Chromebookの大波

PCの話。GIZMODEによると最近の販売シェアではChromebookがMacを超えているのだそうな。とはいえMacも微妙に伸びているのでWindowsの牙城がじわじわと崩されているわけです。

ChromeBook

ビル・ゲイツ氏は「OSの市場において、Apple以外の席は一つしかない」と言います。もちろんモバイルならAndroidだし、PCならWindows。でも遂に第三勢力が台頭してきました。

当然、Chrombookのターゲットは新規開拓およびWindowsの置き換えでしょう。Macは良くも悪くも独自路線を突っ走るマイノリティで主にクリエイターからの支持が固いけど、Windowsは圧倒的なマジョリティでユーザー層も雑多。セキュリティ面の弱さも否めないので狙うなら断然こちらです。特定の業務アプリや周辺機器が必要な分野は難しいけど、例えば用途が限られる学校教育の場などでは有望でしょう。教員の負担も圧倒的に少なくなるし。

とはいえデファクトスタンダードも強いので、ChromebookがMacを除く市場シェアをWindowsと二分するまでには時間がかかりそうだけど、その日はいつかくると思います。例えばAndroidスマホの性能が上がり、外付けモニタを接続して大画面で使っても問題ないぐらいになれば。必然的にChromebookとの統合がなされるでしょう。当然、Androidアプリも動作するので便利ですよね。結果、PC環境をスマホとして持ち歩いたり、買い替えで不要になったスマホを自宅の据え置きPCとして使うようになったりして、一気にシェアが激増する日が来る気がします。