01:コストカットの極意

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コストカットの極意

XORの導入で得られる効果はドキュメント制作における品質の確保とコストカット。特に後者です。

このページではその裏付けを解説し、お勧めの使い方を紹介します。

01. コストカットできる理由

Webページとは違って印刷物は紙面サイズが固定なので簡単な修正でさえレイアウト変更を伴うことも多く、予期せぬ副作用が起きがちです。よってベテランの制作者ともなると、校正の際にDTP原稿の修正指示の箇所以外も広範囲に確認する癖が付いています。

ただし、「どこかに紛れ込んでいるかもしれない意図しない変更」を探す作業には高い集中力とスキルが要求されます。何しろどんな不具合が発生しているかは、その時々で異なるので。

よって校正作業の効率や精度は担当者によって大きく違ってきます。DTPオペレータともなると自身が作業したので確認が甘くなる傾向があります。長い時間を費やしても何も見つからないかもしれません。

そこで校正の最初にPDF比較アプリで「変わっていない箇所」を洗い出し、確認対象を限定してしまえば「意図しない変更」を探す必要がなくなり、作業時間を短縮して人件費を削減できます。

つまり、XORの真骨頂は「両PDF間の違いを見つける」ではなく「両PDF間で違わない箇所を特定する」です。

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02. 理想のワークフロー

XORを以下の手順で使うのが最も効果的です。1〜3の工程を経た上で本来の修正結果を確認していけば、予期せぬ副作用を自力で探す必要はなくなります。

1. 校正作業の最初にXORですべての変更箇所に囲みをつける

2. DTP原稿の修正指示と囲み箇所を照らし合わせる

2-a. 修正指示に対応する囲みが見つからない場合
修正漏れの可能性あり。妥当性を確認する

2-b. 修正指示がない箇所に囲みが見つかった場合
無用な変更がなされた可能性あり。妥当性を確認する

3. 修正結果の疑問点が解消したら、確認が必要なページや箇所を限定する

4. すべての修正指示が正しく反映されているかを確認する

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03. 市場環境

ドキュメント制作を含む印刷業を取り巻く状況は厳しいものがあります。

とはいえ印刷物の需要がなくなることはありません。何しろ手軽かつ製造単価も安いので。ただし、制作対価の下落傾向は続くと思われ、紙やインクが値上がりすることも考えられます。

つまり、この先は今まで以上に低コストな制作が求められかねません。もちろん品質面は犠牲にできないので、制作の効率、生産性を上げるしかないでしょう。そのための手段としてXORをご活用いただければ幸いです。

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04. ダブルチェックの勧め

制作の品質管理においてお勧めしたいのがXORを用いたダブルチェック。編集者とDTPオペレータのペアで制作する際、両者のPCにそれぞれXORを導入しておくのが理想的です。

その上で、オペレータはDTP作業が終了しPDFに書き出した際、XORを使えば自身の仕事ぶりを客観的に検証できます。

さらに編集者もXORを使ってオペレータから上がってきたPDFの仕上がり具合を検証します。

こうすることで、オペレータによるDTPの出来栄えと編集者による校正の精度、作業効率が上がります。

従ってXORのサブスクリプション費用は、制作スタッフ全員のPCに導入できるであろう額(2,000円/月)を設定しました。

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