使い勝手 > 機能

XORは修正の前と後の二つのPDFを比較するアプリ(Mac/Windows)で、以下の確認に効果的です。

  • どこが変わったか?
  • その変更は正しい修正か?
  • 修正漏れがないか?
  • 無用な変更が紛れていないか?

これらをプリントアウトした校正紙を使って目視でやれば、やたらと時間がかかってしまいます。

PDFの差分を比較するアプリは世の中にいくつも存在しているけど、XORのセールスポイントは

「他のどの同類アプリよりも簡単に使えて、軽快に動作する」

です。

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そう、アプリも目的を遂げるための道具に他ならず、道具には使い勝手がとても重要です。

例えばゴルフのクラブはブランドやお値段、カタログのスペック、他者による評判などよりも、自身とのフィーリングの方がスコアに影響するのではないでしょうか。私はゴルフをやらないので想像ですが。

あるいはマラソンの高速シューズも利用者を選ぶと言われ、好成績を達成するには相応の筋力なり技量が必要とされるようです。よって、水準に達していない人が使えば、かえって成績が落ちたり、体を痛めかねません。

これらはアプリに関しても言えます。どんなに多機能でも使いこなすのが難しかったり動作が重ければ満足な成果は上げにくいものです。

また、PDFの差分を的確に見つけてくれても、比較結果のレポートが難解だったり紛らわしければ、やはり作業効率が落ちてしまいます。アプリ側が万全でも、技量が伴わないユーザーはミスしかねません。

そのためXORは、誰でも簡単に使いこなせるよう機能を最小限に抑え、比較結果も単純明快で、かつ軽快に動作するように開発しました。

使い方の勉強も要らず、誰もが迷わず使えて、サクサク動き、待ち時間もないアプリなら、高度で多機能なアプリを背伸びして使う、あるいは動作が重たいアプリを忍耐強く使うよりも成果を達成しやすいはずです。

なお、「お値段も最安」と言いたいところだけど、Adobe Acrobat Proのサブスクリプションが月額1,738円(税込)なのでXORの方が262円だけ高価。それでもかなりお安い水準ですが。

XORには1ヶ月の無料試用期間があるので、ぜひお試しください。

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XOR

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2,000円(税込)/月
(サブスクリプション)

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コロナ憎し

新型コロナウイルス、高齢者や既往症持ちでなければ深刻ではないと解っているのに社会はなかなか元に戻りません。

そんな折、某大手人材派遣会社の人と話す機会がありました。せっかくなので私の古巣でもある印刷業界の状況を尋ねてみると、例えばDTPオペレーターの求人数は去年の同時期に比べて1/4〜1/5まで落ち込んでいるとのこと。

その結果、求人への競争率は高まり、去年ならDTPの経験、技量を持っていれば選考に残れたところが、今では雑誌、書籍、カタログ、販促物など各求人にドンピシャの経歴が求められるのだそうな。何でもそつなく作れる人よりも、チラシならチラシと専門的に作ってきた人が有利になるのかな。コロナ不況のために職を失ったオペレータは次の職場を見つけるのに苦戦しそうですね

苦戦する就活
就活にはとても辛い状況です。いや、正社員とかでも厳しさが増しているかも…。

もっとも印刷業界はコロナ流行の前から有望とは言い難かったのだけど。

印刷業は全業種を相手にしたビジネスができる反面、クライアント各社の景況に大きく左右されてしまいます。出版社なら自前の商品を作れるものの出版不況と言われて久しいし

また、私が知る二つの制作会社は「忙しくなると人を増やし、繁忙期を過ぎたら退職させる」を繰り返していました。当然、派遣社員、契約社員も多用しています。でも、それでは経験値が蓄積されず、現場の士気が下がり(戦力になる人でもすぐに離脱していくので)、デフレを長引かせる原因にもなります。よって本来なら技術革新や生産性の向上で乗りきるのが理想です。

差し当たりXORを使えば制作のコストカットが実現しやすいでしょう。

1ヶ月の無料試用期間があるので、ぜひお試しください。

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Apple Business Manager

昨日、ある印刷系の会社様から「XORを10本導入したいが、月や年単位でまとめて支払えないだろうか?」というお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。

なるほどXORは月額2,000円のサブスクリプション提供ですが、確かに毎月、あるいは毎年請求書が届く方が処理しやすいという企業は多いかもしれません。

これに対してAppleが提供している一括導入の手段がApple Business Managerです。

Apple Business Manager

 

Apple Business Managerの画面
Apple Business Managerの画面

Apple Business Managerを使うと「manager@xxxxxxxx.appleid.com」のようなApple IDが作れます。「xxxxxxxx」の部分は企業を表すユニークな文字列です。

