コロナ憎し

新型コロナウイルス、高齢者や既往症持ちでなければ深刻ではないと解っているのに社会はなかなか元に戻りません。

そんな折、某大手人材派遣会社の人と話す機会がありました。せっかくなので私の古巣でもある印刷業界の状況を尋ねてみると、例えばDTPオペレーターの求人数は去年の同時期に比べて1/4〜1/5まで落ち込んでいるとのこと。

その結果、求人への競争率は高まり、去年ならDTPの経験、技量を持っていれば選考に残れたところが、今では雑誌、書籍、カタログ、販促物など各求人にドンピシャの経歴が求められるのだそうな。何でもそつなく作れる人よりも、チラシならチラシと専門的に作ってきた人が有利になるのかな。コロナ不況のために職を失ったオペレータは次の職場を見つけるのに苦戦しそうですね

苦戦する就活
就活にはとても辛い状況です。いや、正社員とかでも厳しさが増しているかも…。

もっとも印刷業界はコロナ流行の前から有望とは言い難かったのだけど。

印刷業は全業種を相手にしたビジネスができる反面、クライアント各社の景況に大きく左右されてしまいます。出版社なら自前の商品を作れるものの出版不況と言われて久しいし

また、私が知る二つの制作会社は「忙しくなると人を増やし、繁忙期を過ぎたら退職させる」を繰り返していました。当然、派遣社員、契約社員も多用しています。でも、それでは経験値が蓄積されず、現場の士気が下がり(戦力になる人でもすぐに離脱していくので)、デフレを長引かせる原因にもなります。よって本来なら技術革新や生産性の向上で乗りきるのが理想です。

差し当たりXORを使えば制作のコストカットが実現しやすいでしょう。

1ヶ月の無料試用期間があるので、ぜひお試しください。

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XOR

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Acrobat Proが進化していた!

先日、関西方面の印刷会社の経営者の方とお話しする機会があり、その流れで制作スタッフの方にXORを試用していただきました。

結果、先方のレスポンスは「導入ずみのAdobe Acrobat Pro DCにもほぼほぼ同じ機能がある。付箋(注釈)がつけられる分だけAcrobat Proの方がいいかも」とのことでした。そうなのか

そこで改めてこちらのテストデータを最新のAcrobat ProのPDFにかけてみました。

サンプルPDFのサムネイル
クリックでzipファイルをダウンロード

設定が「自動検出」のままの比較では相変わらずフォントの違いを見逃すものの、設定を「スキャンした文書、画像、イラスト」に変更してから実行してやれば、そちらも見つけてくれました。以前のバージョンではそうではなかった気がするのでAcrobat ProのPDF比較も着実に進歩しているようです。素晴らしい。

Acrobat ProはAdobe Creative Cloudに含まれるし、単体でも月1,580円(税抜)のサブスクリプションで利用できるので、これで事足りるなら、わざわざXOR(サブスク費が262円高い)を導入すべき理由はなさそうに思えます。そう、事足りるなら。

気になったので手元の他のPDFをあれこれAcrobat ProのPDF比較にかけてみたところ、全130ページ4色のPDFどうしだと比較開始後に途中まで解析してアプリが落ちました。何度やっても同じです。理由はわかりません。メモリ16GBのMacBook Air(2018)では非力なのかも。とはいえもっと高性能なMacやWin PCを私はは持っていません。しかたなく比較するページ範囲を10ページに絞って再度試してみたものの、やはり落ちます。比較ページを限定しても一旦PDF全体を解析にいくのかもしれません。

また、QRコードの比較では差異を大量に発見してくれます。全体で一つの画像とは認識しないようです。

AcrobataによるQRコードの比較結果
AcrobataによるQRコードの比較結果の切り出し

そう、Illustratorで作成された画像の類いに関しては、違いがないのに違っていると報告しがちなのもAcrobat Proの厄介なところです。「いつものように過剰報告だろうとタカを括ったら、実は無用な変更が生じていた」なんてことが起きてしまうので。

それに、PDF比較がうまくいった場合でも、Acrobat Proの比較結果レポートの画面は動作が重いのですよね。特にスクロールはちびちびとしか動きません。

他にも不具合を見つけたけど、ここでは言及しないでおきます。総合的にはAcrobat Proはとても素晴らしいアプリです。

というわけで、XORにも「Acrobat Proと比べて、どちらがいいかは好き好き」と言えるぐらいには存在意義があることを再確認できました。

XORのアピールポイントは以下です。

1. 簡単操作

XORの比較はスペースキーを押すだけ。PDFの特徴に合わせて設定を調整する必要はありません。

比較結果も単純明快です。そもそもXORは校正紙を用いた「めくり合わせ(ペラペラ、アオリなどとも呼ばれる)」のシミュレートなので、差異も見た目で直感的に把握できます。表示された差異を人が見逃せばそれまでですが

