![App Icon with "Tips"](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2021/06/appicon_TIPS.png?resize=128%2C128&ssl=1)
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品質証明を必ず提出すべし
ここで言う品質証明とは、XORのファイルメニューから「書き出す」>「左右のページを重ねて書き出す」を実行して書き出したPDFのことです。
制作物を提出する際にこのPDFを添付すれば、クライアントはどこが修正されたかに加えて、修正漏れや無用な変更が発生していないかを容易に確認できます。
01. 品質証明の内容
XORのファイルメニューから「書き出す」>「左右のページを重ねて書き出す」を実行すると、このようなPDFが書き出されます。![品質保証PDFの書き出し](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2021/06/export-quality-certification.gif?resize=480%2C337&ssl=1)
![品質証明のページの一部](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2021/06/uppler-half-512x320.png?resize=512%2C320&ssl=1)
02. 顧客サービスにおける優位性
制作会社が提出した制作物の出来栄えをクライアントが確認する際に紙面(誌面)のどこが変更されたかが簡単に把握できれば作業が捗ります。 そこで制作会社側としては校正提出の際に「制作物のどこを修正したか」を注釈書きした修正報告のPDFを添付するのもいいのですが、この方法では制作者が把握している修正箇所しか申告されません。
制作では修正指示がない箇所は触らないのが鉄則ですが、DTPでは意識しない変更が紛れ混むことがあります。
例えば、レイアウト調整の都合で何らかの要素を一時的に移動させたまま元に戻し忘れたり、間違った場所に戻した場合などが考えられます。DTP原稿に修正指示がなく、本来変わっているはずがない箇所が変わっていても、なかなか気づけないものです。
![修正箇所報告PDF](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2021/06/3e2ab434064c11f2c92c9879ff53fa5d-512x320.png?resize=512%2C320&ssl=1)
03. 申し送り事項
制作においては、時折クライアントからの依頼による修正を制作側の判断で見送ったり、依頼されてない箇所を自主的に修正することもあります。 そういう場合は申し送り事項として注釈を記入て申告するといいでしょう。![XOR 2.0 書き出されたファイル(品質証明)](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2021/06/exported_proof-512x320.png?resize=512%2C320&ssl=1)
- XORの「透かし表示」または「アオリ表示」で差分箇所に赤い線の囲みをつける
- 「ふたご表示」に切り替えて右側のページで囲みをクリック
- 表示された注釈ウインドウに申し送り事項を書き入れる