XORの最も効果的な使い方

page2020で弊社ブースに立ち寄っていただけた方の関心事は、もちろんXORの特長でした。3フロアに渡る会場のどこかで他社さんもPDF比較の製品を展示していたかと思うので、きっと違いを知りたかったことでしょう。

XORの特徴は「シンプルなPDF比較アプリを導入しやすい価格でご提供」です。月額2,000円のサブスクリプションはさすがに最安ではないかと。

そしてXORの最も効果的な使い方は以下になります。

変わっていては拙い箇所に無用な変更が生じていないかを確認する

私は長年に渡って取説の制作に携わりました。取説は改版があるものだし、個別の制作においても初校→再校→三校といった具合に段階を踏んで制作される過程で無用な変更が生じることがあります。これが修正もれならDTP原稿の修正指示と対になっているので比較的簡単に見つかるものの、無用な変更は誰も意図していないため、DTP原稿と付き合わせても見つかりません。

よって見逃して痛い目に遭った後は疑心暗鬼になるし、どれだけ入念に確認しても何も見つからず徒労に終わることもあり得ます。

そこで毎回の校正の冒頭にXORで変更されていないページ、箇所を洗い出して確認対象から取り除けば、「どこかに紛れ込んでいる無用な変更を探す」という作業を省け、時間短縮、コストカットに繋がります。

XORによって削れるコストは「無用な変更を探す」という作業