2. リアルタイム比較

XORではスペースキーを押すと比較結果がすぐに表示されます。比較開始の操作の後、結果の表示までに長々と待たされることはありません。

3. 軽快動作

XORでは比較結果を表示した後の拡大表示やスクロールも軽快に動きます。

XORがどんな感じで動作するか、まだご存知ない方はこちらの動画をご覧ください。

また、XORには1ヶ月の無料試用期間があるので、ぜひお試しください。

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めくり合わせ校正アプリ

XOR(エックスオーアール)は「めくり合わせ校正アプリ」です。これまで「PDF比較アプリ」と名乗ることが多かったものの、そう聞いてもピンとこない人も多そうなので言い方を変えてみたいと思います。

制作の現場では昔から「めくり合わせ校正」「ペラペラ」「アオリ」などと呼ばれるテクニックが用いられてきました。重ねた二枚の校正紙の上の一枚だけをめくったり戻したりして、視覚的に差分箇所を見極めるというものです。XORはそのテクニックをPC上でシミュレートするアプリです。

おなじみの「めくり合わせ校正」そのものなので、誰もが簡単に使いこなせるでしょう。

また、PDFの解析なども行わないので、サクサク動作し、見つけた差分箇所も明快です。

道具においては、使い勝手、操作の簡単さはえてして機能の充実によるアドバンテージを凌駕します。例えば、満足に乗りこなせないレーシングカーよりも大衆車の方が普段使いには断然便利というわけです。

さながらXORは大衆車、あるいは電動アシスト付き自転車のようなアプリかもしれません。できることは限られるものの、それでも、あるとないとでは生活が大きく変わります。

未利用の制作者の方は、ぜひ1ヶ月無料で試用してみてから、導入するかどうかをご検討ください。

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PDF比較アプリってなんぞや?

動画『PDF比較アプリってなんぞや?』を公開しました。

内容はタイトルそのままです。というのも、以前、印刷業界向けイベントに参加した際、「PDF比較アプリって何をするものなの?」と尋ねられたことがあったもので。それに対して馴染みがない人には「PDF比較」だけでは「修正の前と後の二つのPDFの差分比較」だとは伝わらないのかも

実際、多くの制作現場では、いまだにプリントアウトした校正紙ベースのアナログな校正がなされているとも聞きます。ベテランほど校正のスキルに自身があり、やり方を変えたくないところかと。ならば「アプリを使って校正する」という発想がないかもしれません。

でも、校正紙を用いた校正では、多くの時間、つまり人件費がかかる上、作業精度にも個人差が出ます。経験値が少ない新人や注意力が散漫な人は不具合を見落としがちになるわけです。ベテランとて常に完璧とはいきません。

よって制作者はPDF比較アプリを可能な限り使うべきです。

中には既存のアプリが高額で導入を諦めたというケースもあるかもしれないけど、XORは月額2,000円のサブスクリプション提供なので、会社ならスタッフ全員分を、個人でも無理なく導入できるはずです。

PDF比較アプリが自由に使えたなら、月に2,000円以上のコストカット効果が得られるでしょう。

このアプリを紹介してください

XORは月額2,000円で使えるサブスクリプション提供のPDF比較アプリ(初月無料試用期間)です。このアプリを同僚や同業他社の知り合いにご紹介していただけないでしょうか?

もしくはプロモーションに有効そうな手立てを、どうかご教授いただきたく思います。

印刷業は一般的に薄利多売のビジネス。無い袖は振れず、設備投資にも慎重にならざるを得ないためか、いまだにPDF比較アプリを導入せずにプリントアウトした校正紙ベースの校正を行っている制作者も多いと伺っています。でも、それでは人件費が嵩み、精度の個人差も出やすくなります。

とはいえ、小規模制作会社や個人事業主的な制作者は高価なPDF比較アプリの導入も難しいでしょう。

圧倒的な普及率を誇るAcrobat ProにもPDF比較機能はあるものの、その比較はうまくいく時もいかない時もあるので、あまり信頼がおけません。

よって「コスト面で誰もが無理なく導入できて、かつ新旧PDFの変更箇所を100%見つけてくれるアプリがあれば、きっと受け入れらえる」と思ってXORを開発、リリースしたのですが、正直なところ十分な手応えをまだ得られていません。潜在的な需要は大きいはずなのに、導入数が伸びないということは、必要な人にこのアプリの存在や有益性の情報が届いていないのでしょう。

そこで、このblogにたどり着いた制作者の方に改めてお願いします。XORを同僚や他社の知り合いにご紹介していただけないでしょうか?

もしくはXORのプロモーションに有効そうな手立てを、どうかご教授いただけないでしょうか?

XORには新機能のアイディアがたくさん残っています。それらが実装されるたびに校正が少しずつ楽になるはずですが、その実現には追加開発への原資が必要です。

何卒よろしくお願いいたします。

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