Mac版のXORで、サブスクリプション契約後にアプリが利用できなくなる障害の件、原因はアプリ側の誤動作でした。
修正バージョンがすでにMac App Storeよりリリースされていますので、試用期間中の方は頃合いを見てアップデートしていただけますよう、お願いいたします。
Mac版のXORで、サブスクリプション契約後にアプリが利用できなくなる障害の件、原因はアプリ側の誤動作でした。
修正バージョンがすでにMac App Storeよりリリースされていますので、試用期間中の方は頃合いを見てアップデートしていただけますよう、お願いいたします。
本日、Mac版XORのサブスクリプション契約において、致命的な障害が発生していることが判りました。
具体的には1ヶ月の試用期間終了後、「月間サブスクリプション」ボタンをクリックしてサブスクリプションの開始手続きを行っても、アプリを使用できるようにならないというものです。
該当の問題に直面されたユーザ様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
早急に原因を究明してアップデートをリリースできるよう努めます。
FROGFISH.JP代表 與賀田孔明(よがたみちあき)
XOR for Windowsの対応OSはWindows 10のみで、Windows 7はサポートしません。これはWindows 7がMicrosoft Storeに非対応なためです。
また、現在のMicrosoft StoreではWindows 8および8.1向けのアプリは登録できないので必然的にWindows 10オンリーのアプリとなっています。
なお、私が昨年まで在籍してた某大手ドキュメント制作会社では「いまだにPCがWindows 7なのでXORを導入できる状況ではない」とのこと。それでも、かなり古いPCを使い続けているので遠からずそれらが寿命を迎え、チビチビとWindows 10機に置き換わっていくとは思いますが。
もっとも私がいた部署では最高峰ツールであるProof Checker Proを導入済みだったのでXORは不要かもしれないけど。
ただし、大手の社員であっても在宅勤務だったり、あるいは大手と取引のある下請けのフリーランスの製作者などにはXORがフィットすると思います。月額2,000円というサブスクリプション費は一見余計な出費に思えても、導入して得られる時短や品質確保の効果を踏まえれば軽くペイする額でしょう。
いわゆるGAFAにMicrosoftは含まれていませんよね。業績はいまだに好調らしいけどスマホでAndroidに出し抜かれて以来、存在感はすっかり薄れました。WindowsやOfficeはもはやインフラのような位置付けなのかも。
さて、PDF比較アプリの『XOR for Windows』をようやくリリースできたので、大手ドキュメント制作会社に勤めるかつての同僚に連絡を取ったところ「当面は導入できない」とのつれない返事。理由は「まだ社内のPCがWindows 7だから」だと。そう、XORのサポートOSはWindows 10のみ。Windows 7にはMicrosoft Storeがなく、対応するには別バージョンを作ったり、流通やコピープロテクトなど面倒なことが多々出てくるので。
よってさっさとWindows 10に乗り換えてほしいところ。メーカーから購入したWindows 7搭載PCは今でも無償でWindows 10にアップグレードできるだろうから。ただし、ドキュメント制作会社は印刷業の一部。総じてITには疎くPCの環境にも無頓着な傾向があります。個人で活動されている人には最新技術に敏感な方もおられるのですが。
加えてWindows 7へのMicrosoftのサポートが来年1月14日に終わるとはいえ、マルウェア対策さえ万全ならセキュリティアップデートが提供されなくなっても、使い続けて特に問題がなさそうなのも事実。考えられる不都合といえば、PCが故障して買い換える際はWindows 10搭載機になり、社内のOSが二種類になる点ぐらいかと。
ならばWindows 7はまだまだ延命できそうな気配。つまるところWindows 10に乗り換えさせるだけの魅力がない、もしくは伝わっていないのでしょう。
ちなみにMacの場合、毎年秋にOSの新バージョンが無償で提供され、その度に魅力的な機能が追加されるので、大半のユーザーが遠からず新OSに移行します。例えば、日本語入力一つとっても数年前のものと比べれば格段に進化していて誰もが新OSのメリットを享受しやすいわけです。
その点はMicrosoftにも見習って欲しいけど、難しいのかな。そもそもWindowsは昔から「ユーザが自在にカスタマイズするもの」という世界観で展開されてきたので。
Microsoftは今後もPCの世界では大きな役割を担っていくだろうけど、裏方に徹することになるのかもしれません。
PDF比較アプリの比較には二つの方式があります。「解析比較」と「ヴィジュアル比較」です。前者はPDFのデータ構造を解析し、要素を突き合わせて比較します。後者はPDFを画像として認識して差異を探します。XORはヴィジュアル比較のPDF比較アプリです。
