Mac – ページ 10 – XOR for Mac & Windows:リアルタイムPDF比較ビューワ

リモートワークの弱点

先日MacBook Airが故障した際に思ったことがあります。「PC1台では心もとないな」と。

近年、リモートワークという働き方が注目されています。多くは先進的なIT企業の経営陣やスタッフが実践しているようですね。情報のやりとりだけで済む業務なら、そこそこ速いインターネット回線とPCさえあれば事が足りるので、のんびりとした田舎を拠点にしたり、あえて時差が大きな欧州に住む選択をした例も聞きます。なるほど快適そうです。一つの理想かもしれません。満員電車による通勤ほど無駄なものもないと思うし。

ただし、いざPCが故障すると厄介なことになります。Windows機であれば代替品を調達しやすいかもしれないけど、Macの場合、Appleのサポートが簡単には得られないような場所に居を据えるのは不安です。流通網が発達した日本国内なら郵送の日数が必要なだけかもしれないけど、外国ではどうでしょうかね。特に途上国では。

パソコンに飲み物をこぼす人のイラスト

よって代替機も持っておくのが理想だけど、PCの故障は滅多にないことだから、むしろいざという時に柔軟なスケジュール調整がつくぐらいの立場なり実績、あるいは体制を作り上げておくのが重要ってところかな。

macOS Catalinaに対応

XORの動作環境にmacOS Catalinaを追加しました。

macOS Catalina

Appleの場合、古くなったAPIを容赦なく切り捨てることがあるので新OSでもアプリの互換性が保たれるとは限らないのですが、今回は影響が出なくて安心しています。

何しろWindows版XORの開発が最終段階にあるので、Mac版の互換性確保に時間を割きたくなかったのですよね。

MacBook Air死す

先週金曜日、私のMacBook Air 2018が起動しなくなりました。macOS X 10.15 Catalinaのコールデンマスターが開発者向けに公開されたのでクリアインストールしようと思っていた矢先だったのに。

仕方なくAppleストア表参道に翌日の予約を入れ、本体を持参して見てもらうことに。すると「ロジックボードの故障」とのこと。まあ、昨年の発売直後に購入した初期ロット機なので、そういうこともありましょう。クラムシェル利用時にスリープから復帰しなかったり、稀に勝手に再起動がかかることもあったので。

MacBookAirの修理状況

ただし、困ったのが「修理に3〜4日必要」と言われたこと。しかもAppleでは代替機の貸し出しは行なっていないそうな。この点は残念ですね。ならば一週間ぐらい不自由するなぁ。でも、メモリもSSDも購入時に増設してあったので、仮に同等品に交換となったとしても日数が必要だったでしょう。

それに1年の保証期間が来月には切れるところだったので、このタイミングで故障して無償修理に出せたのはラッキーだったと言えるかもしれません。バグが取れた新しいロジックボードに交換されれば御の字です。

価格改定

10月1日からXOR(Mac版)のサブスクリプション費用が変わりました。といっても日本以外のストアでの話ですが。

XOR Subscription dialog
米国ストアのアカウントでアクセスすれば$18.49と表示されるはずです

XORのサブスクリプション費用は2,000円と設定してあるので日本の消費税増税が上がっても国内価格は変わらず、代わりに海外市場での価格が調整されました。米国ストアでは$17.99→$18.49。0.5ドルは約53円だから、消費税の+2%分が乗った形です。

対応macOS

昨日、以下の問い合わせをいただきました。

mac OS 10.9.5には対応するXORはありますでしょうか。

macOS 10.9(Maverics)は6年前にリリースされたバージョンですね。せっかくのお問い合わせだったものの、残念ながら対応のXORはありません。サポートOSを限定することで開発コストを下げるためです。

macOS X 109 Maverics

XORの開発企画がスタートしたのが昨年の前半。当時の最新OSがmacOS 10.13(High Sierra)だったのでこれを下限とし、秋に登場したmacOS 10.14(Mojave)も対象に加えました。

仮にmacOS 10.9に対応するとなると、中古のMacを買い求め、環境を作り、実行ファイルをビルドし直して、下記すべてのOSでテスト項目を一通り検証する必要があります。

