XOR for Windows Version 1.6をリリースしました

XOR for WIndows Version 1.6をリリースしました。既存ユーザは無料でアップグレードでき、新規ユーザは1ヶ月間無料でお使いいただけます。

今回追加された新機能は「不変ページの自動検出」と「サーモ表示」です。

不変ページの自動検出

まず、修正前と後のPDFで変更がなかったページはこのように表示されます。

XOR for Windows Version 1.6の不変ページの自動検出
差異がない場合、ページ全体が暗くなり、中央に白字で「Unchanged」のラベルが表示されます。サムネイルにも「Unchange」が付いています

ちなみに差異がある場合はこのとおり。

XOR for WIndowsのふたご表示
差異がある場合の「ふたご表示」

これにより制作者は差異の有無を一瞬で把握でき、「DTPの過程で不要な変更が紛れ込んでいないか?」の確認作業が要らなくなります。

サーモ表示

もう一つの新機能は「サーモ表示」です。差分箇所だけを赤で表示します。「透かし表示」の状態でスペースキーを押すとサーモ表示に切り替わります。

XOR for Windowsのサーモ表示
透かし表示よりも差分を把握しやすくなりました

なお、これらの機能はMac版に搭載済みです。

ちなみにこの二つの追加機能はユーザ様からのリクエストがきっかけで搭載しました。搭載して欲しい機能案があればリクエストをお寄せください。感想も大歓迎です。

XOR for Mac Version2.0のアイコン

XOR

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ちょっと残念なイヤホン

自宅の近所にOlympicというディスカウントストアがあります。Olympicはかつてスーパーだったけど、ペット用品展示代を挟んで数年前にディスカウントストアとして再オープンしました。

そのOlympicで自社ブランドのBluetoothイヤホン(1,500円)を発見しました。

OlympicブランドのBluetoothイヤホン
OlympicブランドのBluetoothイヤホン(1,500円)

ちょうどそれまで使っていた製品がくたびれていたので買って使ってみたら、なんと接続時のアナウンスが中国語でした。私には「りえんちーちゃんくん」と聞こえるけど、正確なところはわかりません。パッケージは日本語なのに。不自由はしないけどちょっと残念です。

それとマニュアルは同梱されていませんでしたね。その代わり箱の側面に使い方が書かれています。どうやらペアリング途中に右イヤホンをダブルタップするとアナウンスを中国語⇄英語で切り替えられるようです。日本語のオプションはないようで。接続情報を削除して試すと「English. Connected」に変わりました。こっちをデフォルトにして欲しかったなぁ。日本には中国語よりも英語に慣れた人の方が圧倒的に多いのだし。

FacebookはWordPressに埋め込めない

かつて下図のようなFacebookページへのリンクがさまざまなWebサイトで見られたけど、いつ頃からかすっかり見かけなくなりましたよね。

Facebookページプラグイン

このサイトにもXORのFacebookページへの案内を貼っていたけど、いつからからか表示されなくなりました。当初、WordPressのプラグインの何かとバッティングしているのかと疑ったりしたものの原因は解らず。

まあ、Facebookの重要性や注目度は昔ほどではないし、たまに検索をかけてもそれっぽい回答が書かれたページに出会さないので、どこか気持ち悪さを感じながらも放置していたのですが、改めてWordPressのサポートページを見ると、こんな記述が。

Facebook リンクの埋め込みは、 Facebook 社が oEmbed エンドポイントを廃止する決定をしたことにより、2020年10月24日以降は動作しません。

これが理由でしょうかね。そしてもはやどうやっても表示できないと。Meta for Developersのページにはそんなこと書いてないんだけど。13

2年以上前に終わっているから、本職のWeb制作者であれば既知の常識なのかもしれないけど、なにぶん私は我流で最低限の作り方を身につけたアマチュアWeb制作者。知りませんでした。

まあ、できないんならしょうがないので、このサイトのフッタには画像(リンク付き)を貼って見かけ上は元通りにしておきました。新規の投稿は反映されないけど。

Magic Mouse 2が故障?

先日、Mac miniに繋いで使っているApple Magic Mouse 2が急に動かなくなりました。

Apple Magic Mouse

このマウスは充電式なので当然ながらバッテリー切れを疑って充電するも回復しません。でも買い直せば1万円ちょっとの出費です。

もちろんマウスの代替品はいくらでもあるけど、上面がトラックパッドを兼ねているMagic Mouseから乗り換える気にはなれません。

そこでふと思い、電源アダプタではなくMacに繋いだケーブルに差し替えて充電を完了させたら元通り復活しました。

異次元の少子化対策の対案

国会議事堂

岸田総理が打ち出した「異次元の少子化対策」の評判がすこぶる悪いので対案を書きます。

まず、少子化対策は景気対策そのものです。景気が上向かなければ明るい展望が描けず「結婚はともかく子供は持てない」「子供を持てば経済的に苦しくなる」「子供に辛い思いをさせたくない」「結婚どころではない」といった風潮が続いてしまいます。月々5,000円の育児手当を支給してどうこうなるというものではありません。

それを踏まえて今できる景気対策、そして中長期を見据えてやるべき政策の提言は以下の二つ。

非正規フルタイムワーカーの時給を補助金で500円補填

派遣社員と非正規公務員は合わせて200万人超で大半がワーキングプアと言われているので、その時給を補助金でもって一律500円上げてやれば各人の年収が約100万円増えます。しかもこの層への支援なら多くが消費に回されるため景気浮揚の呼水としての効果が見込めます。

正社員への賃上げは個々の企業の管轄ですが、非正規の場合、派遣会社による雇用は一時的なものなので、賃上げのためには公的な支援が必要です。

そうして20代、30代の非正規フルタイムワーカーの所得水準が上がれば少子化対策としても機能します。

なお、肝心なのは補助金が全額個々の労働者に支払われること。派遣会社。よって派遣の求人広告はこのような表記になろうかと。

時給1,650円+500円(政府補助金)

必要な予算は事務経費等を除けば初年度2兆円。景気動向を見て段階的に縮小していくといいでしょう。それに一部は税金として国庫に帰ってきます。

東京一極集中の是正

出生率が最も低い東京に人口を集めれば少子化が進むのは必然です。何しろ住宅事情が厳しく通勤もハードになりがちだから。

また、仮に何らかの方策で出生数が向上したとしても、たちまち待機児童の問題が再燃します。東京は長らく商業優先で発展してきたため保育や介護といった面の持続性が担保されていません。

その一方で娯楽は充実しているので若い女性らに「子供を持って親子ともどもしんどい思いをするよりも自由に生きた方がいい」という価値観が広まるのも当然でしょう。

よって少子化対策を本気で考えるなら、若い女性が東京に出なくても地方の中核都市で満足な職と収入が得られるように持っていくべきです。

具合的には官公庁の一部、大学や企業の移転を促すことが必要でしょう。