Documentation – ページ 13 – XOR for Mac & Windows:リアルタイムPDF比較ビューワ

XORによる品質確保

本日はpage2020の最終日。聞くところではもっとも人出が多い日とのこと。午後に会社を出て見学し、そのまま帰宅するというパターンが多いそうで。

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さて、PDF比較アプリを使えば制作物の品質確保に有利なことは業界の方なら簡単に理解できるでしょう。

最後発製品であるXORに特別変わった機能はありません。比較したい両ページを画像化して差分を取るオーソドックスな方式を採用しています。

よってXORのセールスポイントは機能面ではなく「導入のしやすさ」です。早い話がお値段ですね。月額2,000円のサブスクリプションなら誰でも手が届くかと。不要になれば解約できるし再契約も自由です。

例えば、多くの制作は編集者とDTPオペレータが組んで行いますが、オペレータは自身が修正したため、どうしても確認が甘くなりがちです。そこでXORを使って修正前と後のPDFの差分を取れば客観的な視点が得られ、編集者との間での出戻りを減らせます。

さらに編集者もXORを使ってオペレータが仕上げたPDFを確認すれば、ダブルチェック体制が出来上がります。

つまり品質確保には、制作スタッフ全員が自身のPCにインストールして、順番待ちなどを気にせずいつでも好きなだけ利用できるPDF比較アプリが有効です。

誰でも使える、いつでも使える

本日はpage2020の二日目です。私の説明も少しずつ上達しているのではないかと。page2020に来場される方は、ぜひ4FのBT-08ブースを訪ねてください。

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さて、page2020におけるPDF比較アプリ『XOR』のキャッチコピーは「誰でも使える、いつでも使える」。「高性能なアプリを全員ででシェアするよりも、シンプルなアプリをスタッフ全員がいつでも使えた方が効率的なはず」という思想によるものです。

誰でも使える

定義は以下。

  • 手頃な導入コスト
  • Mac & Windows
  • 簡単操作

いつでも使える

定義は以下。

  • 自分専用
  • 場所を選ばない

そのため、XORはMac App StoreおよびMicrosoft Storeにおける月額2,000円のサブスクリプション提供です。1ヶ月の無料試用期間もあります。

加えて同一のアカウントであれば、会社でも自宅でも出先でも使えます。この先、在宅勤務を望む人、それを余儀なくされる人は増えると思うのですよね。

その点については改めて書きます。

なぜXORを開発しようと思ったのか?

本日からpage2020がスタート。期待通りにPDF比較アプリ『XOR』が注目を集められているかは、これを書いている時点では解りません。

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さて、これを機に初めてこのblogを訪れる人が増えると踏んで、私がPDF比較アプリ『XOR』を開発しようと思ったきっかけを改めて書きます。

私は2018年まで都内のドキュメント制作会社で取扱説明書の制作に携わっていました。その会社では有名なPDF比較アプリ(デジタル校正ツール)を導入済みだったものの、USBポートにドングルを刺したPCでしか起動できないため、時折順番待ちが発生していました。

そこで待っている時間を有効活用すべく別の案件に取り掛かったら、いざ自分に順番が回ってきたときに手が離せないなんてことも。あるいは、自分が他者を待たせる立場になるのもプレッシャーです。PDF比較アプリでの検証が終わってドングルを明け渡した後に、またチェックしたい箇所が見つかった場合も「返してくれ」とは言えないし

それに、ドングルをシェアするタイプのアプリだと立場によって使いづらい空気感が醸成されたりもします。部署内の重鎮的な編集者は遠慮なく使うけど、年数が浅い人や非正規雇用のスタッフ、DTPオペレータの面々などは使わないのが当たり前のような。もちろん誰も使用を禁止されていないのだけど、何となく遠慮してしまいがちになったりして。

よって私が得た確信は「高性能なアプリを全員でシェアするよりも、機能はシンプルでもいいからアプリを全員がいつでも使えた方が効率的なはず」でした。

ただし、その条件に合うアプリが見当たらなかったので自分で作ろうと考えました。

つまり、XORは私が印刷物(とりわけ取扱説明書)の制作に従事した経験をもとに開発したアプリです。

page2020用配布チラシ

2月5日(水)〜7日(金)まで池袋でpage2020というイベントが開催され、弊社も参加します(展示ホールBのBT-8ブース)。

会場で配布するチラシはこちらです。

page2020用配布チラシ

また、ブースではPDF比較アプリ『XOR』がなぜ必要なのか、どう使うのが有効かを解説します。

ご意見やご質問があれば、会場でお声がけいただくか、入力フォームからお問い合わせください

page2020用説明動画

2月5日(水)〜7日(金)まで池袋でpage2020というイベントが開催され、弊社も参加します(展示ホールBのBT-8ブース)。

会場では説明員は私一人なので、配布用チラシを据え置くとともに、32インチモニタで説明動画をエンドレスに流すことにしました。PDF比較アプリ『XOR』がなぜ必要なのか、どう使うのが有効かを解説しています。

その動画はこちらです。

ご意見やご質問があれば、会場でお声がけいただくか、入力フォームからお問い合わせください

page2020への意気込み

来週の2月5日(水)〜7(金)、池袋でpage2020というイベントが開催され、弊社もPDF比較アプリ『XOR』を出展予定です(展示ホールBのBT-8ブース)。

page2020

そこで出展内容を少しご紹介。

私が思うにドキュメント制作における二大テーマは「品質確保」と「コストダウン」です。

まず、品質確保。これを怠ると痛い目に遭いかねません。再印刷はもちろん、制作費の値引きを強いられたり、夜間や休日の緊急対応を余儀なくされたり。謝罪訪問が必要になる場合もあります。たとえ事が穏便に収まったとしても余計な人件費が費やされてしまいます。

