たばこ税増税2021秋

JT発表によると10月1日のたばこ税増税等に伴い173銘柄のたばこを値上げするとのこと。メビウスなら40円上がって1箱580円になるそうで。仮に1日1箱消費すると年間211,700円の出費。遂に20万円突破です。

とはいえ増税しても税収は増えないので、これって「国が喫煙率を下げにかかっている」と捉えるのが妥当。つまり、この先もも増税、値上げは続きます。当然ですね。高齢化が進む中、国としては医療費を抑制したいのだから。

禁煙マーク

また、いまだに歩きタバコやら規定の喫煙所から外れたところで喫煙しているクズが少なからずいるので中毒の始末の悪さが出ています。連中とて、それが自分たちへの風当たりを厳しくする行為だってことくらいは解っているだろうに。

そして行政なり立法は、それらの行為に対して何らかの対策を打ち出さざるをえないけど、パトロールで取り締まるわけにもいかない以上、やはり増税ってことになってしまいます。クズ喫煙者のせいで良識的な愛煙家も被害を被る構図です。

もっとも誰にも迷惑がかからない範囲で喫煙を楽しむ分には結構。とはいえ今後もたばこは値上がりしていくし、喫煙率は下がってひたすら肩身の狭い思いをするだけなので、公的な補助なども活用してさっさと止めるのが、健康、お財布、時間の使い方、そして社会的な信用の上でも賢明だと思います。社内や職場の近郊に喫煙環境がない職場も増えているし。

そういや五輪開催に先駆けて昨年春から東京都では飲食店の禁煙化が進んだけど、コロナ禍のせいでほとんど話題になりませんでした。飲食店にしてみれば昨春以降は喫煙の可否どころの話ではなかったものな。

リアルタイムPCR検査?

Yahoo!ニュースを眺めていたら「リアルタイムPCR試薬無料サンプル配布中(タカラバイオ株式会社)」なる広告が表示されました。

リアルタイムPCR試薬無料サンプル配布中

どこかで聞いたような文言です。そう、XORの「リアルタイムPDF比較ビューワ」に似ていますよね。なるほど、PCR検査の場合は待ち時間が短いほどありがたいもんな。

でも、PDFの新旧比較もリアルタイムの方がいいと思うのですよね。XOR以外のPDF比較アプリは軒並みバッチ処理で比較結果レポートを生成する方式なので、結果が出るまでに時間がかかります。もし設定を間違って比較してしまえばやり直しです。待ってる間に別件の作業に取り掛かったら、いざ結果が出ても手放せなかったりするし。

でも、XORなら比較したいページのペアを表示してスペースキーを押すと即座に比較結果が表示されます。リアルタイムPDF比較です。しかも、比較結果リポートを読み解くような面倒さはなく、差分は誰でもわかります(色覚に障害がなければ)。比較のための設定もありません。

XOR for Mac Version2.0のアイコン

XOR

リアルタイムPDF比較ビューワ

2,000円(税込)/月
(サブスクリプション)

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進歩的な保守政党が必要

東京都における新型コロナウイルスの新規感染者数が2ヶ月ぶりに4桁に乗りました。感染者の数はともかく重症患者向け病床の使用率が一定以上になれば五輪も危うくなりかねません。「医療リソースを五輪に割いている場合ではない」と。そして菅政権は吹っ飛ぶでしょうね。

とは言え総選挙の顔をすげ替えようにもポスト菅の有力候補が見当たらず、自民党に替われそうな野党もありません。立憲民主党なんてかつての社会党路線を目指しているように見えるし。

というわけで今必要なのは「進歩的な保守政党」だと思います。進歩的(Progressive)と保守的(Conservative)は反対語で矛盾してるけど、言わんとするところは「これまでの国家観は引き継ぐものの、時代にそぐわない部分は未来志向でどんどん変えていく」という感じです。何なら進歩的を「未来志向(Future Reflections)」と置き換えてもいいでしょう。

国会議事堂

ならば自民党が割れて「ガチの保守派」とは袂を分けた勢力に野党から思想の近い人物が合流して新党を成すのがいいのだけど、どうでしょう。あるいは小池都知事の出番かな。

そこで私が考える進歩的な保守政党のマニュフェストを挙げてみます。

憲法:

