クラウドファンディング

クラウドファンディングで資金集めをしたいと考えています。

クラウドファンディング

目的はXORの追加開発費確保。ワンストップ校正の機能を搭載したXOR for Windows Version 2.0、そしてVersion 3.0や4.0とも言うべき追加開発を行ってデジタル校正支援アプリとしての利便性を高めたいのだけど、手持ちの資金では心許なくて。

でも、これが難しいのですよね。

課題1:開発名目

開発目的名目で資金集めするには、何を作るかを明確にして公表する必要があるはずだけど、アプリの全容はリリース時まで明かしたくないのですよね。途中で仕様変更したくなるかもしれないし。

物理的な実体があるハードウエア製品の場合、試作品を完成させて「これを量産したいので、応援の出資をお願いします」と言えるけど、仕様が固まりきっていないソフトウエアの場合はそうもいきません。

課題2:還元

仮にどうにかして課題1を突破できたとしても、出資者に対してどう返礼していいものか悩みます。

XORのサブスク費が月2,000円だから「出資2万円で15ヶ月間のサブスク無料」とかができればいいけど、Mac App StoreやMicrosoft Storeは対応していません。

展望

さて、どうしたものか。サブスクリプション数がぐっと伸びてくれると自己資金に余裕ができて状況も変わりそうなのだけど。やっぱり借り入れするしかないかな。

Windows 11考

Windows 11

先週、Windows 11のリリース予告がアナウンスされました。確かWindows 10が最後のWindowsだったはずだけど

とはいえWindows 11へのアップグレードも無料だし、互換性に関してはMicrosoftは全力で取り組むはずです。超巨大シェアこそがWindowsの強みだから。

よって一番の懸案は「ユーザの移行タイミング」でしょう。

差し当たり個人であればさほど問題なく移行できるかと。せいぜいデバイスドライバの対応具合程度です。

でも、企業や団体のの場合は難しいですよね。業務用なら用途が限られているので11に急いで上げる理由がありません。

実際、私がXOR for Windowsをリリースした際に古巣のドキュメント制作会社に試用を頼んだところ「まだ社内がWindows 7だから無理」と断られました。Windows 7にはMicrosoft StoreがないのでXORをお使いいただけません。

Windows 10のサポートは2025年とされています。でも、きっと延長されますよね。一方で、来年以降に発売されるPCはWindows 11搭載機種が増えていくでしょう。そうして向こう5年以上、Windows 10と11のどちらがメインのOSなのか判らない状況が続きそうです。

まあ、アプリメーカーはWindows 10と11の両方をサポートすればいいってだけかもしれないけど、単純にテストの作業量が増えてしまいます。

福岡北九州フェニックス

堀江貴文さんによるプロ野球独立リーグの新球団「福岡北九州フェニックス」の設立が発表されました

「福岡北九州フェニックス」設立のプレスリリースより拝借
「福岡北九州フェニックス」設立のプレスリリースより拝借

球団としての具体的な形はまだなく、九州アジアリーグへの参入を目指すという目標が発表されたのみだけど、面白そうですね。これからの日本のあり方を象徴することになりそうです。

と言うのも、私は近々東京一極集中に限界がくると予想しています。今年の8月20日に富士山が噴火して都市機能が壊滅するからではなく、団塊の世代の1/4が東京件在住で2025年にはその全員が後期高齢者だから。続く世代も人数が多いので東京が地方よりも深刻な超高齢化に見舞われるのは確実です。それもほんの数年後に。

よって医療・介護の需要は一気に高まるけど東京では土地の制約で大規模な施設は建てられないし、人材も容易く得られないので、介護離職者、介護待機者、そして介護放置される人たちが激増して閉塞感が漂います。もちろん東京は保育園不足などで子育てに最も向かない地でもあるし。