  • macOS 10.9(Maverics)
  • macOS 10.10(Yosemite)
  • macOS 10.11(El Capitan)
  • macOS 10.12(Sierra)
  • macOS 10.13(High Sierra)
  • macOS 10.14(Mojave)

つまり単純計算で3倍のテストが必要になる上、もしどこかのタイミングでAPIの変更が発生していればソースコードを修正して、改めてすべての対応OSにおけるテストが必要になります。

Windowsユーザの中にはアプリの互換性の都合などから、いまだに7(場合によってはXP)を使っている人が少なくないものの、Macの場合はOSが無償なこともあり、大半のユーザが最新のOSにアップグレードするので古いOSをサポートする意味は薄いと判断しました。

ちなみに来月リリース予定のmacOS 10.15(Catalina)のβ版でもXORは問題なく動作しています。

誰に何を提供する?

先日、川崎で行われたとあるセミナーに参加しました。ペライチの山下翔一さんによる「ゼロから立ち上げ、4年で広告に頼らず 15万ユーザーを達成したペライチに学ぶ起業術」です。

ゼロから立ち上げ、4年で広告に頼らず 15万ユーザーを達成したペライチに学ぶ起業術

彼はペライチの創業者であり、かつ政府や地方自治体の首長などと産業界の要人をつなげて、地方創生などにも幅広い活動を行なっておられます。ここで内容の多くを話すのは憚られるけど、とても有意義で充実した時間を過ごせました。

しかも山下さんは佐賀県の出身。実は私も実家が今は佐賀県にあります。そして山下さんと県内外の賛同者による尽力のおかげで、これまで存在感で埋没しがちだった佐賀にスポットライトが当たる機会は増えることでしょう。例えば有田焼、牡蠣、美味しいレストラン、新しい大学などの新展開で。「地方の人自身は気づいていないものに実は大きな価値があったりする」を具現化することによって。

さて、山下さんが言われていたことの一つ、「事業を起こすなら誰に何を提供するのかを明確にせよ」も至極まっとうなアドバイスなので、頭の整理がてら改めて書こうと思います。

私の場合、以下になります。

PDF比較アプリ XORによってドキュメント制作業者の作業時間を短縮し、コストカットに寄与する

自身が取説製作者として働いていた頃に「もっと相応しいアプリがあれば…」と常々思っていたものの誰も作ってくれそうにないので、自分自身で作ろうと考えたのが出発点でした。PDFの歴史は四半世紀を超えていて新旧PDFの比較を行うアプリはいくつも存在しているのだけど、価格・精度・使い勝手などでどれもしっくりこなかったからです。

他方、ドキュメント制作の単価は値下がり傾向にあるため、この先、大きな制作会社でもレギュラー社員を大勢抱えるのが難しくなり、受注した案件を下請けやフリーランスが制作するケースは増えるでしょう。あるいは制作会社に属しながらも出産・育児や親の介護などで在宅勤務を余儀なくされる人も。よって小規模な制作会社や個人でも無理なく導入できて、かつ必要十分な性能を持ったアプリの需要はあるだろうと踏んでいます。

具体的なターゲットは取説を始めとする商用のドキュメント制作者、時には印刷会社の制作スタッフなども含まれそうですが、日本以外での需要は怪しく(外国では日本ほど品質に神経質ではないため)、ビッグビジネスに発展する可能性はありません。でも、特定のグループに属する人々だけが使うアプリ、スモールビジネスであっても有意義だと信じています。

今はまだMac版しかないけど遠からずWindows版もリリースできそうなので、それがXORによるビジネスの実質的なスタートです。

XORと名乗れず!

Windows版XORの開発が進んでおり、いよいよMicrosoftに開発者登録をする段階になりました。

Windows版XOR
主要機能は既に完成しています

ただし、Microsoft Storeでは「XOR」という名前が予約済みとのこと。そんな名前のアプリは見つからないけど誰かが出願していたのでしょうね。まったく予想していなかったものの、さもありなん。3文字のアルファベットだもんな。

ちなみに「XOR」というアプリ名は「eXclusive OR」から取っています。両PDFのページを重ねて差異を見つける様を排他的論理和になぞらえたわけです。

そこで「XOR」が使えないなら「eXOR」にするしかないかなと思ったものの、どうやら「XOR for Windows」なら可能だと解りました。

よってWindows版XORのアプリ名は「XOR for Windows」でいきたいと思います。既にリリース済みのMac版は「XOR」だけど、先々Windows版も名前を譲ってもらって「XOR」に変えるのか、Mac版を「XOR for Mac」に揃えるかは未定です。