改正を目指す。

政治:

世襲を容認しない。任期定年制で党内の新陳代謝を促す。

具体的には以下。

  • 国会議員経験のある近親者と同じ選挙区での立候補は禁止
  • 衆議院・参議委員の任期通算が30年を超えたら立候補禁止

経済政策および労働法:

コストカット指向からの脱却を目指す。

具体的には最低賃金制度をフルタイムワーカーとパートタイムワーカーの二階建てとし、先ずはフルタイムワーカーの最賃を大きく引き上げる。デフレスパイラルの原因の一つは、派遣社員の使い勝手が良すぎる(低賃金で使い捨てできる)ためなので、派遣社員・契約社員の見込み年収が上がれば、働き方の選択肢が増えて雇用の流動生が高まり、労働市場での好循環が見込める。

なお、交通費込み時給表記による求人は禁止する。

感染症対策:

科学的エビデンス重視。根拠が弱い緊急事態宣言、一律の営業規制は行わない。

例えば、感染対策が十分なら飲食店にも営業を認める。

東京一極集中是正:

推進。ただし目的は地方創生ではなく以下。

  • 東京の延命。東京は、長年の一極集中によってまもなく地方以上に深刻な超高齢化社会となるため人口の分散が必要
  • 少子化対策。子育てに向かず出生率が最も低い東京への人口集中は是正しなければならない

皇位継承:

女系天皇も含めて議論を深める。ただし、制度を変える場合は悠仁様の次の代からとする。

愛子さまに「先々、天皇になっていただくかもしれないので…」という微妙なお立場を無期限に強いるのは酷な話なので。

選択的夫婦別姓:

肯定。実現を目指す。

同性婚:

肯定。実現を目指す。

外交:

人権侵害避難決議に積極的に賛成する。

外国人労働者&移民の受け入れと教育:

特定の職種に従事できる人材を積極的に受け入れる。

手始めはESL教師。ほぼすべての小中高等学校に日本語を母国語としない人材を赴任させる。それを踏まえて、更なる外国人労働者や移民の受け入れの可否を検討し、受け入れを拡大するなら体制を整える。

普天間返還・辺野古基地建設:

辺野古の新基地建設は中止。普天間の基地機能は他の在沖米軍基地内に並存してもらう方向で折衝する。

たばこ税:

一箱1,000円程度まで段階的に上げる。

大麻:

引き続き解禁しない。

Windows 11考

Windows 11

先週、Windows 11のリリース予告がアナウンスされました。確かWindows 10が最後のWindowsだったはずだけど

とはいえWindows 11へのアップグレードも無料だし、互換性に関してはMicrosoftは全力で取り組むはずです。超巨大シェアこそがWindowsの強みだから。

よって一番の懸案は「ユーザの移行タイミング」でしょう。

差し当たり個人であればさほど問題なく移行できるかと。せいぜいデバイスドライバの対応具合程度です。

でも、企業や団体のの場合は難しいですよね。業務用なら用途が限られているので11に急いで上げる理由がありません。

実際、私がXOR for Windowsをリリースした際に古巣のドキュメント制作会社に試用を頼んだところ「まだ社内がWindows 7だから無理」と断られました。Windows 7にはMicrosoft StoreがないのでXORをお使いいただけません。

Windows 10のサポートは2025年とされています。でも、きっと延長されますよね。一方で、来年以降に発売されるPCはWindows 11搭載機種が増えていくでしょう。そうして向こう5年以上、Windows 10と11のどちらがメインのOSなのか判らない状況が続きそうです。

まあ、アプリメーカーはWindows 10と11の両方をサポートすればいいってだけかもしれないけど、単純にテストの作業量が増えてしまいます。

詐欺メール:VJAグループ

「VPass VISAカード<重要>ご利用の Vpass VISAカード VJA 株式会社から緊急のご連絡」なる題名のメールが届きました。もちろん詐欺メールです。これが届いたら、リンクには一切アクセスせず捨てましょう。

参考までにスクリーンショットを貼っておきます。

詐欺メール(VJAグループ)