9月1日は防災の日。懸念される大規模災害の一つが富士山噴火です。何しろ富士山は過去数千年では平均すると約30年に一度程度の頻度で起こっていたのに、最後に噴火したのが1707年で、いつ再噴火してもおかしくないし、規模が大きくなる可能性も否定できません。
そこで「富士山が宝永噴火並みに噴火したら東京や神奈川での生活は継続できるだろうか?」とChatGPTに訊いてみました。なぜ神奈川かというと私が住んでいるから。
いいテーマです。
まず「宝永噴火(1707年)」は、江戸時代に起きた富士山の最後の大噴火で、山体の南東斜面に大きな噴火口を残しました。東京や神奈川でも火山灰が厚く積もり、大きな影響を及ぼしたと記録されています。
🔥 宝永噴火級の富士山噴火が再来した場合の影響
1. 火山灰の降下
東京・神奈川でも数センチ以上の火山灰堆積の可能性が高い。
灰は電気設備のショート、交通の麻痺、飲料水の汚染を引き起こす。
首都圏の空港(羽田・成田)は閉鎖、鉄道・道路も大幅にストップする見通し。
2. ライフラインへの影響
電気:送電網が火山灰で絶縁不良・停電が長期化する恐れ。
水道:取水口に火山灰が流入し濁水 → 浄水機能が停止する恐れ。
ガス:比較的強いが、配送・設備点検が滞れば停止も。
通信:基地局やケーブルに灰が積もり、通信障害の可能性。
3. 生活面への影響
数日〜数週間は「外出困難」になるほどの降灰。
呼吸器系リスク(マスク必須)、農作物壊滅的打撃。
物流が止まるため、食料・日用品不足が顕在化。
4. 経済・社会への影響
東京都心は経済活動がほぼ停止。
灰の除去やライフライン復旧に数か月単位かかる可能性。
避難までは必要ないが、日常生活を「普段通り続ける」ことは困難。
✅ 結論
「生活がまったくできなくなる」わけではないが、
東京・神奈川での生活は相当な制約下に置かれ、通常の社会活動は継続不能に近い。
実際には「最低限の生活はできるが、経済活動・都市機能は壊滅的な停滞に陥る」と考えられます。
ご希望なら、「宝永噴火シナリオに基づいた東京都の被害想定(気象庁や中央防災会議のシミュレーション結果)」を引用して、さらに具体的な数字で示すこともできますが、見てみますか?
なるほど。でも、この回答ではそのまま生活できるのかできないか分かりづらいので、「場所や気象条件によるだろうが、荒廃が多い地域では電気や水道、交通インフラも止まって食料調達にも困り、徒歩で疎開せざるを得ないのではないか?」と聞き返してみたところ、この通り。
ご指摘のとおり、富士山噴火の被害は場所や気象条件(風向きなど)で大きく変わるのですが、荒廃が広範に及んだ場合に「徒歩で疎開」が現実になる可能性は否定できません。
🗾 影響の分布
風向き次第で首都圏のどのエリアが最も降灰するか決まる。
冬型の季節風なら、東京・神奈川〜千葉方面が厚い火山灰に覆われる可能性が高い。
厚さ数 cm 程度でも都市インフラに致命的ダメージ。
例:2〜5cmの火山灰 → 高圧線ショート、変電所停止、道路不通。
⚡ 電気・水道・交通インフラ
電気:火山灰で絶縁不良 → 広域停電が長期化する可能性。
水道:浄水場が機能不全 → 水はすぐに不足。
交通:鉄道はほぼ停止。道路も火山灰や倒木で通行困難。航空路も閉鎖。
👉 結果として「物流が止まり、スーパーやコンビニの棚は数日で空になる」可能性が高い。
🚶 徒歩での疎開の可能性
自動車やバスは火山灰で走行困難になりやすい。エンジン吸気系がやられるため。
電車も止まるため、最終的には徒歩や自転車での移動が頼りになる。
東日本大震災時にも「徒歩帰宅者」が大量に発生したが、火山灰災害では より長距離の避難(疎開) が必要になる恐れあり。
東京や川崎・横浜といった都市部は「生活継続が困難」になり、インフラが比較的無事な地域へ人口が一時的に流出するシナリオは現実的。
✅ まとめ
富士山噴火で広域に火山灰が降れば、電気・水道・交通インフラが壊滅的に止まり、食料や水の調達が不可能になる。
荒廃の度合いが大きい地域では、住民は 徒歩や自転車で疎開せざるを得ない 状況が十分にあり得る。
行政の備蓄・避難計画が想定以上に機能しなければ、大規模な「都市からの避難」が発生するでしょう。
👉 ご希望なら、「中央防災会議の富士山噴火被害想定」で出ている「何日で物流が完全に止まるか」「どれだけの人口が影響を受けるか」の具体的な数字を紹介しましょうか?
