テレワークの本当の意義

テレビの報道番組を見ていたら、とある企業ではテレワーク率99%を誇り、業務効率も下がっていないためオフィスの縮小を検討しているとのこと。そうして固定費を減らせれば今回のような不測の事態に備えるとともに、研究費を増やしたり人件費に還元して企業体質を強化できますね。

中にはテレワークを「新型コロナウイルスへの感染回避」や「外出自粛要請への対応」あるいは「事実上の自宅待機」と捉えて、緊急事態宣言が解除されれば元の体制に戻そうと思っている会社も多そうだけど、それだと拙いことになるかもしれません。

そう、テレワークへの本当の意義は企業競争力に差がつきかねないこと。例えば、テレワーク体制が不十分な会社から優秀な社員がテレワーク推進の同業他社に移るという動きが出てくるかもしれません。テレワーク体制でも業績が落ちない会社は柔軟でアクシデントにも強く労働者にとって魅力的だし、その逆は不安なので。日々の通勤が不要なら転職先は自宅から遠くてもいいし。よって、採用の観点でも、テレワークの可否や充実度合いが優秀な人材を確保する鍵にもなりかねないでしょう。

ならば、新型コロナウイルスの拡大が落ち着いた後でも必要に応じてテレワーク体制が取れ、しかも業務効率を落とさないノウハウを確立しておくことは重要です。運よく新型コロナウイルスの第二波が来ず難なく乗り切れる可能性もあるけど、テレワークの理由はなにもコロナだけではないわけです。

リモートワークの動機
コロナ収束後も様々な理由からテレワークを望む人は増えます。

なお、こちらは印刷物の制作者がテレワークをする際の一助になればと作ったPDF比較アプリ『XOR』の紹介動画です。

テレワーク環境を快適に

主に印刷物の制作者がテレワーク環境をこれから整備する上で、お勧めの机と椅子、そしてデュアルディスプレイ環境を紹介しました。でも、PCがラップトップなら本体と外部ディスプレイ1台の組み合わせでデュアルディスプレイ環境が出来上がります。

その場合、外付けディスプレイを32インチ以上にするのもいいでしょう。テレビの転用もありです。

ただし、ラップトップを机上に置くと、外付けディスプレイまでの距離が遠くなり、少々不効率かもしれません。例えばラップトップ側に原稿類を表示させ、外付けディスプレイで制作を行うなら、両方を近いところに並べて見比べたいですよね。

そこで必要なのがPCを置く台。でも机上スペースを取られるので、代わりにお勧めしたいのがアーム+トレイです。

ただし、ラップトップのキーボードは打ちづらくなるので外部キーボードもあった方が良いでしょう。

新型コロナウイルスがいつ頃収束するか見えないため、この先テレワークに対応できないホワイトワーカラーの労働者は取り残されます。でも、テレワークだからと生産性が落ちるのでは他者に遅れをとってしまいます。

よって、テレワーク環境におけるドキュメント制作には、期間限定でも使えるPDF比較アプリ『XOR』の利用をお勧めします。

App icon of the XOR

XOR

リアルタイムPDF比較ビューワ

2,000円(税込)/月
(サブスクリプション)

  • Download_on_the_Mac_App_Store_Badge_ja
  • Microsoft Store Badge

テレワークにはデュアルディスプレイで

テレワークで印刷物などを制作する場合、校正紙のプリントアウトが難しくなります。業務用のプリンタなんて自宅には導入したくないですよね。赤字が入った原稿はモノクロでは厳しいけど、コンビニプリントはカラー1枚80円かかります。

そこでデュアルディスプレイ構成をお勧めします。「片方に原稿を表示し、もう片方でDTPや校正作業を進める」という使い方ができるので。もちろん構成紙はPDFに置き換えるのが前提です。フルHD(1920 x 1080)の24インチ機なら2台でも3万円ぐらいですね。

PCで映画とかも観たいなら32インチ以上の大きなディスプレイが良さげだけど、24インチ2台の方が作業が捗るかと。それぞれのアプリを広く表示できるので。例えばA4見開きとか。

ただし、ほとんどのPCはHDMIポートが1個しかないので別途USB-HDMI変換アダプタも必要ですね。MacBook Pro/AirともなるとそもそもHDMIポートがないので、アダプタは2個必要です。

