しかも、そこに違いがあると判った上での検証なので通常の校正では見逃したかもしれません。

そもそも㎡や㎥の右肩の「2」や「3」は「m」の1/3弱のサイズ。文字サイズが10ptならは2.9pt相当です(ヒラギノ角ゴシックW3の場合)。3ptかそこらの文字は画面上ではなかなか見分けられないですよね。2と3は上半分の形状も似ているし。

とはいえ一般的な印刷物では11pt前後の文字を使うことが多いので、どうにかしたいところです。

差し当たり、細部まで確認したいときは拡大表示をお使いいただきたいと思います。XORのウインドウの左上にボタン類が並んでいます。左から3番目、+マークの虫眼鏡が拡大ボタンです。押すたびにページの表示倍率が上がります。

XORのボタン類

ただし、小さな文字を拡大しても細部はビットマップが潰れるので、先のバージョンアップでは解像度を上げるなど何らかの対応をしたいと思います。

再修正用のDTP原稿も書き出せます

XORでは二つのPDFを指定すると比較結果が即座に表示され、差分箇所に自力で囲みを付けて、DTP原稿を突き合わせた校正結果を注釈として書けます。

その上で、ファイルメニューの「右側のPDFを書き出す」を実行すると、右側のPDF(修正後のPDF)が注釈つきで書き出され、そのままDTP原稿として使えます。XOR上でPDF比較だけでなく校正作業も完結するわけです。

XOR 2.0 書き出されたファイル(再修正用DTP原稿PDF)
XORで書き出したDTP原稿の例。XORで付けた注釈がPDFの注釈として引き継がれています。

私が知る限り、他社製のPDF比較アプリはどれもバッチ処理で比較結果のリポートを生成する方式を採用していて校正の作業はできなかったのではないかと。

手動の強み

既存のPDF比較アプリがバッチ処理で比較結果リポートを生成するのに対し、XORは差分箇所を示し、それにユーザーが赤い線の囲みをつけていく仕様です。

手作業は面倒に思われるかも知れないけど強みもあります。

例えばバッチ処理の場合、アルゴリズムに従って些細な変更さえも検出しかねないけど、手作業の場合は「この程度なら無視してもいい」といった加減ができます。

アプリアイコンも変えました

見ての通り、XOR for Mac Version 2.0ではアプリのアイコンも変えました。

App icon of the XOR
古いアイコン
XOR 2.0アプリアイコン(中くらいのふち)
新しいアイコン

どちらも「X・O・R」の三文字を組み合わせた図ですが、新しい方はフラットでスッキリした印象になったかと思います。

次に買いたいMac

M1プロセッサ搭載のiMacを買おうかと思っていたけど、macOS Montereyにユニバーサルコントロールが搭載されることを知って気が変わりました。次に買うのはiMacではなくMac miniになるでしょう。

Mac mini 2018

Mac miniにはカメラ&マイクが付いていないのでWeb会議やらオンライン英会サービスにはiMacの方が便利そうだったけどMontereyなら、Mac miniをメインマシンにしつつ、カメラ&マイクはサブのMacBook Airのものを使えば良くなります。

というわけでMontereyがリリースされる秋以降にMac miniを買いたいと思います。でも、どうせなら同時期にモデルチェンジして欲しいものです。第二世代のM1プロセッサ(名前はM2?)搭載に。