みずほ銀行はメインバンクに不向き?

みずほ銀行のオンラインバンキングは取引明細を直前3ヶ月までしか遡れないのですよね。これって不便極まりないです。

例えば、確定申告に向けて今の時期に前年分の取引明細を取り寄せようにも、もはや10月以降の分しか見られません。もし1月〜9月分の明細も欲しければ330円x1ヶ月の発行手数料を支払って郵送してもらう必要があるのだと。そう、1通330円ではなく1ヶ月あたり330円、9ヶ月分なら2,970円です。こちらは紙の通帳を使わないでやっているのに、その代替手段としては高すぎやしないかと。

ちなみに三菱UFJ銀行は25ヵ月、三井住友銀行は15ヶ月前まで遡れます。住信SBIネット銀行などは7年前の1月1日まで遡れるらしいので、個人事業主の現金取引記録の保存期間をほぼ丸々カバーできますね。

銀行のイラスト

そんなわけで、みずほ銀行をメインバンクに使うのはやめようかと思い始めていたものの、みずほ銀行も今月18日からはシステムが切り替わり、過去10年間を遡れるようになるそうで。

だったらメインバンクとして使い続けてもいいか。

page2021が中止に

2月に予定されていた毎年恒例のイベントpage2021のリアル展示会が中止になりました。

まあ予想通り。このコロナ禍では致し方ないでしょう。なにしろ会場の文化会館展示ホールには窓がなく、天井も低くて換気性が良くないので。もちろん会場内で会食するわけではないけど、製品やサービスの説明、そして資料の受け渡しは感染を招きやすい行為です。いや、そもそも緊急事態宣言下では出展者も来場者も集まれっこないか。

そんなわけで今年はオンライン版のみの開催になるけど、それでいいのでしょうかね。というのも、もしワクチンが期待通りの効果を発揮しなかったなら、来年も開催できないわけです。2月という印刷業界の閑散期開催が仇になると。

よってpage2021は第三波も落ち着くであろう6月あたりに順延開催を目指すのが良さそうな気がします。可能であれば。今のところ五輪も開催する方向だし、適切な会場がうまく押さえられるかは知らないけど。

page2021の展望

印刷業会の国内最大のイベントがpage。毎年2月の第1週に池袋で開催されます。

page2021

でも、来年はさすがに中止になるかと。なにしろその頃はコロナ禍第三波のピークだろうから。

昨日の新規陽性者数は全国で2,388人、東京も534人と過去最高です。これから冬に突入するけどワクチンはまだ。他方で行動自粛の類はもう懲り懲りという空気感が社会に漂っているので減る要素がありません。もちろん陽性者の大半は無症状や軽症だとしても総数が増えれば重症者も増えます。

pageが開催される池袋サンシャインの文化会館展示ホールは天井が低く、狭く、換気性も悪いので、例年通りなら6万人超が来場するイベントの開催は絶望的でしょう。かといって入場制限をかけるとイベントの趣旨から外れそうです。延期も五輪・パラリンピックが早々にキャンセルされない限り、会場確保の面で難しいのではないかと。

というわけで、何も情報は得ていないものの、私はpage2021は中止になると見ています。

代わりにpage2021オンラインの方が拡充される可能性はあるかもしれません。

BootCampが悩ましい

来週にはmacOS Big Surがリリースされそうなので、そろそろ備えようと思っています。XORが無事動作するかも確かめる必要があるし。

macOS Big Sur

具体的には外付けHDDにCatalina環境を退避させ、MacBook AirのSSDにBig Surをインストール。新OSは最初のうちは不具合も多いので必要に応じてCatalina環境でも起動できるようにしておこうと。

ただし、Catalinaのインストールがうまくいきません。原因はBootCampの存在。macOSのインストールは再起動を伴うけど、その際にBootCampのWindowsが無条件に起動されてしまい、インストールを完了できないという。

よってBootCampを一時的に無効化する方法を調べたものの、見つけられませんでした。

そこで考えられる解決方法は以下。

1. Parallels Desktopを導入

BootCampではなく、Parallels Desktopの仮想環境でWindowsを使えようにすると。動作は微妙に遅いだろうけどゲームをやるわけではないからいいでしょう。再起動の手間がいらず、MacとWin間でコピペもできて便利です。お値段は8,340円〜。

2. Wincloneを導入

Winclone 8 StandardではBootCamp環境のバックアップアプリ。OSのインストール時に退避して、終わったら戻せばいいでしょう。お値段は$39.99。

3. BootCampを一旦削除

BootCampのWindows環境でデータ類のバックアップを取ったらBootCampごと削除。OSのインストールが終わったら、またBootCampを構築する方法。お値段はもちろん無料。

結論

さて、この中で一番良さげなのは1. Parallels Desktop。これならMac上でWindowsのAI Talkも使えて、ナレーション入りの動画を作るときにWin PCを介さずに良くななります。

でも、とりあえず3.にしようかな。現状、BootCampを使うのは旅に出るときぐらいなので。Windowsのみが必要な外出時はLenovoを持っていけばいいし。

ただし、Apple Silicon搭載のMacではBootCampが廃止されそうな感じです。そうするとParallels Desktopしか選択肢がなくなりますね。まあそれは先の話。

page2021オンラインが開催に

先日、JAGATから『page2021オンライン』の案内メールが届きました。リアル展示会の方は2021年2月3日(水)~2月5日(金)だけど、それに続いてオンライン展示会が2021年2月8日(月)~26日(金)に開催されるとのことです。

page2021オンラインのバナー

さて、私も今年のpage2020にブースを構えてXORを出展してみたものの成果は惨憺たるものでした。残念ながら。

来場者は3日間で6万7千人ほどあったようだけど、隣近所のブースも含めてほとんどの人に素通りされてしまって。大抵は目当てのブース以外には関心がないのでしょうかね。私が話したかった制作者(入場者のバッジの色で解る)の割合もかなり少なかった印象だし。

そう、すでに顧客を大勢獲得していて名前で来場者を呼べる会社が下の広い2フロアに出展するなら意義はあるだろうけど、これから新規顧客を獲得したい会社が、一番上の、しかもドン詰まりのような場所に小さなテーブルブースを出しても、ほとんど効果はなさそうな気がします。まあ、個人的な見解ですが。

でも、「オンラインならそこはフラットだから良いかも」と思ったものの参加費は最安のスタンダードプランでも税別50万円(JAGAT会員)もしくは税別70万円(JAGAT非会員)です。しかも上位2プランと比べてサービス内容も減るようです。

2021 オンライン展示会出店料金

70万円はリアル展示会のテーブルブースの4倍強。余計に手が出ません。

どうやらpage2021への出展は、リアル・オンラインの両方とも見送らざるを得ないようです。まあ、無名の零細スタートアップの立場なら、他の広告なり周知手段に割り振るのが賢明かもしれません。