まあ、ラップトップ本体の画面と外付けディスプレイのデュアルディスプレイで済ませるなら、あまり考えなくてもいいけど。

なお、テレワーク環境における制作には、期間限定でも使えるPDF比較アプリ『XOR』の利用をお勧めします。

App icon of the XOR

XOR

リアルタイムPDF比較ビューワ

2,000円(税込)/月
(サブスクリプション)

  • Download_on_the_Mac_App_Store_Badge_ja
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テレワーク制作の強い味方

39県に対する緊急事態宣言が先行解除となりました。残る8都道府県については来週以降に判断されるとのこと。でも、解除は収束の意味ではなく、気を抜けばウイルスが再拡大しかねないので警戒の継続が必要です。政府も引き続きテレワークを推奨しています。

とはいえ、印刷業界の、特に中小規模の会社ではテレワークへの対応がまだあまり進んでいないとも聞きます。でも、そのままでは命取りにもなりかねません。運悪く社内から感染者が出ればしばらくオフィスを閉鎖して他の社員への感染状況の様子を見ざるを得ないのだから。そもそも経済が低迷して需要が減っている中で希少な制作業務が軒並みストップするようでは会社存亡の危機に晒されます。

しかも秋冬の第二波はインフルエンザの流行とも重なって、より深刻になるとも言われいるので、制作者各人がテレワークできる体制づくりは急務。自治体によってはテレワーク推進に補助金を設けているので存分に活用するべきです。

ただし、パソコンやインターネット環境を取り揃えるだけでなく、テレワークでも生産性が落ちない、あるいはむしろ向上するようなところまで持っていくことが重要です。校正紙の扱いを始め、テレワークではオフィス勤務の時とは仕事のしかたを変えざるを得ません。ならば、アプリ類もテレワークに適したものが必要になります。そして、PDF比較(検版)アプリ『XOR』はテレワーク制作の強い味方になってくれるはずです。

そこでXORに関する新しい説明動画を二本公開しました。制作者がテレワークに取り組む場合の参考にしていただけるかと。

作りが稚拙で見づらさ聞きづらさは否定できないけど、何とか要点は伝わるのではないかと思います。

テレワーク制作に活路を

このところ新型コロナウイルスの新規感染者数も減り、39県については今日にも緊急事態宣言の解除方針が発表されそうです。でも、東京都などでは医療機関のベッド数が逼迫しているらしく、自粛疲れの反動も考えられるので楽観視はできません。収束ムードだった武漢や韓国でもまたクラスターが発生したし、宣言が解除された後も以前の生活に戻れるわけではなく、引き続き感染拡大を警戒する必要があります。

ならば、望むかどうかにかかわらずテレワークへのトレンドは続くでしょう。それは印刷会社や制作会社においても。その対応度合いが同業他社との競争力の差にもなりかねません。

そこでXORに関する新しい説明動画を二本公開しました。前者はテレワークに主眼を置いてXORの有用性を説明したもので、後者はアプリの機能紹介。XORはおそらくテレワーク制作には最も適したPDF比較(検版)アプリです。

自身の声の通らなさ、ナレーションの下手さには愕然とするものの、コストはかけられないのでしかたがありません。動画編集も稚拙で見づらさ聞きづらさは否定できないけど、何とか要点は伝わるのではないかと。

なお、XORは月額2,000円のサブスクリプションという薄利多売のプロダクトなので、契約数が伸びないと新機能の追加ができません。

でも、言い換えれば、契約数がある程度まで伸びさえすれば、新しい機能を追加できるようになります。それも年に数回といったペースで。その度にユーザの制作効率は上がります。もちろんアップグレードは毎回無料です。

私もかつては印刷物の制作者だったし、元来が横着な性格で、どういうツールがあれば楽ができるかを常々考えていたので、痒いところに手が届くような新機能のアイディアがまだまだたっぷり残っています。

また、アプリによって改善したい制作の場面などをお伝え頂ければ、ご期待に応えられるかもしれません。

というわけで、印刷会社や制作会社で働く方々およびフリーランスの制作者には、ぜひこれらの動画をご覧いただき、アプリの試用を始めるとともに、関係者各位への紹介をよろしくお願いいたします。