ちなみに対応する支払い方法(日本)は以下。

VPP クレジットとはApple独自の電子マネーのようなものだそうです。コンビニで売っているiTunesのプリペイドカードの残高データみたいなイメージでしょうか。

  • Volume Purchase Program (VPP) Credit を Apple から安全に入手する

なお、Apple Business Managerの登録には会社のD-U-N-S 番号が必要です。

プライベートなApple IDを会社で使っているなら

Apple Business Managerは2018年に登場した比較的新しい仕組みです(※)。そのため古くからMacをお使いの会社では導入していないかもしれません。

もしスタッフが自身のプライベートなApple IDで会社のMacを使っているようなら簡単な方法があります。「毎月2,000円をアプリ利用料として支給する」です。そうして各々でXORを契約してもらうと。

中にはアプリを導入せずに2,000円を懐に入れてしまうケースも考えられるけど、そうする人は現れないでしょう。何しろXORを使えば校正がかなり楽になるので。

※ 2019年11月まではApple Deployment Programという仕組みが提供されていました。Apple Deployment ProgramはApple Business Manager にアップグレードできます。

会社でApple IDを割り当てているなら

Apple Business Managerは少々面倒なので、そちらは利用せず、会社でスタッフ全員分のApple IDを確保して各人に割り当てているかもしれません。

だとすれば、それらのApple IDの支払い方法に会社名義のクレジットカードを紐付けておけば、支払いを一元化できます。10人のスタッフがXORを利用するなら、2,000円のサブスクリプション費x10件が毎月請求される形です。


補足:

XORは販路をMac App Store(およびMicrosoft Store)に限定させていただいております。これはひとえにコストカットのためです。こうすることで、パッケージの作成、流通管理、コピープロテクトの実装 or サブスクリプション管理用サーバの構築・運用といった諸々の経費を割愛でき、アプリを安価に提供できます。

よって、もし他の販路も利用しようと思えばそれらのコストが乗るため、XORの提供価格は大きく上げざるを得ません。でも、それでは「誰もが、いつでも存分に使える」というコンセプトが成立しなくなってしまいます。

めくり合わせ校正アプリ

XOR(エックスオーアール)は「めくり合わせ校正アプリ」です。これまで「PDF比較アプリ」と名乗ることが多かったものの、そう聞いてもピンとこない人も多そうなので言い方を変えてみたいと思います。

制作の現場では昔から「めくり合わせ校正」「ペラペラ」「アオリ」などと呼ばれるテクニックが用いられてきました。重ねた二枚の校正紙の上の一枚だけをめくったり戻したりして、視覚的に差分箇所を見極めるというものです。XORはそのテクニックをPC上でシミュレートするアプリです。

おなじみの「めくり合わせ校正」そのものなので、誰もが簡単に使いこなせるでしょう。

また、PDFの解析なども行わないので、サクサク動作し、見つけた差分箇所も明快です。

道具においては、使い勝手、操作の簡単さはえてして機能の充実によるアドバンテージを凌駕します。例えば、満足に乗りこなせないレーシングカーよりも大衆車の方が普段使いには断然便利というわけです。

さながらXORは大衆車、あるいは電動アシスト付き自転車のようなアプリかもしれません。できることは限られるものの、それでも、あるとないとでは生活が大きく変わります。

未利用の制作者の方は、ぜひ1ヶ月無料で試用してみてから、導入するかどうかをご検討ください。

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XOR

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PDF比較アプリってなんぞや?

動画『PDF比較アプリってなんぞや?』を公開しました。

内容はタイトルそのままです。というのも、以前、印刷業界向けイベントに参加した際、「PDF比較アプリって何をするものなの?」と尋ねられたことがあったもので。それに対して馴染みがない人には「PDF比較」だけでは「修正の前と後の二つのPDFの差分比較」だとは伝わらないのかも

実際、多くの制作現場では、いまだにプリントアウトした校正紙ベースのアナログな校正がなされているとも聞きます。ベテランほど校正のスキルに自身があり、やり方を変えたくないところかと。ならば「アプリを使って校正する」という発想がないかもしれません。

でも、校正紙を用いた校正では、多くの時間、つまり人件費がかかる上、作業精度にも個人差が出ます。経験値が少ない新人や注意力が散漫な人は不具合を見落としがちになるわけです。ベテランとて常に完璧とはいきません。

よって制作者はPDF比較アプリを可能な限り使うべきです。

中には既存のアプリが高額で導入を諦めたというケースもあるかもしれないけど、XORは月額2,000円のサブスクリプション提供なので、会社ならスタッフ全員分を、個人でも無理なく導入できるはずです。

PDF比較アプリが自由に使えたなら、月に2,000円以上のコストカット効果が得られるでしょう。