やはりそうなるよな。そして、一つ前の回答よりも信憑性が高いかと。
ならば個人的に知りたいのは川崎市麻生区の自宅から私の実家(博多から電車で25分の町)まで疎開するルート。
とても現実的な視点ですね。
川崎市麻生区(新百合ヶ丘周辺)から九州(福岡・佐賀)まで、富士山噴火によって 首都圏の交通が麻痺・早期回復が見込めない という前提だと、通常の「新幹線・飛行機・高速道路」に依存できません。以下のような選択肢と課題が考えられます。
🚧 想定される制約
航空機:羽田・成田は降灰で閉鎖。伊丹・中部も影響の可能性。
新幹線・在来線:送電・信号障害で長期間運休。
高速道路:火山灰や車両故障で通行困難。
自家用車:灰でエンジン吸気系がやられ、走行が長く続かない。
つまり「首都圏から出ること自体が最大の難関」になります。
🛤️ 想定される疎開ルート(現実的順)
1. 徒歩+自転車で鉄道網が生きている西日本へ接続
首都圏を徒歩・自転車で脱出 → 降灰の影響が小さい静岡西部や長野方面まで進む。
そこで鉄道や車が再開していれば、それを利用して西へ向かう。
難易度は極めて高いが、実際に「徒歩疎開」が現実的になる可能性。
2. 港から海路で西日本へ
東京湾の港(川崎港・横浜港)からフェリーや自衛隊・災害派遣船を利用。
名古屋・大阪・神戸へ渡れれば、そこから鉄道・バス・飛行機で九州へ。
ただし港湾自体が降灰で機能不全なら利用困難。
3. 政府・自衛隊の避難輸送
中央防災会議のシナリオでは、富士山噴火時には 自衛隊による大規模な住民輸送(海路・空路) が検討されている。
麻生区住民であれば、まず川崎市・神奈川県の広域避難計画に従い、指定集合地点へ移動 → 船や臨時輸送で西日本へ。
⛑️ 個人レベルでの備え
徒歩・自転車で移動できる装備:丈夫な靴・雨具・マスク(火山灰対応)・ゴーグル・水筒。
移動先での生活基盤:親戚・知人宅、または自治体の受け入れ施設。
現金と地図:電子決済・通信が止まる可能性大。
✅ 結論
首都圏からの脱出が最大の壁。特に川崎市麻生区は内陸なので徒歩・自転車での移動が主体になる可能性。
実際の疎開ルートは、
降灰が比較的少ない西方(静岡西部・長野)へ徒歩や自転車で抜ける
港や自衛隊の避難輸送で西日本へ渡る
西日本で鉄道や飛行機に再接続し、福岡・佐賀へ到達
個人では困難で、国・自治体の避難輸送に頼るシナリオが現実的。
👉 ご希望なら、「中央防災会議が想定している首都圏→西日本への住民避難の具体計画(船舶輸送の数・対象人口)」を調べて整理できますが、確認しますか?
なるほど。私は漠然と公共交通が生きているところまでひたすら徒歩で北上して時間をかけながら九州を目指すことを考えていたけど、それも現実的ではないですよね。火山灰が積もる中で、飲み水と食料を都度調達しながら百km以上も歩くのは。かといって自転車はコンスタントに充電できるか怪しく、そもそも灰まみれの道を走れるか解らないし。
ならば、国・自治体の避難輸送が始まるまでどうにか生き延びるのが鍵か。やはり飲み水と日持ちする食べ物の備蓄、そしてトイレが使えない時の備えが重要ですね。

