印刷物の制作者がテレワークをする際の大きなネックが校正紙のプリントアウト。
例えば、編集者がDTPオペレータから新しい校正用PDFを受け取った場合、プリントアウトしたいと思うでしょう。その上で修正指示原稿と照らし合わせる校正作業に取り掛かるのが自然な流れです。
ただしテレワークだとそれが難しくなります。ほとんどの人は高性能プリンタを持っていないので。とはいえ低速で描画がくっきりといかない家庭用インクジェットプリンタを校正用に使うのは厳しいかと。
ちなみにカラーレーザープリンタ(A3)はこんなお値段。
それぞれとんでもなく高価ではないものの、個人で導入するにはサイズが大きく、紙・トナー・電気代の負担も辛いところです。会社としても個々人への支給には踏み切れないかと。何しろテレワーク体制が終われば一斉に持て余すことになるのだから。
そこでプリントアウトの代替案は「画面上で校正する」です。PDF比較アプリを使って修正前と後のPDFを照らし合わせ、すべての差分箇所を洗い出せば校正紙への依存度を減らせます。人によってはペーパーレス校正を実現できるかもしれません。
この用途に適しているのがXOR for Mac・XOR for Windowsです。
![XORのアオリ表示中のマーキング](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2020/04/Us0V6d1TbQAMiE2O1kj11586334551-1586336078.gif?resize=525%2C295&ssl=1)
XORはサブスクリプション提供(月額2,000円。初月無料)なので期間限定で導入できます。しかもコピープロテクトのドングルはなく、同じアカウントを会社と自宅で使えます。
とりあえずテレワークの期間だけでも導入してみてはいかがでしょうか?