ヴィジュアル比較方式のPDF比較ツールの中にはバッチ処理で各ページの比較結果の画像ファイルを書き出してくれるアプリが存在しています。
ただし、このタイプのアプリには難点もあります。例えば以下。
つまり、目視で確認する以外だとプリントアウトして赤ペンなどを入れるぐらいしか使い道がないかと。よって別の場所で作業しているDTP担当者に再修正指示を出す場合にはスキャンする必要があります。
でもXORでは比較結果をPDFに書き出すので、Adobe Acrobat Readerなどで修正指示を書いて再修正の原稿にでき、そのままメールに添付して送れます。
ヴィジュアル比較方式のPDF比較ツールの中にはバッチ処理で各ページの比較結果の画像ファイルを書き出してくれるアプリが存在しています。
ただし、このタイプのアプリには難点もあります。例えば以下。
つまり解像度と処理速度はトレードオフの関係にあります。加えて比較結果も画像ファイルなので画面で拡大表示しても粗くなるだけです。
他方、XORで書き出される検証結果はPDFそのものです。対になる両PDFのページが並んだ状態で、拡大表示すれば細部まで確認できます。
先日、東京都が提唱するスムーズビズ推進大賞の受賞企業への表彰式が行われました。スムーズビズはかつてクールビズを主導した小池都知事らしいネーミングですが、要するにテレワーク、リモートワーク。来年の五輪期間中の交通混雑緩和も見据えての。
そう、おそらく在宅勤務への要望は様々な分野で増えていきます。理由は出産・育児、親の介護、あるいは本人の健康問題など。働き続けたいけど通勤がネックになるという。会社側としても人手不足の中でベテラン社員を手放すのは大きな痛手なので認めることになるでしょう。
ただし、ドキュメント制作の会社でテレワークを実施するには課題があります。制作現場で最も信頼の厚いPDF比較アプリのProof Checker Proは「これさえあれば他は不要」と思えるほどの素晴らしいツールですが、1ライセンスが100万円超で、個人では手が届きません。しかもUSBドングルによるコピープロテクトがかかっているため、誰かがドングルを持ち帰ると他の人は使えなくなってしまいます。つまりProof Checker Proを使いたければ出社する必要があるわけです。
ならば、Proof Checker Proに代わるPDF比較アプリが欲しいところ。私はXORをお勧めします。XORは月額2,000円のサブスクリプション(1ヶ月の無料試用期間あり)なので気軽に導入でき、不要になれば解約できます。
ヴィジュアル比較方式のPDF比較ツールの中にはバッチ処理で各ページの比較結果の画像ファイルを書き出してくれるアプリが存在しています。
ただし、このタイプのアプリには難点もあります。例えば以下。
つまり、比較作業を開始してから結果を検証するまでに待ち時間が発生します。よって忙しい時などはその待ち時間がもったいなく感じることもあるでしょう。
そこでXORはバッチ処理ではなくリアルタイム比較を採用しています。昔流行った表現で言えば「WYSIWYG(What You See Is What You Get)」、アプリの画面上で各ページを瞬時に比較可能です。対になる両ページを並べて見比べることも、重ねて差異を表示させることもできます。
XORはPDF比較アプリです。修正の前と後のPDFの差を100%の精度で見つけます。
新旧のPDFを比較する方式は以下の二種類。
前者はPDFのデータ内容を解析して対になる要素を比較する方式。「どこが変わったか」だけでなく「どのように変わったか」をリポートしてくれて便利な反面、変更内容によっては差異の誤検出や検出漏れが起こります。修正の過程で追加・削除・移動が発生すると、両方のPDF間での要素のペアリングが不正確になるためです。
他方、ヴィジュアル比較方式はPDFの各ページを画像として認識して各ピクセルを比べます。こちらは「どのように」はレポートしてくれないものの、「どこが」だけは100%の精度で見つけ出します。
XORもヴィジュアル比較方式を採用しているので比較精度は100%を誇ります。
XOR for WindowsをMicrosoft Storeでリリースしました。
XORのメインターゲット、想定するユーザー層は例えば以下の通りです。
というのも私の前職がその関連だったから。
ドキュメント制作では高い品質が求められます。にも関わらず、制作業務はマンパワーへの依存度が高く、業務の効率化が進んでいませんでした。繁忙期は人員を増やし、閑散期には減らすといった具合です。「正社員は切れない」なんてのは中小企業には当てはまりません。でも、業務をもっと効率的にすれば、そいういう力づくの罪作りな経営状況を幾分改善できるはずです。
よってXORは私が取説製作者だった頃に欲しいと思ったツールを具現化したものです。
とはいえ、もちろん他の現場で使っていただくのも大歓迎。印刷会社でも手頃な新旧PDF比較ツールはきっと有益なはずです。CADの図面を見比べる用途にも使えるかもしれません。