画面表示とテキストサイズ

iOS 動作のアイコン

画面表示とテキストサイズ

このWebページではiPhone/iPadに備わっているアクセシビリティ機能の「画面表示とテキストサイズ(Display& Text size)」を紹介します。

この手引きはiOS 13に基づいて書いています。異なるバージョンやiPad OSでは細かいところが違っているかもしれません。

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1. 設定画面を表示する

iOSの設定アプリ
「設定」アプリで「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」と選択すると各種設定項目が表示されます。

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2. 各種設定

1)文字を太くする

オンにするとiPhoneやiPadの標準的なテキストが太字になります。

  • 文字を太くする-オフ
    オフ
  • 文字を太くする-オン
    オン
太さ調整ができない方法でテキストを表示しているサードパーティ製アプリには適用されません。

2)さらに大きな文字

iPhoneやiPadの標準的なテキストの文字サイズを指定できます。

  • iOS 普通サイズの文字
    通常サイズ
  • iOS ややお大きめのサイズの文字
    やや大き目

「さらに大きな文字」をオンにすると、もっと大きなサイズを指定できます。

  • iOS 最大サイズの文字
    最大サイズ
大きさ調整ができない方法でテキストを表示しているサードパーティ製アプリには適用されません。

3)ボタンの形

オンにするとボタンにアンダーラインが付きます。

  • ボタンの形-オン
    オンにすると「戻る」ボタンにアンダーラインが付きます。「ボタンの形」もボタンと見なされ、同じくアンダーラインが付きます。
適用されるのはOSの仕様に準拠したボタンのみです。例えばWebブラウザのリンクテキストには適用されません。

4)オン/オフラベル

オンにするとボタン内にマーク(オンは「 | 」、オフは「 ○ 」)が付きます。

  • オン/オフラベル-オン
    オンにするとボタン内に「 | 」または「 ○ 」が表示されます。
適用されるのはOSの仕様に準拠したボタンのみです。

5)透明度を下げる

調査中

進捗インジケーター

6)コントラストを上げる

オンにすると画面のコントラストが上がり、少しくっきり見えるようになります。

  • コントラストを上げる-オフ
    オフ
  • コントラストを上げる-オン
    オン

7)カラー以外で区別

調査中

進捗インジケーター

8)反転(スマート)

画面の背景色を黒にします。正確には、画面の表示色を反転するものの、画像、メディア、アプリのアイコンなどは除外します。

  • 反転(スマート)をオン
    反転(スマート)をオン

例えばメールの画面も黒バックに白文字となります。

  • 反転時の新規メール
    反転時の新規メール
反転の効果はスクリーンショットには反映されません。

9)反転(クラシック)

画面の表示色を反転します。

  • 反転(クラシック)をオン
    反転(クラシック)をオン

反転(スマート)とは違って画面全体の色が変化します。そのためデスクトップのアプリアイコンの色も反転されます。

  • 反転(クラシック)がオンの場合のデスクトップ
    反転(クラシック)がオンの場合のデスクトップ
反転の効果はスクリーンショットには反映されません。

10)カラーフィルタ

主に色覚に障がいをお持ちの方に向けた項目です。

カラーフィルタをオンにすると画面全体をグレースケールで表示させたり、1型色覚(赤が見分けづらい)、2型色覚(緑が見分けづらい)、3型色覚(青が見分けづらい)といった特性に適した色調設定ができます。

  • カラーフィルタをオフ
    カラーフィルタがオフの状態
  • 1型視覚カラーフィルタをオン
    赤/緑(1型色覚)のフィルターを適用時
フィルターの効果はスクリーンショットには反映されません。

11)ホワイトポイントを下げる

オンにすると明るい色の明度を下げられます。
明度は0〜100の間で設定でき、白がグレーがかって表示されるようになります。

12)明るさの自動調節

オンにするとiPhoneやiPadの画面の明るさが自動調整されます。

自動調整をオフにするとバッテリーの駆動時間に影響するかもしれません。

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