『今日も下版はできません!』という印刷業界漫画の第6話には「交差法」なる高等奥義が登場します。プリントアウトした修正前と後の校正紙を並べて、3D画像を立体視する要領で差異を見つけるテクニックですね。
![今日も下版はできません! 第6話/印刷業界では“寄り目”を応用して印刷物をチェックする?のおまけ画像(間違い探し)](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2020/07/15ded72164663d78c56fb1cba9f67ff5.png?resize=338%2C502&ssl=1)
これ、私は身につけていません。というか私は校正紙によるアオリの実用性も疑問視していました。「確かに有効だけど、差異が何箇所もあったら見つけ切れないのでは?」と。少なくとも私は一つ二つ見逃しそうな気がします。ページ数が多ければ校正紙をめくったり戻したりする作業の繰り返しに疲れて注意力が散漫になるかもしれないし。
よってXORでは誰もがもっと楽にこれらを代替できるようにしています。校正紙ベースのアオリのように校正紙を一定のペースでめくって戻す労力や集中力も、交差方のように消耗が激しい高等テクニックのマスターも必要ありません。XORならスペースキーを押すだけです。
![XORで比較前のサンプルページ](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2020/07/e6a559a5dbd82b9dd6476af6ce9a0027.png?resize=525%2C328&ssl=1)
スペースキーを押すと「透かし表示」に切り替わります。
![XORによる透かし表示](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2020/07/cca8853dbbfbcd8c54f3883563620a24.png?resize=525%2C328&ssl=1)
さらにスペースキーを押すと「アオリ表示」に切り替わります。
![XORによるアオリ表示](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2020/07/4MTrD3i0NBCAZHQ91Whd1594662213-1594662433.gif?resize=525%2C328&ssl=1)
しかも、見つけた差分箇所には、その場で赤い線の四角形によるマーキングができます。
![XORによるアオリ表示におけるマーキング例](https://i0.wp.com/xor.frogfish.jp/wp-content/uploads/2020/07/8CO9Ke6JE0MH9uxdsLXj1594663889-1594664401.gif?resize=525%2C328&ssl=1)
これでサブスク費は月2,000円で1日あたり100円かそこら。ミスの見逃しで刷り直しはもちろん、校正の差し戻し修正の時間と人件費のロスを考えれば、仮にスタッフ全員分を導入しても断然お得、お手軽ではないかと。