ワンストップ校正とは?

XOR for Mac Version 2.0の特徴は「ワンストップ校正」です。修正前と後のPDF比較、校正、そしてクラアントへの提出準備がXOR上で完結します。

私が知る他社製のPDF比較アプリはどれもバッチ処理で比較結果のリポートを生成する仕様です。そのため校正作業が以下の二段階になります。

  1. リポートと校正用PDF(修正後のPDF)を突き合わせて差分箇所を把握する
  2. 1. の結果とDTP結果を突き合わせて個々の修正内容を確かめる

対してXORのPDF比較はユーザー自身が見つけた差分箇所に赤い線の囲みをつけていく仕様です。

一見、手作業で差分に囲みをつけなければならないXORよりも、アプリ任せで比較結果リポートを作成してくれるPDF比較アプリの方が楽で効率的に思えるかもしれません。でも、XORで囲みをつける作業は他社製のPDF比較アプリにおける上記 1. の手順に相当します。自動だから手順が減らせて楽というわけではありません。

XOR for Mac Version2.0のアイコン

XOR

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アプリアイコンも変えました

見ての通り、XOR for Mac Version 2.0ではアプリのアイコンも変えました。

App icon of the XOR
古いアイコン
XOR 2.0アプリアイコン(中くらいのふち)
新しいアイコン

どちらも「X・O・R」の三文字を組み合わせた図ですが、新しい方はフラットでスッキリした印象になったかと思います。

XOR for Mac Version2.0のアイコン

XOR

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次に買いたいMac

M1プロセッサ搭載のiMacを買おうかと思っていたけど、macOS Montereyにユニバーサルコントロールが搭載されることを知って気が変わりました。次に買うのはiMacではなくMac miniになるでしょう。

Mac mini 2018

Mac miniにはカメラ&マイクが付いていないのでWeb会議やらオンライン英会サービスにはiMacの方が便利そうだったけどMontereyなら、Mac miniをメインマシンにしつつ、カメラ&マイクはサブのMacBook Airのものを使えば良くなります。

というわけでMontereyがリリースされる秋以降にMac miniを買いたいと思います。でも、どうせなら同時期にモデルチェンジして欲しいものです。第二世代のM1プロセッサ(名前はM2?)搭載に。

コントラストを切り替えられます

XOR for Mac Version 2.0では透かし表示の際のコントラストを切り替えられるようになりました。切り替えは左上のトグルボタンで行います。

透かし表示のコントラスト(High)
コントラストHigh(デフォルト状態)
透かし表示のコントラスト(Low)
コントラストLow(従来の表示状態)

コントラストHigh(上図)はLow(下図)よりもクッキリ表示されるので、赤や青(差分箇所)を見つけやすくなったかと。

ちなみにこのコントラストは品質証明PDF(「左右のPDFを重ねて書き出す」で書き出したPDF)にも引き継がれます。

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macOS Montereyが発表に

先日のWWDC基調講演で次のmacOSの名前が「Monterey」と発表されました。確か、ジャイアントケルプという何十mにもなる海藻が茂っていて、ラッコがたくさん生息しているので有名な海域の名前ですね。

さて、Montereyの目玉はなんと言っても「ユニバーサルコントロール」でしょう。あれは凄まじく便利そうです。基調講演の動画の1時間22分30秒目あたりから紹介されています。

macOS MontereyのUniversal Control

複数のMac間、そしてiPadとの間でもマウスカーソルが移動し、あたかも一つのマシンの複数モニタのようにファイルを移動できてしまいます。しかも同じApple IDを使っていればよく、設定も要らないそうで。こういう点はいかにもAppleですね。ユーザーの負担や手間を極力削ぎ落とすところが。ジョブズの意思が今でも受け継がれている気がします。