他方でコストダウンも死活問題です。そもそも印刷業は薄利多売のビジネスな上、景気動向にも左右されやすいので。ただし、コストを優先して品質をおざなりにするわけにもいきません。

品質の確保には念入りな作業、つまりは人件費(コスト)が必要です。

よって、相反するこの二つの目標を同時に解決すべく、PDF比較アプリ『XOR』は設計、開発されました。page2020ではその背景や思想、利用方法を解説する予定です。

また、このblogでも、それらを小分けにして解説していきます。

BeforeAfterCV

印刷業界ニュースサイトPj web newsによると、(株)シーティーイーさんがpage2020でPDF比較検査ソフト「BeforeAfterCV」の実演を行うそうです

page2020へのBeforeAfterCV出展の記事

BeforeAfterCVは私は使ったことがないけど、XORと同じく新旧のPDFをビジュアル的に比較して差異を見つけるアプリのようです。早い話がXORの競合製品なわけだ。page2020では私もXORを出展するため見事にバッティングしますね。

でも、競合があるからといって怯んではいらないし、どちらの製品が向いているかは人それぞれだと思うので、何とか棲み分けのポイントを見つけられればいいかなと。

page2020に出展します

先月、法人を登記したことで個人の頃とは違う活動ができるようになりました。その一つはpage2020への出展です。

page2020

pageは主に印刷業界に向けた年次イベント。毎年2月の第一週、水曜日から金曜日にかけて池袋で開催されています。XORのメインターゲットはドキュメント制作関係者なので、ここで宣伝できれば最も効果的です。これに匹敵する他の宣伝機会は思いつきません。逃せば1年先送りになってしまいます。

そこで、ブースの出店申し込み期限は既に過ぎていたものの、ダメもとでコンタクトを取ってみたら「テーブルブースに空きがある」とのことだったので、すぐに申し込みました。出展決定です。

つきましては、よろしければご来場ください。展示ホールBのBT-08 FROGFISH合同会社です。会場でお会いしましょう。

誰でも使える、いつでも使える

PDF比較アプリ(デジタル校正ツール)XORの基本コンセプトは「誰でも使える、いつでも使える」です。

誰でも使える

「誰でも使える」には二つの意味があります。「簡単操作」と「手頃なお値段」です。

簡単の目安は「説明書を読まずともあらかた使いこなせる」でしょう。世の中には詳細な設定項目を設けているアプリがあるけど、私は学習能力が低いためか使いこなせません。DTPで組まれた紙面はテキストが主体なのか画像が主体なのか切り分けできないことも多くどんな設定が効果的か解りづらいし、使い分けるのも難儀です。

よってXORには一切の設定項目がありません。二つのPDFを選んだらスペースキーを押すだけで比較結果が表示されます。

xor concept animation
比較するにはスペースキーを押すだけです

もう一つの「手頃なお値段」の目安は「個人でも導入できる価格」ということで、2,000円/月のサブスクリプションとしました。月に20日働くとして1日あたり100円なら無理はなかろうと。しかも1ヶ月の無料試用期間があります。解約、再契約も自由です。何万円もするアプリを買うには勇気が要りますよね。会社でも購入申請はなかなか通らないことでしょう。

いつでも使える

いつでも使えるは、結論から言えば「ドングル要らず」です。

私がかつて勤務した二つの大手ドキュメント制作会社では、どちらもデジタル校正の最高峰ツールProof Checker Proを導入済みだったものの、USBポートにドングルを刺したPCでしか使えないため各人の締め切りが重なると順番待ちが発生していました。これって思っている以上に厄介なのですよね。ドングル待ちの人数が多かったり前の人がページの多いドキュメントを比較検証していようものなら、ずいぶん待たされてしまうから。自身が待たせる側になれば焦るし。

また、順番待ちの時間を有効活用すべく別の案件に取り掛かったら、いざ順番が回ってきたときに手が離せないなんてことも起こりがちです。

とはいえ会社は高価なアプリを何本も買い足すことはできません。印刷業は総じて薄利多売。決して収益性が良いとは言えない世界なので。

また、大手の社員であっても在宅勤務の際は当然ながら会社の設備が使えません。誰かがドングルを持ち帰ろうものなら大事になるでしょう。

そんなわけでツールを使わず校正を済ませたら、そういう時に限って致命的な不具合が紛れ込んでいるのに気づかず…なんてことも起こりがちです。

XORはMac App StoreおよびMicrosoft Storeからの提供なので、コピープロテクトのドングルはありません。しかも同じアカウントなら会社でも自宅でもアプリを使えます。あるいはWorkasionで訪れたリゾート地においても。

dproofs

「DTP 校正」で検索してみたら、「dproofs」というPDF比較のWebサービスが見つかりました。新旧のPDFをアップロードすると比較結果をPDFとして作成、ダウンロード可能にしてくれます。

dproofs

しかも制限つきながらフリープランは無料、スタンダードプランでも月額1,980でXORとほぼ同額です。

ただし、比較したいPDFのペアをアップロードした後、サービス側の混雑具合によっては待たされるようなので、リアルタイム性を重視したXORとは目指すところが違うと言えそうです。