アクセシビリティ(課題別)

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1. 視覚サポート

全盲/弱視/強度の視覚障がいがある
画面を見ながらの操作が難しい方はVoiceOverをご利用になるといいでしょう。VoiceOverを使えば聴覚を頼りにiPhone/iPadを操作できます。
ディスレクシア(識字障がい、難読症)がある
テキストを読むのが難しい方はVoiceOverをご利用になるといいかもしれません。VoiceOverを使えば任意のテキストを読み上げさせられます。
色覚に障がいがある
特定の色が識別しづらい方は画面表示とテキストサイズで「カラーフィルタ」を適用するといいでしょう。
背景が白いと目が疲れる
背景が白いと目が疲れる方は画面表示とテキストサイズで「反転(スマート)」を適用するといいでしょう。Webブラウザやメールアプリなどで背景色が黒になります。
無条件に色を反転しているため見やすい色になるとは限りません。
小さい文字が読みづらい
iPhone/iPadの表示文字が小さいと感じる方は画面表示とテキストサイズの「さらに大きな文字」を調整してみてください。
文字の大きさを調整できるのは、拡大・縮小に対応したテキストのみです。
また、画面の一部の文字や絵柄が小さいと感じるときは、ズーム機能をお使いになるといいでしょう。画面を部分的に拡大表示できます。
細い文字が読みづらい
iPhone/iPadの表示文字が細くて読みづらいと感じる方は画面表示とテキストサイズの「文字を太くする」をオンにしてみてください。
文字が太くなるのは、太さを調整可能なテキストのみです。例えばWebブラウザやゲームアプリなどで固定的に表示しているテキストなどには反映されません。
新聞や雑誌の文字が読みづらい
iPhone/iPadは拡大鏡としても使えます。拡大鏡の機能をご利用ください。
テキストを読み上げさせたい
視覚に障がいはなくVoiceOverを使うほどではないものの、スクリーンを見つめると目が疲れやすかったり、文章を耳で聞きたいような場合は、読み上げコンテンツを利用すると良いでしょう。
テキストの読み上げは、例えば文章を書く際の検証にも有効です。漢字の読み間違えはあるものの、同じ語句の繰り返しや冗長な表現を探したり、「てにをは」の確認には十分有効です。

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2. 聴覚サポート

片方の耳が聴こえない/聴こえづらい
どちらかの耳が聴こえないか、聴こえづらい方はオーディオ/ビジュアルの「オーディオ音量バランス」を調整するといいでしょう。左右で音声が異なるステレオコンテンツをイヤホンで聴く際に、聴こえやすい方の耳で聴けるようになります。

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3. 身体サポート

シングルタップが難しい
画面を1回だけタップしたくても指が小刻みに何度も画面に触れてしまう方は、タッチのタッチ調整で「繰り返しを無視」を適用すれば改善するかもしれません。例えば1秒に設定すると、1秒間に何度タップしても1回のタップとみなされます。
タッチ操作は難しいがマウスまたはジョイスティックを動かせる
タップやスワイプといった画面操作が困難でもマウスやジョイスティックなどのポインティングデバイスを使って方向の指示ができるなら、タッチの「AssistiveTouch」をお使いください。
AssistiveTouchではカーソルの方向さえ指示できればiPhone/iPadを操作できます。マウスやジョイスティックのボタンを押す必要はありません。マウスやジョイスティックでカーソルを移動して、目当てのUI要素の上で一定時間留まることでボタンなどのUIを実行できます。
タッチ操作は難しいが押しボタンなら押せる
タップやスワイプといった画面操作が困難でも押しボタンスイッチが押せるならスイッチコントロールをご利用になるといいでしょう。Bluetoothなどで接続した外部スイッチを通じてiPhone/iPadを操作できます。
スイッチコントロールを使うとカーソルが画面内のUI要素を順番に移動するので、目当ての要素にカーソルがきたときに指や手で押しボタンスイッチをを押してボタンなどのUIを実行できます。
タッチ操作は難しいが頭を左右に動かせる
タップやスワイプといった画面操作が困難でも頭を動かせるならスイッチコントロールをご利用になるといいでしょう。頭の動きをiPhone/iPadに認識させて操作できます。
スイッチコントロールでは頭を右に動かしたときと左に動かしたときの操作をそれぞれ設定できます。
ホームボタンのダブルクリックが間に合わない
ホームボタンを素早く二回クリックするのが困難な方は、ホームボタンの「クリックの間隔」を変更すれば改善するかもしれません。
無意識にiPhoneを振ってしまう
無意識にiPhoneを振った際に直前のテキスト入力などが取り消されないようにするにはタッチの「シェイクで取り消し」をオフにしてください。

タッチの「シェイクで取り消し」をオフにする場合、代わりにAssistiveTouchを使えばボタンタップで取り消し操作ができます。

AssistiveTouchのメニュー(シェイク追加)

AssistiveTouchのトップメニューに「シェイク」を追加しておけば、ボタンタップだけで取り消しができます。

スクリーンショットの操作が苦手

ホームボタンのあるiPhoenやiPadでスクリーンショットを撮るにはホームボタンとスリープボタン(ホームボタンのないiPhoneでは音量を上げるボタンとサイドボタン)を同時に押す必要があります。この操作が苦手な方はタッチの「AssistiveTouch」を利用するといいでしょう。

AssistiveTouchをオンにすると、画面に表示されたボタンのタップだけでスクリーンショットを撮影できます。もちろんボタンはスクリーンショットに映り込みません。

再起動の操作が苦手

ホームボタンのあるiPhoenやiPadを再起動するにはサイドボタンを長押しする必要があります。 ホームボタンのないiPhoneではサイドボタンといずれかの音量調節ボタンを同時に長押しする必要があります。この操作が苦手な方はタッチの「AssistiveTouch」を利用するといいでしょう。

AssistiveTouchをオンにすると、画面に表示されたボタンのタップだけで再起動ができます。

iPhoneを片手で操作したい
iPhoenを片手で操作したい方はタッチの「簡易アクセス」を利用するといいでしょう。簡易アクセスをオンにすると、ホームボタンのダブルタップ(ダブルクリックではありませんん)で画面表示をiPhoneの下2/3のエリアに集約できます。ホームボタンがないiPhoneでは画面の下端から下方向にスワイプしてください。

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4. デモ機として使う

一つのアプリしか使えないようにする
アクセスガイドを使うとiPhoneやiPadが特定のアプリの専用機になります。例えば展示会などで不特定多数の来場者にアプリを使ってもら際に利用するといいでしょう。

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5. よく使う機能を素早く呼び出す

トリプルクリックに機能を割り当てる
ショートカットを使うとホームボタン(ホームボタンがない機種ではサイドボタン)をトリプルクリックしたときに呼び出すアクセシビリティ機能を設定できます。

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