テレワーク成功のために

昨日のエントリの補足です。同じ内容を視点を変えて書きます。

テレワーク制作を成功させる要点の一つが「作業の出戻りを減らす」です。

会社で印刷物を制作するのであれば、校正の際に社内を見渡して手が空いた同僚を見つけてダブルチェックを頼めます。校正紙もプリントアウトし放題だし、赤入れして渡すのは簡単です。でも、テレワークではそういった当たり前のことが難しくなります。

例えばテレワーク体制下でDTPオペレータが校正用PDFを編集者に提出、編集者が校正結果を戻してオペレータが再修正するといった流れでは、その都度PDFをオンラインストレージに保存した上でメールやメッセージアプリ等で連絡を取る必要があります。でも、相手がいつそれを読んでくれるかは解らないので、会社なら数秒で終わることにすら数十分ものタイムラグが発生しかねません。そのやりとりの頻度が増えれば時間のロスは膨らみます。

これに対する妥当な解決策は、「個々人の作業の品質を上げる」でしょう。当たり前だけど。「その都度電話する」は嫌がられそうだし。

そこで、XOR(Mac版・Windows版)のようなPDF比較アプリの活用をお勧めします。

XORのアオリ表示
XORのアオリ表示を使えば新旧PDFの差分箇所を簡単に洗い出せます。

DTPオペレータがXORですべての変更箇所を洗い出して確認し、過不足や不備をひと通り修正してから編集者に提出すれば、編集者から修正漏れや修正ミスを指摘されることも少なくなります。

XORはサブスクリプション提供なので、とりあえずテレワークの期間だけでも、制作者全員が個別に導入することをお勧めします。

App icon of the XOR

  • Download_on_the_Mac_App_Store_Badge_ja
  • Microsoft Store Badge

テレワーク制作の鍵はモニタのサイズ

今は印刷物の制作者(主に編集者やDTPオペレータ)もテレワークに臨まざるをえない状況だと思います。日本では強制的なロックダウンや個人の行動監視ができないためなかなか感染拡大を防ぎきれず、外出自粛・通勤回避の要請期間は長引くかもしれません。

テレワーク制作の場合、校正紙をなかなかプリントアウトできなのが辛いけど、そこはPDF比較アプリを使うなどして校正作業を画面上で完結させるのがいいでしょう。XOR(Mac版Windows版)はその用途に最適なアプリです。サブスクリプション提供(月額2,000円。初月無料)なので期間限定で導入できます。

XORのアオリ表示中のマーキングアオリ比較が追加され、2つのPDF間の差異を探しやすくなりました。見つかった箇所には赤線の囲みでマーキングできます

App icon of the XOR

  • Download_on_the_Mac_App_Store_Badge_ja
  • Microsoft Store Badge

なお、テレワーク制作のもう一つの鍵はモニタのサイズで、なるべく広い方が有利。最小でも24インチ以上、できれば32インチぐらいの外付けモニタを使いたいものです。A4を見開きで表示しても余裕なぐらいだと校正は捗ります。解像度は32インチまでならWQHD(2,560×1,440)かフルHD(1920×1080)がいいかと。4K解像度だと文字が小さすぎて実用的ではないと思うので。何ならテレビでもOKです。

プリンタには食指が伸びないですよね

印刷物の制作者がテレワークをする際の大きなネックが校正紙のプリントアウト。

例えば、編集者がDTPオペレータから新しい校正用PDFを受け取った場合、プリントアウトしたいと思うでしょう。その上で修正指示原稿と照らし合わせる校正作業に取り掛かるのが自然な流れです。

ただしテレワークだとそれが難しくなります。ほとんどの人は高性能プリンタを持っていないので。とはいえ低速で描画がくっきりといかない家庭用インクジェットプリンタを校正用に使うのは厳しいかと。

ちなみにカラーレーザープリンタ(A3)はこんなお値段。

それぞれとんでもなく高価ではないものの、個人で導入するにはサイズが大きく、紙・トナー・電気代の負担も辛いところです。会社としても個々人への支給には踏み切れないかと。何しろテレワーク体制が終われば一斉に持て余すことになるのだから。

そこでプリントアウトの代替案は「画面上で校正する」です。PDF比較アプリを使って修正前と後のPDFを照らし合わせ、すべての差分箇所を洗い出せば校正紙への依存度を減らせます。人によってはペーパーレス校正を実現できるかもしれません。

この用途に適しているのがXOR for MacXOR for Windowsです。

XORのアオリ表示中のマーキング
アオリ比較が追加され、差異を探しやすくなりました。見つけた箇所には赤線の囲みをつけてPDFに書き出せます。

XORはサブスクリプション提供(月額2,000円。初月無料)なので期間限定で導入できます。しかもコピープロテクトのドングルはなく、同じアカウントを会社と自宅で使えます。

App icon of the XOR

  • Download_on_the_Mac_App_Store_Badge_ja
  • Microsoft Store Badge

とりあえずテレワークの期間だけでも導入してみてはいかがでしょうか?

