TRUMP NEVER MAKE AMERICA GREAT AGAIN

アメリカ大統領選挙の開票が大詰め。現時点で伝えられるところでは選挙人の獲得数がバイデン264対トランプ214。あと6人でバイデン勝利です。

アメリカ大統領選挙2020

でも、このまますんなりと決着がつくかは怪しいところ。やはり法廷闘争という第二ステージに突入するのかもしれません。

それだけでなく選挙結果に納得しない武装勢力同士の衝突すら危惧されています。4年前、総得票数では優っていたヒラリー・クリントン氏が敗退した際にもなかったことです。そう、その点からも私はトランプ大統領が再選されない方が望ましいと思います。米国にとっても世界にとっても。

トランプ大統領を「他国と戦争をしなかった」と評価する人もいるけど、代わり(?)に国内で分断と対立を煽ってきました。その手法は禁じ手そのもので、多大な副作用を伴います。トランプ大統領のスローガンは「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」だけど、実際にはGREATどころかWORSEN(悪化)、UNSTABLE(不安定)、CHAOTIC(混沌、無秩序)に。もちろん対立の根っこは昔からあったのだけど、オバマ政権の頃はポリティカル・コレクトネスという知恵であまり表面化させずに折り合ってきたわけです。

ポリコレとは、言うなれば「マスク着用義務化」のようなもの。そりゃ窮屈だし息苦しいけど(マスクだけに)、「他者への気遣いの証」という意味合いから、コロナ禍が収束するまでは皆が甘受した方が社会がうまく機能するわけです。

米国のコロナ関連死者数は22万人超。トランプの言動が数を増やしてしまった点は否定できないでしょう。しかも米国のコロナ感染拡大は今またピークを迎えていて、一般国民は当然ながら大統領のようにスペシャルな治療は受けられません。

今回、移民が多いフロリダでもトランプが勝ったということは、トランプ政権下では肩身が狭い移民も経済優先を望んだのだろうけど、それでコロナが再拡大すれば、また経済活動どころではなくなるわけです。フロリダには高齢者も多いのだし。他の州でもそうですよね。

もちろんバイデンの大統領としての手腕や一期4年間をまっとうできるかは解らないし、ましてや米国民再統合のシンボルになんてなれっこないけど、少なくとも分断をエスカレートさせることはないはずです。ここはトランプではない彼が勝たないと、アメリカという国はもっとおかしくなっていくでしょう。

とはいえ米国の大統領選挙制度には不確定要素も多く、誰にも先が読めません。もし1月までもつれようものなら、まさかまさかでナンシー・ペロシ下院議長が大統領代理に就任する可能性もあるらしいし。

さて、どうなることか…。

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