XOR for Mac Version 1.5では、PDFの比較結果から再修正原稿を作るための機能を搭載しました(XOR for Windowsには同じ機能を近い将来搭載予定)。
1. 右側のPDFを書き出す
XOR for Mac(Version 1.5以降)で二つのPDFを比較し、見つかったすべての変更箇所に囲みを付けたら、ファイルメニューの[右側のPDFを書き出す]を実行してください。
書き出したPDFをAcrobatで開くと下図のように変更箇所の囲みが注釈になっています。

2. 再修正原稿を作る
個々の注釈箇所をDTP原稿の修正指示と付き合わせて、確認結果を注釈内に記入してください。
使用例:
- 修正内容が正しければ注釈に「OK」と記入
- 修正内容が正しければ注釈の線色を緑に変更
- 修正内容が間違っていれば「”◯◯◯◯◯◯◯”に」といった再修正指示を記入
- 取るに足らない変更であれば、その注釈を削除
こうすることで、XORによる比較結果PDFを再修正原稿、または校正完了の証(すべての変更箇所がOKだった場合)に使えます。
従来のPDF書き出し
ちなみに従来の[書き出す]で書き出したPDFはこちらです。

修正前と後のPDFを比較して変更箇所に囲みを付けたら、もはや修正前のPDFは不要でしょう。それはおそらくDTP原稿と同じ内容です。
よって、比較結果から再修正原稿を作りたいときは[右側のPDFを書き出す]を実行して修正後のPDFのみを書き出してください。