テレワーク制作のお供に

新型コロナウイルスのせいでテレワークを強いられる人が激増していますが、色々とハードルがあるようですね。機密情報の取り扱いを始め、勤怠管理、PC等の作業環境、インターネット回線、作業スペースの確保、光熱費の高騰、運動不足…。

でも、印刷物の制作者に限って言えばテレワークの最大のネックは「校正紙のプリントアウト」かも。まさか自宅にカラーレーザープリンタ(願わくばA3対応)を持っている人なんていないですよね。設置場所を食う上、紙代やトナー代、電気代もばかにならないし。

インクジェットプリンタなら持っているかもしれないけど、遅くて精度が荒いので満足できないかと。近所のコンビニで出力するにしても、モノクロA4用紙1枚が10円とかなので出費が嵩みます。日に何度も出向くのも不効率です。

会社に行けばタダ(会社持ち)で必要なだけプリントアウトできるだろうけど、それで感染者が出ようものなら部署もしくは会社全体で休業せざるを得なくなります。

よって妥当な解決策は「校正紙の代わりに画面上で作用を完結させる」でしょう。そのニーズに合ったアプリがXOR(Mac版Windows版)です。修正の前と後のPDFの違いを的確に炙り出します。

XORのアオリ表示中のマーキング
アオリ比較が追加され、2つのPDF間の差異を探しやすくなりました。見つかった箇所には赤線の囲みでマーキングできます

XORはサブスクリプション提供(月額2,000円。初月無料)なので期間限定で導入できます。

しかもコピープロテクトのドングルはなく、同じアカウントを会社と自宅で使えるので、とりあえずテレワークの期間中だけでも導入してみてはいかがでしょうか?

App icon of the XOR

  • Download_on_the_Mac_App_Store_Badge_ja
  • Microsoft Store Badge

強制的なロックダウンや感染者の行動追跡も実施できない日本では長期戦になるかもしれません。ワクチンか特効薬の実用化、あるいは大勢が抗体を持つまでは警戒が必要です。

ならばテレワーク体制の確立は必須。XORがそのお役に立てれば幸いです。

アオリを搭載したきっかけ

XOR for Windows Version 1.2には「アオリ機能」を追加しました。

XORのアオリ表示中のマーキング
アオリ表示の例。差異が瞬くように表示されます。見つけた差異には赤い囲みをつけられます。

実は最近までアオリ機能をXORに搭載する予定はなかったのだけど、とあるきっかけで心変わりしました。

というのも先日、某制作会社の方にXORを紹介した際に私が「比較的小規模なドキュメント向き」と表現するつもりで「想定ターゲットは例えばカードや帳票、ハガキ」と言い間違ってしまって。

それを聞いた先方が「それくらいのもので無用な変更がないかの確認なら、比較するPDFのペアをAcrobatでタブ表示して、タブをポチポチ切り替えればいいのでは?」と。確かにそうですよね。

実際、私も単一ページものは、Macのファインダー上のプレビュー表示で確認していたから。該当PDFのアイコンを左右に並べて片方を選択状態にしたらスペースキーでPDFのプレビューを表示。そこから左右矢印キーで選択のPDFを素早く切り替えればアオリ表示を再現できます。

ただし、Acrobatによる疑似的なアオリは操作が意外と面倒だったりするのですよね。タブ切り替えは素早くやらないとアオリにならないけど、タブ上のクリック箇所を間違うとPDFが閉じられたりして。

ファインダーのアオリにしても、比較できるのは単一ページのみ。2ページ目以降を比べたければ各ページを個別のPDFとして書き出しておく必要があります。

よって、無償もしくは安価な別の代替手段が既にあったとしても、その面倒さを省き、もっと効率的な手段を提供できるなら有償アプリの意義があるだろうと。

よって、この会話をもってアオリの有効性を再認識したのでアオリ機能の搭載を決めました。

App icon of the XOR

Microsoft Store Badge

なお、アオリ機能を搭載したMac版は近日中にリリース予定です。