XORの使い方の紹介動画

XOR Version 1.1のリリースに伴い、使い方紹介の動画を作成しました。

動画制作は専門外でいかにも稚拙な作りだし、自分の声による下手なナレーションには我ながらがっかりするけど、なんとか要点は踏まえて紹介できているのではないかと。

よろしければ一度ご覧ください。

そして印刷業やドキュメント制作に携わっている知り合いがいるようでしたら、ぜひ紹介していただけますでしょうか。このアプリを使えばきっと彼ら彼女らのお仕事が楽になるので感謝してもらえると思います。

新機能がつきました!

XOR Version 1.1をリリースしました。変更箇所は以下の通りです。

  • 囲みの機能を追加
  • マスクの機能を追加
  • 細かい不具合を調整

囲みは「見つけた変更箇所をマーキングする機能」です。

マスクは逆に「変更がなかった箇所を覆い隠す機能」です。

なお、囲みとマスクはPDFを並べて表示した状態に戻したり、書き出したPDFやプリントアウトにも反映されます。

と、テキストで説明されても想像できないかもしれないので、こちらの動画をご覧ください。

DiffPDFを試してみました(2)

DiffPDFを別のテストデータでも試してみました。このblogで度々登場するいつもの「FROGFISH WORLD」です。

まず、一番頼りになるAppearanceモードの比較結果はこちら。

DiffPDF result : Appearance
DIffPDF Appearanceモードの比較結果

なんと両方のページ全体が黄色く着色されてしまいました。これだと何も見つけてくれなかったのと同じです。推測するに、差異を探すアルゴリズムが「背景色は白」という前提で比較しているのではないかと。

そしてCharactersモードとWordsモード。

DiffPDF result : Characters
DIffPDF Charactersモードの比較結果
DiffPDF result : Words
DIffPDF Wordsモードの比較結果

ほぼ同じですね。Charactersモードは文字単位比較なので「Yogata」と「YOGATA」の先頭の「Y」の字が差異から除外されているだけで。

そして「TROPICAL PACIFIC」という白文字のフォントの違いはどちらのモードも見逃しています。

ちなみに「TROPICAL PACIFIC」はAdobe Acrobat PRO DCのPDF比較でも見逃されてしまう箇所です。

そう、PDFのデータを解析して比較する方式だと100%の比較結果が出ないのが以前から解っていたので、「その弱点を補うアプリには需要があるはず」と踏んでヴィジュアル比較方のXORを開発してリリースしました。

DiffPDFを試してみました(1)

DiffPDFというPDF比較アプリがあります。「PDF比較ツール」といった検索をかけるとAcrobatに次いで割と上位に表示されますよね。ライセンスは$160、20日の試用期間があります。

こちらがなかなかの評判なので試してみました。

下図はテストデータを読み込ませた直後の状態。両方とも1ページのみです。

DiffPDFの比較前

まず気づくのが「Mode」。三種類の比較モードが用意されています。

DiffPDFのモード

せっかくなので三つとも試すことにします。

Appearance

見た目の比較モード。いわゆるヴィジュアル比較方式です。

DiffPDF(Appearance)

薄い黄色は差異が含まれる箇所。すべての変更箇所を見つけてくれています。さすが。ヴィジュアル比較は頼もしいですよね。

Characters

文字比較かな。

DiffPDF(Characters)

画像関連の比較がまったくなされないのはしかたないにしても、写真下の「f11 1/125」と「f16 1/60」やタイトル下の「Mandarin fish」と「Mandarinfish」の違いを検出してくれていないのは残念です。どちらもテキスト情報なのに。

Words

文字比較かな。

なぜ「Characters」と別れているのかは不明ですが、明らかに比較結果の表示が違うので、アルゴリズムが違うのでしょう。文節重視の比較でしょうか?

DiffPDF(Words)

「Mandarin fish」と「Mandarinfish」の違いを検出してくれたけど、「f11 1/125」と「f16 1/60」はやはり見逃しています。

感想

このデータに限って言えば、頼りになるのは「Appearance」のモードだけでした。

そう、解析方式によるPDF比較ではどうしてもデータ構造との相性の良し悪しが出ます。うまく行くときもあればいかないときもあり、結果を鵜呑みにすると痛い目に遭いかねないという。

だからこそXORもヴィジュアル比較方式を採用しました。「どう変わったか?」は認識できないけど、そもそも変更箇所が正しい修正かどうかは人間が確かめる必要があるのだから、変更箇所だけ洗い出してくれれば十分だろうという判断です。

DiffPDFのライセンスは$160だから、XORを8ヶ月分契約するよりも便利だと思われるならお勧めです。

アオリってしんどくないですか?

ドキュメント制作の現場では昔から「アオリ」というテクニックが使われています。新旧のPDFをプリントアウトし、机上で同じページどうしをぴったり重ねて片方の手で上端を押さえ、もう片方で上の1枚をめくったり戻したりを繰り返して残像の違和感で差異のある箇所を見つける方法です。

以下の画像はアオリをイメージとして再現してみました。タップして拡大表示させてみてください。

アオリの再現イメージ.gif
アオリの再現イメージ.gif

確かに効果的だけど、いわば動画的に確認する方法なので、いくつか難点もありますよね。

  • 差異ががありそうな箇所に見当がついていないと見逃しがち
  • 差異が複数あってもすべての箇所を覚えられない
  • ページが複数あると作業が煩雑になる

そこでXORでは静止画的に確認できる方法を採用しています。

XORの比較イメージ
XORの比較イメージ

この画像では分かりにくいかもしれないので、ぜひアプリをダウンロードして30日間試用してみてください。拡大表示もできるので差異をもれなく発見できるはずです。