教訓

先日、コストについて書いたけど、業務の収支状況を改善するための一番の近道は「入りを増やす」ですよね。コストカットも重要だけど限界があるし。

私が昨年まで在籍していた都内の大手制作会社では長年「打診された仕事は断らない」というポリシーでやってきたため、中には明らかに足が出る業務も多々散見されました。

もちろんそのポリシーにも一定の理はあります。こんな感じで。

  • 断らないという評判が新たな仕事を呼び込む
  • クライアントを囲い込み同業他社との繋がりを作らせない
  • クライアントの横の繋がりにも期待できる
  • 本件は赤字でも将来案件は黒字になるかもしれない

でも、制作コンペでは最後まで争うため、安値競争の末に赤字覚悟で受注なんてことが多々。それでも「儲からない仕事が混ざっていてもトータルでプラスになればOK」を続けていくなら良かったのだけど、昨年経営者が代替わりして方針が変更され、不採算案件が多数あることが問題となりました。

とはいえこちらを「安さが売りの業者」と思い込んでいるクライアントに合意済みの制作費の値上げを打診することはできず、他に収支改善の策もなくて、結局私も含めて何人もが退職することに…。

救いようのない話だけど、何か教訓を読み取るとすれば「目先の売り上げに惑わされて安請け合いするな」かな。それって結局自分たちの首を絞めることにもなりかねないと。

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