Chromebookの大波

PCの話。GIZMODEによると最近の販売シェアではChromebookがMacを超えているのだそうな。とはいえMacも微妙に伸びているのでWindowsの牙城がじわじわと崩されているわけです。

ChromeBook

ビル・ゲイツ氏は「OSの市場において、Apple以外の席は一つしかない」と言います。もちろんモバイルならAndroidだし、PCならWindows。でも遂に第三勢力が台頭してきました。

当然、Chrombookのターゲットは新規開拓およびWindowsの置き換えでしょう。Macは良くも悪くも独自路線を突っ走るマイノリティで主にクリエイターからの支持が固いけど、Windowsは圧倒的なマジョリティでユーザー層も雑多。セキュリティ面の弱さも否めないので狙うなら断然こちらです。特定の業務アプリや周辺機器が必要な分野は難しいけど、例えば用途が限られる学校教育の場などでは有望でしょう。教員の負担も圧倒的に少なくなるし。

とはいえデファクトスタンダードも強いので、ChromebookがMacを除く市場シェアをWindowsと二分するまでには時間がかかりそうだけど、その日はいつかくると思います。例えばAndroidスマホの性能が上がり、外付けモニタを接続して大画面で使っても問題ないぐらいになれば。必然的にChromebookとの統合がなされるでしょう。当然、Androidアプリも動作するので便利ですよね。結果、PC環境をスマホとして持ち歩いたり、買い替えで不要になったスマホを自宅の据え置きPCとして使うようになったりして、一気にシェアが激増する日が来る気がします。

コロナ禍は今で良かったかも

東京など10都府県では緊急事態宣言が延長されたものの、新規感染者数は下がり続けています。

東京都の新型コロナウイルス新規感染者数
東京都の新型コロナウイルス新規感染者数(東京新聞より引用)

この数値の減少は感染経路や濃厚接触者を追跡して調べる「積極的疫学調査」の規模を縮小したからだとも言われるけど、専門家はその説を否定しているようだし、どうなのだか。まだ集団免疫ができているはずがないので、感染拡大には季節性、あるいは流行の持続性には限りがあるのかな。

ただ、昨年からのコロナ禍を受けて私が思ったのが「これが4、5年後だったらもっと深刻になっていただろう」ということ。何しろ2025年には団塊の世代全員が後期高齢者になっているけど、その1/4は東京圏に住んでいるので。それに続く世代の人口も多いわけだし。

これまで高齢化社会は地方の問題と思われてきたけど、これからはいよいよ東京の番が来ます。しかも地方よりも大規模な形で。そもそも東京一極集中とは「後期高齢者予備軍を全国から東京にかき集めた」「生涯を地方で終えるはずだった人の面倒まで東京が診る」に他なりません。当然、さまざまな変化が起きるけど、中でも顕著なのは医療リソースが今以上に逼迫しやすくなること。また、要介護者は増えるのに大規模介護施設は土地の制約で建てられないので、東京には介護離職、介護待機、介護放置も増えるでしょう。そんな中でコロナ禍が襲ったら、今回よりもはるかに多くの犠牲者が出たはずです。

そろそろ日本でも投与が始まるワクチンが効果を発揮すればこのコロナ禍は遠からず終わるかもしれないけど、ワクチンの効果が限定的だったりす、ワクチンが効きにくい変異種や別の新たなウイルスなどが流行する可能性も否定できないわけです。

というわけで、コロナ禍は今だからこの程度のダメージで済んだけど、将来を考えれば東京一極集中の解消にはもっと真剣に取り組んだ方がいいと思います。

プリンタを買い替えたい

本来なら今日からの3日間は池袋でpage 2021が開催されていたのだけど、コロナ禍と緊急事態宣言により中止。残念です。


自宅のプリンタが壊れたので買い替えたいと思っています。プリンタは昔のような必須アイテムではなくなったけど、やっぱり自宅にあれば便利です。

ただしインクジェットプリンタはもう懲り懲り。過去に何台も使ってきたけど、たいてい2年かそこらで故障します。インクカートリッジを認識しなくなったり、フィーダーが用紙を引き込まなくなったり。そして修理代も高く、買い替えを促されてしまうという。

よって次はレーザーにしようかと。自身の利用頻度と筐体サイズ、そしてお値段も考慮するとA4モノクロ機で十分。B4やA3、あるいはカラーで印刷したい時は近所のコンビニなりイオンに出向けばいいので。

でも、フラットベッドのスキャナ機能は欲しいところです。自炊用のドキュメントスキャナは持っているけど、例えば3枚綴りの納税用紙などのスキャンでは紙詰まりしがちなので。プリンタとスキャナの一体型ならコピー機にもなるし。

他方、FAXやADF(オートドキュメントフィーダー)はいらないから最下位モデルでOK。ならば選択肢はCanon Satera MF262dwとbrother Justio DCP-L2535Dの二択でしょう。

差し当たりプリントの解像度はJustioの方が高いけどデザインはCanonの方がスッキリしています。まあそこは好き好き。

他に気になるのはトナーカートリッジのお値段。Canonは純正品で5,000円ちょっとするけど互換品なら半額以下でも買えます。

対してbrother用は純正品こそ8,000円を超えているけど互換品はとても安価。

ならばbrotherの方がランニングコストは良さそうですね。たくさんプリントするならの話だけど。ライトユーザにはこのくらいの値段の差は気にならないかな。

まあ、今すぐ必要ってわけではないから、もう少し悩んでみようと思います。