page2020に出展します

先月、法人を登記したことで個人の頃とは違う活動ができるようになりました。その一つはpage2020への出展です。

page2020

pageは主に印刷業界に向けた年次イベント。毎年2月の第一週、水曜日から金曜日にかけて池袋で開催されています。XORのメインターゲットはドキュメント制作関係者なので、ここで宣伝できれば最も効果的です。これに匹敵する他の宣伝機会は思いつきません。逃せば1年先送りになってしまいます。

そこで、ブースの出店申し込み期限は既に過ぎていたものの、ダメもとでコンタクトを取ってみたら「テーブルブースに空きがある」とのことだったので、すぐに申し込みました。出展決定です。

つきましては、よろしければご来場ください。展示ホールBのBT-08 FROGFISH合同会社です。会場でお会いしましょう。

みずほ銀行の法人口座

イオン銀行に法人口座の開設を断られたので他の銀行で作る必要がありました。

メガバンクは条件が厳しいらしいからネット銀行しかないかなと思っていたものの、検索したらみずほ銀行がスタートアップ支援に力を入れているという記事を発見。

みずほ銀行ならイオン銀行のATMでも入出金手の数料がなく都合がいいので、さっそくWebサイトから申し込みました。

みずほ銀行のスタートアップ企業支援バナー

すると約1週間後に電話がかかってきて、期限までに来店するようにとのこと。

後日、店舗に出向くと1時間ちょっとで一連の手続きが終了しました。法人口座には「みずほビジネスWEB」なるオンラインバンキングの会費が(3,300円/月)かかるけど、まあいいでしょう。

これで法人口座が用意できました。しかもメガバンクに。みずほ銀行、いいサービスを展開してくれてますね。

イオン銀行の法人口座

起業にあたっては会社の銀行口座が必要です。

私の場合、近所にイオンの店舗がオープンしたのでイオン銀行が最も使い勝手が良さそうだったけど、イオン銀行の担当者に法人口座を作りたいと申し出たらあえなく断られました。設立時期を訊かれ、「少なくとも1〜2年の運営実績が必要」とのことで。

メガバンクの法人口座開設は難しいと聞いていたけど、メガではないイオン銀行もそうみたいですね。

イオン銀行のカード

もちろん個人口座ならイオン銀行でも問題なく作れるはずだけど、個人口座を会社用に使うのはどうかと思います。川崎市では社会保険の引き落としに法人口座が必須なようだし。

まあ、食い下がったところでどうにもならないだろうから「制限付きでもいいのでスタートアップ用口座開設を検討して」とリクエストして撤退しました。

印鑑

新会社の設立にあたっては会社の印鑑を作る必要があります。会社の実印、銀行印、角印(社印)です。いい加減、時代遅れの習慣だと思うものの、法律がそうなっている以上、従うしかありません。

印鑑のお値段はそれこそピンキリだけど、一般的には柘(つげ)や樺(かば)といった木材が安価。よって当初それらにしようと思っていたものの、Amazonでチタンの印鑑が割とお手頃に注文できるのを発見しました。

チタンで3本揃えても値段は木材とさほど違いません。ならばとチタンにしました。耐久性が問われるほど印鑑を使うとは思えないけど、何となくチタンには上等な素材という印象があるので。

チタンの法人印3点セット
届いたチタンの法人印3点セット。左から実印、銀行印、角印

誰でも使える、いつでも使える

PDF比較アプリ(デジタル校正ツール)XORの基本コンセプトは「誰でも使える、いつでも使える」です。

誰でも使える

「誰でも使える」には二つの意味があります。「簡単操作」と「手頃なお値段」です。

簡単の目安は「説明書を読まずともあらかた使いこなせる」でしょう。世の中には詳細な設定項目を設けているアプリがあるけど、私は学習能力が低いためか使いこなせません。DTPで組まれた紙面はテキストが主体なのか画像が主体なのか切り分けできないことも多くどんな設定が効果的か解りづらいし、使い分けるのも難儀です。

よってXORには一切の設定項目がありません。二つのPDFを選んだらスペースキーを押すだけで比較結果が表示されます。

xor concept animation
比較するにはスペースキーを押すだけです

もう一つの「手頃なお値段」の目安は「個人でも導入できる価格」ということで、2,000円/月のサブスクリプションとしました。月に20日働くとして1日あたり100円なら無理はなかろうと。しかも1ヶ月の無料試用期間があります。解約、再契約も自由です。何万円もするアプリを買うには勇気が要りますよね。会社でも購入申請はなかなか通らないことでしょう。

いつでも使える

いつでも使えるは、結論から言えば「ドングル要らず」です。

私がかつて勤務した二つの大手ドキュメント制作会社では、どちらもデジタル校正の最高峰ツールProof Checker Proを導入済みだったものの、USBポートにドングルを刺したPCでしか使えないため各人の締め切りが重なると順番待ちが発生していました。これって思っている以上に厄介なのですよね。ドングル待ちの人数が多かったり前の人がページの多いドキュメントを比較検証していようものなら、ずいぶん待たされてしまうから。自身が待たせる側になれば焦るし。

また、順番待ちの時間を有効活用すべく別の案件に取り掛かったら、いざ順番が回ってきたときに手が離せないなんてことも起こりがちです。

とはいえ会社は高価なアプリを何本も買い足すことはできません。印刷業は総じて薄利多売。決して収益性が良いとは言えない世界なので。

また、大手の社員であっても在宅勤務の際は当然ながら会社の設備が使えません。誰かがドングルを持ち帰ろうものなら大事になるでしょう。

そんなわけでツールを使わず校正を済ませたら、そういう時に限って致命的な不具合が紛れ込んでいるのに気づかず…なんてことも起こりがちです。

XORはMac App StoreおよびMicrosoft Storeからの提供なので、コピープロテクトのドングルはありません。しかも同じアカウントなら会社でも自宅でもアプリを使えます。あるいはWorkasionで訪れたリゾート地においても。