そこで地方に目を向ける企業や起業家は増えるでしょう。営業拠点だけ東京に残して本社は地方に移転するといった具合に。今どきたいていのものはネットで買えるので地方でも都市部なら生活面では大して不自由はしません。それでいて不動産は手事で保育園や介護にも余裕があり、自然も豊かです。

ただし、地方の生活で圧倒的に見劣りするのが娯楽面。世の中、自然の中で遊ぶのが大好きな人ばかりではないので、皆で集まってわいわいやれる場がもっと必要です。願わくば常設の。そこで球団の存在が意味を持ってきます。

もちろん独立リーグの野球レベルはNPBよりもぐっと下がるけど要点はそこではないのですよね。要は地元に根ざして娯楽を継続的に提供できれば成功なわけで。

ちなみに私も九州人で父は北九州の出身。願わくば、早い段階で山口も含めた各県に1球団以上が設立されて、可能なら韓国や台湾の球団も交えて大きく発展していってもらいたいものです。

迫る“介護崩壊” 新型コロナで揺れる老後

昨日のNHKスペシャルは『パンデミック 激動の世界 (10)「迫る“介護崩壊” 新型コロナで揺れる老後」』でした。

パンデミック 激動の世界 (10)「迫る“介護崩壊” 新型コロナで揺れる老後」

内容は実に考えさせられることばかり。

まずは人材不足。新しい介護様式が求められるコロナ禍での介護が大変なのはもちろん、そもそもエッセンシャルワーカーである個々のヘルパーの使命感に頼りながらギリギリ成り立っている状況は変わっていません。求人倍率は実に15.16倍もあり、なんと80代の現役ヘルパーも珍しくないそうで。自身よりも歳下の人を介護するケースも多いでしょうね。

そして財政問題。民間の介護施設は経営状況が厳しい上、コロナ禍に見舞われた昨年は倒産や休廃業が続出。他方で鎌倉市の認知症対応施設では150万円の小規模事業者持続化補助金の申請が不採択になった例が紹介されていました。

その上、2025年には介護人材が38万人も不足するとのこと。なるほど、この年には心当たりがあります。団塊の世代の全員が後期高齢者になる頃合いです。

ちなみに番組では語られなかったけど、介護問題がこれから最も深刻になるのは東京です。何しろ団塊の世代の1/4は東京圏在住。つまるところ一極集中とは「後期高齢者予備軍を東京にかき集めた」ということ。毎年、地方から東京に流入してくる若者の数よりも新たに75歳に達する東京都民の数の方が遥かに多いのだから、東京が地方から遅れて地方よりもはるかに大きな高齢化の波に見舞われるのは既定路線です。手をこまねいていれば介護離職者、介護機会待機者、そして介護放置される人が激増します。

とは言えこの国のこと、経済一辺倒で都心の再開発などには熱心な反面、社会保障に関しては自己責任の風潮も色濃いので、残念ながらその時にならないと政治も市民社会も重い腰を上げようとはしないのでしょう。そして手遅れになるという。

Appleプロダクトへの疑問

Appleの製品展開にはちょっと疑問があります。

例えばこちらのiMac(2021)。

iMac(2021)のラインナップ

まず、左端のモデルは明らかにスペックが低いので用途が展示などに限られている場合向けでしょう。

よって多くの人は右の2モデルから選ぶことになるけど両者の違いはストレージ容量のみ(256GB/512GB)。

でも、メモリ容量(8GB/16GB)でモデルを分けた方がいいと思うのですよね。ストレージは外付けでいくらでも拡張できるけど、メモリはロジックボード直付けで後から拡張できないのだから。

というのも、家電量販店などで購入する場合にメモリ8GBのマシンしか選べないので、例え上位モデルを買ってもメモリ容量不足に直面しかねないわけです。

極力Apple Storeで買わせたい囲い込みなのか、他の思惑があるのかはわからないけど、ユーザ視点で考えるならストレージではなくメモリ容量でモデルを分けた方がいいと思います。