macOS Sonomaへの移行を強制された件

macOS Sonomaのアイコン

Mac miniのmacOS Ventura環境は残したまま外付けHDDにmacOS Sonomaをインストールしようとしたものの、うまくいきませんでした。インストールまでは完了したものの、そのボリュームから起動できなくて。

macOS Sonomaを起動ディスクに指定できない旨のメッセージ

そうしてあれこれ試している内に、macOS Ventura用の未適用アップデータを発見したので適用してみたらOSが壊れました。具体的な挙動は以下の通り。

  1. 文字入力ができない
  2. ファイルのコピーが完了しない
  3. システム設定を開けない

最初に気づいたのが文字入力の不具合。不思議なことにショートカットキーは効くものの文字キーやリターンキーはまったく受け付けてくれません。キーボードビューアも同様です。ログイン画面のパスワードは普通に入力できるのにログイン後はダメで。

そこで今一度、外付けのSSDに新規のSonomaをインストールしようとしたものの、Sonomaのインストーラがパスワードを求めてきたところで頓挫。

ならば何が起きてもいいように、とりあえず各種ファイルをHDDにコピーしておくことに。一応TimeMachineにバックアップはあるはずだけど、OSがこんな状態ではそれも信用がならないから。でも、ファイルコピーの操作をしても実行されませんでした。

そればかりかシステム設定も表示できないという有様です。さて、どうしたものか。

まあでも私も30年以上のMacユーザ。トラブルシューティングは好物みたいなものです。クリアインストールは最終手段として、それ以外の方法はないものかと考えを巡らせました。

実はこのMac miniにはメインの環境の他にXORの動作テスト用環境を作ってあるのでそちらにログイン。すると文字入力を初め、すべての操作が正常に動作しそうだったので、これ幸いとシステム設定を開き、macOS Sonomaへのアップグレードを実行。

アップグレード終了後にログインすると動作テスト用だけでなくメイン環境の方も正常に動作するようになりました。Ventura用のアップグレードで壊れた何かがSonomaの適用で修復されたようです。

というわけで、Ventura環境は半ば強制的にSonomaに以降刺さられてしまいました。しょうがない、これをメイン環境として使っていくことにしましょう。

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