まあどちらにせよユーザの方々には「XOR」のWindows版かMac版かってことで認識していただければいいでしょう。

学生さんにはMacがオススメ

モバイル機器全盛の時代とはいえ手の込んだ作業にはパソコンが必要です。

そしてパソコンを買う場合、WindowsとMacのどちらがいいかで迷う人も多いかと。

もちろん各々の主用途に合わせて選べばいいわけです。例えばゲームが主目的ならMacという選択肢はありえません。

それに、Windows PCはMacよりも安いですよね。Windows 10搭載のラップトップなんて4万円ぐらいからあるし。

ただし学生さんには断然Macをオススメします。また、外国語を勉強中の社会人の方々にも。例えばMacではWebブラウザのSafariで表示したテキスト内の単語を選択して右クリックすると「”xxxxxxxx”を調べる」という項目がメニューに表示されます。

Macで単語を調べる

実行すると各種辞書の検索結果が表示されます。

Macの辞書表示

これって例えば英語の勉強には素晴らしく便利なはず。中でも同義語を表示してくれるシソーラス辞書は重宝します。ちなみにOS標準機能なのですべてのMacで使えます。もちろん英語だけでなく他の言語の辞書も利用可能です。

でも、Windowsで同じことをやろうとするとサードパーティ製のソフトウェア類を導入する必要があります。ただし、Appleほどの交渉力はないかもしれないので辞書の充実度や販売価格が魅力的かは判りません。

そう、単純に価格を比べるとWindows PCにはMacよりも安い機種が多いのだけど、MacにはWindowsには搭載されていない便利な機能や実用的なアプリがたっぷりついてくるので、初期投資額こそ大きいけど総合的に考えればMacの方がかえって割安というケースも十分あり得ます。

がんばれ!日本の製造業

SONYとSHARPの業績が絶好調だそうな。知りませんでした。てっきり日本のエレクトロニクスは厳しい環境にあるとばかり思っていたので。

ソニーとシャープ「驚異の復活」を遂げた二社の意外な共通点

でも、もちろん大歓迎です。というのも私がリリースしたPDF比較アプリ XORの主なターゲットは製品の取扱説明書を制作しているような方々なので。業界が盛況でメーカーが活発に製品開発を行ってくれれば必然的に取説の制作量や改版の頻度が増え、品質チェックの需要も高まります。よってXORの出番も増えると。

XORは私が知る限りもっとも簡単に使えるPDF比較アプリです。ややこしいオプション設定なしに新旧PDFの違いを100%見つけるので、校正の前段階でXORによる比較を行えば、要チェック箇所の絞り込みによって作業時間を短縮できます。

1ヶ月の無料試用期間を過ぎたら2,000円/月のサブスクリプション費がかかるものの、このアプリの活用によって毎月の残業を1〜2時間減らせれば十分ペイするはず。あるいはその時間で別の仕事を遂行すれば収益性が高まります。言い換えれば月々2,000円で品質と時間的余裕が買えるわけです。

ちなみに現状はMac版のみですがWindows版も9月のリリースを見込んでいます。そう、来月。もうすぐです。

AFFINITYという選択肢

最近、AFFINITYというアプリメーカーの存在を知りました。製品は以下。

  • AFFINITY Publisher
  • AFFINTY Designer
  • AFFINTY Photo

それぞれAdobe InDesign、Illustrator、Photoshopに相当するようです。

AFFINITY

しかも価格は各製品とも買い切りで6,000円です。

ということは、もしこれらの製品が使用に耐えるようなら、DTP作業者の一部はAdobe Creative Cloudから移行できるかもしれません。Adobe Creative Cloudも素晴らしいのだけど、年間約70,000円のサブスクリプション費用は決して小さくないので。多くのスタッフを抱える制作会社ともなるとなおさらでしょう。

Creative Cloudを解約するとAdobe Acrobat DC PROも使えなくなり、PDF比較ができなくなるけど、その用途にはXORを導入していただければいいわけです。

ということで各製品の体験版を近々試してみたいと思います。