QuarkXPress

QuarkXPressがMac App Storeのサブスクリプションに対応しました。

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これまでも買い切りのQuarkXPress 2018 Pro(¥48,800)があったけど、そちらも引き続き提供され続けるようです。

というか、いまだにQuarkXPressのアップグレードや製品展開が続いているとは知りませんでした。何しろDTPの世界はとっくにInDesign一色になったものと思っていたので。

QuarkXPressを使うユーザってどんな人達なのでしょうかね。昔のQuarkXPressによる制作データを大量に保有していて再利用することもあるような制作、印刷会社かな。

いつも言っているように

うんざりしたような口調で「いつも言っているように…」が口癖の人を私は信用しないことにしています。そりゃ本人は身近な人にいつも同じことを言い飽きているのかもしれないけど、初耳の者にしてみれば聞いたことがない話です。

私が昨年の春まで在籍していた会社でもありました。部の責任者が私との個人面談の際に「いつも言っているように、部署としてはたくさん残業して仕事を多数こなしてくれた方がありがたいのに、あなたはなぜそうしないのか?」と言ってきたのですよね。でも私にとってはまったくの初耳でした。

働き方改革が叫ばれる昨今「なるべく残業しろ」もどうかとは思うけど、社の方針が薄利多売なのは知っていたし、残業代が貰えるならそれはそれでありがたいのでちゃんと通達してくれていれば私とて協力したのに。

他にも面談中にその人は「引き受け手がなかった仕事を他部署に譲ったこともあったのに」とも言っていたけど、あとで先輩方に尋ねてみたら「そんなことはない。その人の思い違いだ」と言っておられました。

結局のところ、「いつも言っているように…」が口癖の人は、誰に何を伝えたかを覚えていないのでしょう。あるいは自身に都合よく記憶を改竄してしまう癖があるのかも。加えて重要な情報の出し方をコントロールすれば部下の生殺与奪を握れるし、いざとなれば尻尾切りにも使えるわけです。

結局、それが引き金で私はその会社を去ることになりました。何しろ会社の将来性がまったく信用できなくなったので。

貧すれば鈍する

私が昨年の春まで在籍していた会社では、経営危機に陥った挙句、終いには「会議室有料化」なんて珍ルールを繰り出しました。社内の会議室を使う場合は5,000円を支払えという。もちろん有効性なんてありません。各部署は身近な空きスペースで打ち合わせをするだけだから。

仮に来客時などで会議室が必要な場合に本当にその部署から5,000円徴収したとしても会社の売り上げが増えるわけではなく、社内で余計なお金の動きが発生するだけです。

よって、あまりに馬鹿げた方策を打ち出すと現場のスタッフの士気が下がりかねないですよね。

PDFヴィジュアル比較へのこだわり

XORは二つのPDFをヴィジュアル的に比較します。解析比較ではどうしても比較漏れが起きたり、処理が重くなってアプリが異常終了しがちなので。

もちろんPDFのヴィジュアル的な比較は普遍的なニーズなので既存製品がいくつもあります。でも、それらは皆、二つのPDFを与えると、全ページ分の比較結果のビットマップファイルがバッチ処理で生成される感じです。ビットマップファイルは、例えばこんな感じの。

Proof Checker PROによるビットマップ比較結果
ビットマップ比較の結果。Proof Checker PROのサイトから拝借

でも、私がやりたかったのはこれではなかったのですよ。そう、私が理想とするヴィジュアル比較は「対になるページをいつでも比較できて、いつでも並べた状態に戻せる」というものでした。バッチ処理でファイルを吐き出すのではなくインタラクティブ(対話型)のアプリです。画像ファイルこの方が断然効率的かつ便利だと思うので。

というのも、バッチ処理でビットマップファイルを生成してくれても、元のPDFと見比べる工程が発生します。しかも新旧両方のPDFと見比べるのは結構大変です。つまるところ不効率です。

よって試行錯誤の末、現在のXORの仕様に落ち着きました。

インタラクティブアプリの使い勝手の良さは実際に試せば分かっていただけると思います。30日間の無料使用期間があるので手頃なMacをお持ちでしたら是非お試しください。