XOR for Mac & Windowsに関連した虎の巻(Tips)のページを公開しました。
XORを使う上で有意義な情報をまとめてあります。
これからも随時追加していく予定です。
2025年1月25日、XOR for Windows Version 2.0をリリースしました。

新バージョンの特徴はワンストップ校正です。以下の動画でご確認ください。
修正前と後のPDF全体を比較して比較結果のリポートを生成するアプリを用いた校正では、必要に応じて修正後のPDFをベースに再修正用DTP原稿なり変更箇所一覧を作る必要があります。
対してXORではユーザーが自力で差分箇所を赤線でマーキングすることになります。この方式は一見面倒に思えるものの、XOR上で差分箇所に校正結果を書き入れ、再修正用DTP原稿なり変更箇所一覧として書き出せるため、むしろ校正作業が簡潔になります。
XORは下図のような未開きページを含むPDFの比較には対応しておりません。

このような構造の新旧PDFを比較したい場合、InDesign等のDTPアプリで単ページのPDFとして書き出してから比較してください。
XOR for Mac Version 2.2をリリースしました。既存ユーザは無料でアップグレードでき、新規ユーザは1ヶ月間無料でお使いいただけます。
とはいえ今回はマイナーバージョンアップ。具体的にはmacOS High Sierra環境で起動した際に「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」がうまく動作しな買った問題を解消しました。
まず、修正前と後のPDFで変更がなかったページはこのように表示されます。

ちなみに差異がある場合はこのとおり。

これにより制作者は差異の有無を一瞬で把握でき、「DTPの過程で不要な変更が紛れ込んでいないか?」の確認作業が要らなくなります。
もう一つの新機能は「サーモ表示」です。差分箇所だけを赤で表示します。「透かし表示」の状態でスペースキーを押すとサーモ表示に切り替わります。

なお、これらの機能は有意義なのでWindows版にも追って搭載する予定です。
ちなみにこの二つの追加機能はユーザ様からのリクエストがきっかけで搭載しました。搭載して欲しい機能案があればリクエストをお寄せください。感想も大歓迎です。
XOR for WIndows Version 1.6をリリースしました。既存ユーザは無料でアップグレードでき、新規ユーザは1ヶ月間無料でお使いいただけます。
今回追加された新機能は「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」です。
まず、修正前と後のPDFで変更がなかったページはこのように表示されます。

ちなみに差異がある場合はこのとおり。

これにより制作者は差異の有無を一瞬で把握でき、「DTPの過程で不要な変更が紛れ込んでいないか?」の確認作業が要らなくなります。
もう一つの新機能は「サーモ表示」です。差分箇所だけを赤で表示します。「透かし表示」の状態でスペースキーを押すとサーモ表示に切り替わります。

なお、これらの機能はMac版に搭載済みです。
ちなみにこの二つの追加機能はユーザ様からのリクエストがきっかけで搭載しました。搭載して欲しい機能案があればリクエストをお寄せください。感想も大歓迎です。
XOR for Mac Version 2.1では新機能として「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」を搭載したものの、当初の予定では自動検出のみを盛り込む方向で進めていました。それだけで大きな進歩になるはずだと。

ただし、いざ不変ページの自動検出を作り込み、さまざまなテストデータを試したところ、同じページなのに「Unchanged」になったりならなかったりという事象が見られました。もちろんアルゴリズムは同じなので不可解な話です。
具体的には、テスト用にとあるPDFのペアから最後のページだけを削除したバージョンを作って試したところ、全ページが揃ったPDFとでは「Unchanged」になるページの組み合わせが食い違う点に気づきました。
調べてみたところ、原因はページを削除して保存した際にPDFのデータ構造が微妙に変わることでした。そう、PDFは見た目が同じでもデータ構造が違っているケースがよくあります。それがXORでレンダリングする際に数ドット程度の微妙な差異を生み出していたわけです。不変ページの自動検出機能は当然ながら1ドットでも違いが見つかれば差異があると見なします。
ちなみにPDFのデータ構造を解析して比較するタイプのPDF比較アプリが差異の後検出や検出漏れを起こすのも、PDFの保存状態との相性が理由だったりします。そのせいでアルゴリズムに要素のペアリングを誤認識させたり、チェックをすり抜けてしまうという。
で、数ドットの微妙な差異をXORで吸収できればよかったのだけど、あらゆるケースを想定するのは不可能なので諦めて、代わりにユーザが微妙な差異を見つけやすくするべく急遽サーモ表示を追加しました。
DTPでは無用な変更はしないのが鉄則。とはいえ人間がやることなので意図しない変更は紛れ込むものです。例えばInDesign利用時、無意識に⌘V(WindowsならCtrl+V)を押そうものなら、無用なテキストボックスが貼られたりします。そこでXORのようなPDF比較アプリが必要とされるわけです。
ただし、これまでのXORはユーザが差分箇所を見つける手助けをするだけだったため、一見差異がなさそうに見える場合でも本当にそうなのかユーザ自身で確認が必要でした。
でも、本当に差異がないかをXOR上で確かめる作業には意外と時間がかかるものです。そこで差異がないページの自動検出機能を搭載しました。

これにより差異の有無が一瞬で把握できるようになりました。つまり時短によるコスト削減効果が見込めます。
なお、一見差異がなさそうに見えても「Unchanged」が付いていない場合はどこかに差異が発生しています。
Youtubeで『illustrator差分 マルチPDF 2 1』なる動画を見つけました。Adobe Illustratorを用いて二つのPDFの差分を見つけるテクニックの紹介です。
世の中には賢い人もいるものですね。私もPhotoshopを使ってPDFの差分を見つける方法は15年ぐらい前に考案したけど、Illustratorでやろうとは思いもしませんでした。確かにIllustratorならテキストや絵図(ビットマップ以外)をベクターデータのまま比較できていいですよね。
ただし動画を見る限り操作は煩雑に思えます。私のPhotoshopを用いた方法もそうでした。手間隙が多いとヒューマンエラーが出やすくなるので実用的でなかったりします。
よって現存するPDF比較ツールの中で、おそらく最も簡単に使えるであろうXOR for Mac/Windowsの存在意義があろうかと思っています。
Youtubeで『PDF比較ツール「ぱたぱたReader」』という動画を見つけました。Windows版のみのフリーウエアだそうです。Vecterから入手できます。
見てわかる通り、XORと同じく「修正の前と後のPDFの違いを把握するお手頃なツールが欲しい」という潜在的なニーズに応えるものです。いいですね。ドキュメント制作者の中にはまだまだ校正をプリントアウトした校正紙上で行っている人も多いし、個人の制作者は高価なPDF比較ツール(アプリ)の導入も難しいから。
ぱたぱたReaderもXORで言うところの「透かし表示」と「アオリ表示」に相当する比較結果を出してくれます。その上、XORにはない自動比較も搭載していて、全ページの差分箇所をバッチ処理で探してくれるようです。気になる方は試してみるといいでしょう。何しろ無料なので。
ちなみにXORはPDF比較だけてでなく、その後の校正提出までを視野に入れています。
確かにPDFの差分比較は重要だけど、それは校正作業の一部。プロの制作者はクライアントに成果物を提出してこそ代金をいただけるわけです。しかも通常、数往復の校正を経てようやく完成となります。ならば校正提出の行程もカバーするアプリの方がいいはず。
そうしてクライアントからの信頼を高め、維持するのが継続的な依頼をもらうための最大のコツなので、そために月額2,000円を払い続ける価値はあります。